2020年7月21日:蟹座の新月リーディング
2020年7月21日2時33分 新月ホロスコープ (東京)
7月21日(新月)から8月4日(満月)までの星模様
7月21日(火)2時33分に蟹座で新月になります。
⇒先月6月21日の日蝕(夏至と重なった新月)も蟹座でした。
蟹座が象徴するキーワードを再度、意識する新月となります。
蟹座は「母性」「家庭」「育成」「共感」などのキーワードを持つサインです。
キーワードから「誰もが安心して過ごせる環境」がイメージできます。
蟹座の新月では「居心地がよい人間関係や場所」を創りたいという気持ちが強くなります。
新月は2ハウスにあります。
2ハウスは収入と関連する場所です。
今回の新月では、生活の安定を考え生活を見直したり、
身近で信頼できる人と新しいことを始めたりするのによい機会となります。
新月には8ハウスにある山羊座の土星がオポジション(180度)です。
新月で意識したことは、思いだけではなく見える形に結実していく流れができています。
土星は逆行中なので、過去に描いた目標に再挑戦ということもありそうです。
8ハウスには山羊座の木星と冥王星も滞在し、
オーブが広めで新月とオポジションになっています。
2ハウスは自己価値を表す場所でもあります。
2ハウスと8ハウスは対になっているので、
自分と相手の価値を認め合い、互いに与えあう関係を気づくことでエネルギーが循環します。
新月を機に大きな支援を受け、新たなことを始めるということもおこりそうです。
そんなチャンスを生かすには、「価値観」の合致がポイントとなります。
自分がどんなことに価値を置いているのかを、相手にわかりやすく示すことが大切です。
新しいことを始めようと考えている方は、客観的な評価を意識した自己アピールをしましょう。
新月は蟹座29度(数え度数)で形成されます。
サビアンシンボルは「双子の体重を測るミューズ」です。
29度は次のサインへの移行を控え、価値観が揺れ動く度数です。
母の胎のように居心地のよい場所にいようか、新しい場所に行こうか…。
どちらを選ぶか、心の中に迷いが生じる時。
母の懐のように、安心・安全な場所があることを感じていれば、心の土台は安定しているはず。
あとは直感で、どちらに行くかを決めるだけ。
心が揺れる時だからこそ見えてくる、本当の気持ちを見逃さずに動きましょう。
実は今回の新月、天からの強いメッセージがありそうです。
先月の新月は蟹座0度(数え1度)で始まりの度数で形成されました。
今月は蟹座の28度(数え29度)で、終盤の度数で形成されます。
そして、今回の新月図のアセンダント(ASC)が蟹座0度(数え1度)です。
⇒先月6月21日の夏至と重なった新月と同じ度数です。
先月の新月と今月の新月はセットのように強調されています。
「初めと終わり」「アルファであり、オメガである」という聖句が思い浮かびます。
聖句の「アルファであり、オメガである」という存在は「神様」です。
先月と今月の新月には神様からのメッセージがこめられているようです。
それを表すようなことが…
今回の新月の蟹座28度(数え29度)はさかのぼると、今年の春分図と夏至図のASCになります。
ASCは始まりを表す場所です。
天の意思は蟹座28度(数え29度)に何らかの「始まり」のメッセージを込めていることが理解できます。
春分は占星術でみる2020年の始まりであり、春分図は2020年の全体運を表します。
春分図で示された全体運をより細かく3ヶ月ごとに見ていくのが、夏至図、秋分図、冬至図です。
2020年前半の動きをみる天体図で蟹座28度(数え29度)が強調され、
今回の新月につながる流れは非常に興味深いです。
春分の日のころ、世界で新型コロナウィルスの感染が拡大し、
日本でも緊急事態宣言が出されるという時でした。
占星術では2020年1月13日に山羊座で土星と冥王星がコンジャンクション(0度)
になることから、世界が大きく変化することを予測していました。
まさに、新型コロナウィルスの蔓延は世界を大きく変え始めています。
3月に誰もが世界はどうなるのかと思い、
今はそれぞれが自分の新しい道を考え始めています。
人々の意識が変わり始めた今、
天はさらなる変化が始まることを今回の新月で示しているのではないでしょうか。
それを乗り越えるには、今まで築き上げてきた良いものから新しいものを生み出すこと。
今回の新月には天からの深いメッセージが込められているようです。
● 新月 ● (7月21日〜)
新月の日は、蟹座の水星が牡牛座の天王星とセクスタイル(60度)
MCとトライン(120度)になり、天王星を頂点とする小三角が形成されています。
新月の日のひらめきは、今後の仕事や人生設計に発展的にいかせそうです。
22日に太陽が獅子座に移動します。
獅子座の季節は、集団のなかから飛び出し個性をアピールする時です。
新月での選択、気づきをもとに、自分らしさをアピールしていきましょう。
△ 上弦 △ (7月27日〜)
7月27日に太陽が獅子座、月が蠍座で上弦になります。
他者から重要な存在と思われたい、高みを極めたいという思いから、
今の自分が幼く見えて葛藤がおこりそうです。
それに合わせるように
蟹座の水星が牡羊座の火星とスクエア(90度)
双子座の金星が魚座の海王星とスクエア(90度)になっています。
思い切った行動に出たいとことですが、迷いも多くなりそうです。
蟹座の水星は7月30日〜8月3日にかけ、
山羊座の木星、冥王星、土星とオポジションになっていきます。
視野を広めるチャンスの訪れがイメージできます。
木星、冥王星、土星は逆行中ですので、過去からよき学びを得ることがありそうです。
3天体は山羊座に滞在しているので、
理想の国、平安な国づくりに影響を与えた理念や人物を研究するのもいいですね。
8月2日は獅子座の太陽が牡牛座の天王星とスクエアになります。
価値観を変える出来事がおこりそうです。
水星の動きが影響する変化がイメージできるので、学びのチャンスを大切にしましょう。
満月に向け火星が木星とスクエアになります。
考え方の違いで起こるトラブルに注意も必要です。
視野を広めて満月を迎えましょう。
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