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2020/7/4

2020年7月5日:山羊座の満月リーディング by Graha

2020年7月5日13時34分 満月(半影月蝕)ホロスコープ(東京)

 

7月5日(満月)から7月21日(新月)までの星模様 By Graha

7月5日13時34分、山羊座14度(数え)で満月を迎えます。

今年、3回目の半影月食ですが日本では観測できません。

観測地はアメリカです。
地球によって遮られる仄暗い月光がアメリカの大地に注がれます。

本影外側の半影を通過する現象ですが満月には違いありません。
7月4日はアメリカ独立記念日です。
アメリカへのメンタル的な影響が気になるところです。

 

6月21日、蟹座の1度(数え)の新月(日蝕)からスタートし
7月5日、山羊座14度で満月(月蝕)を迎えました。

蟹座が大切にするテーマは、
家族や仲間を思いやり、日々の生活が守られることです。
そしてその願いは人類共通です。

人種の違いを超えて、命の尊さに目覚めた私たちは、
これまでより大きなスケールで共感力という動力で
世界を変えつつあるのかもしれません。

激動の2020年、
安全な航海へと舵を切るため、状況を慎重に見極め、
ターニングポイントとも言える重要な流れの中にいるようです。

 

家族や私たちの守られるべき日常生活を示す蟹座と、
国家権力や社会状況を示す山羊座、

2つのサインの対立を示す満月です。

これは個人を超えたテーマにかかわることです。

世界が平和であってこそ、
安全に暮らせる環境があってこそ、
個人の自由な人生や幸福を求めていくことができます。

集団社会の変動は
個人の運命を凌駕し、自由が奪われる恐れがあるからです。

 

平和ボケしている日本人とは言われますが、

今世界で起きていることや、
平和や安全を脅かす数々の想定される危機について、
向き会わねばならない時にあるようです。

世界で何が起きているのかということです。

 

香港で中国による国家安全法が施行されました。
これまでの自由な活動はもう保障されません。

「日本の皆さん、自由を持っている皆さんがどれくらい幸せなのかをわかってほしい。
本当にわかってほしい…」
民主活動家のアグネスチョウさんの
日本へのメッセージは象徴的です。

 

さらに、
世界動向の注目エリアは、金環帯にどんぴしゃりです。

アフリカから~アラビア半島~インド~中国~台湾
この広大なエリア一帯で、異常な現象が起きています。

アフリカから発生したサバクトビバッタの大量発生は、
パキスタンからインドへと拡大しています。
食糧危機とコロナ感染拡大とダブルパンチです。
中国の記録的豪雨は三峡ダムによる甚大な洪水被害が発生しています。

そして国際社会は中国、香港、さらに台湾を無視できないでしょう。

 

満月にアスペクトするのは牡牛座の天王星。
魚座のセレスを加え、土と水の連合アスペクトを作っています。

そして聖火を守る献身の女神ベスタが
この満月と共にあることに注目したいと思います。

蟹座のベスタは、保守の姿勢を強調するでしょう。
家族や仲間の命、生活の安全を守ることに献身します。

国民の平穏な生活が守られること、
誰にとっても共通する平和や安全への願いといった共感力が
この満月を強く象徴しています。

 

天王星は、人権を守る国境を超えた国際社会の極めて具体的な対応に、
セレスは、持続可能な社会システムにかかわる育成や生産性に関連します。
魚座は慈悲心によって苦しみから救済する力添えをするでしょう。

これらは土と水のサインによる協調的な連携によって
緊張感を緩和する働きを示すでしょう。

 

逆行中の水星は、牡羊座の火星と
しばらくの間、スクエアのアスペクト取りづづけます。

ちょっと激しい主張や論争に注目。
活発なコミュニケーション。
危機意識とともに、情報交換が活発になるでしょう。

素早い対応をしなければならないような状況も出てくるでしょう。

 

本音や生身の、リアルな人情的な現象が強調されるでしょう。

保守の観点から、アナログの利点や
デジタル化の流れを考え直す傾向も強まりそうです。
推進に逆行する動きが起きても不思議はないでしょう。

 

私達の生活の未来像。
政府が計画する日本の未来像。

国家が進めようとしている計画があります。
スーパーシティ構想やムーンショット計画など、
大手企業による都市計画などビックプロジェクトがあります。

何かそれらは、国民の生活心情とはかけ離れたもののように見えます。
社会が抱える問題、高齢化社会、少子化、環境問題など様々ありますが、
私達の社会の問題を解決するだけではなく、恐らくそれは、
デジタル化による高度な監視社会の実現を意味するでしょう。

 

山羊座14度のサビアンシンボルは、
「花崗岩に刻まれた古代の浮き彫り」

山羊座は物事の完成を意味する10番目のサインです。

山羊座に至ることで語ることができる栄枯盛衰の物語。
文明の始まりから繁栄と崩壊の歴史を語ります。

歴史は繰り返される…。
そして未来の子孫へ託されたメッセージ。

古代の浮彫は、決して風化することのない智慧や
昔から語り継がれてきた物語を示すでしょう。

その民族に継承されてきた伝統や神話などの物語、
古文書などの歴史書、予言書などを学ぶことの大切さを語ります。

 

蟹座14度のサビアンシンボルは、
「東北の大きな暗い空間に向いているとても年を取った男」

東北とは鬼門のことですが、鬼門とは、聖なる方向です。
風水において大切な場所であるから、不浄であることを嫌います。

その聖なる大きな空間は虚空という闇に包まれています。
それは東北の「賢者の心」を表わしているのでしょう。

日々の生活の中で培われた深い感情は、
やがて真理に通じる強い信念の力をもたらします。

 

14度はそのサインが培ってきた精神が日常に浸透することで、
そのサインらしい文化を定着させます。

共通するのは、アイデンティに関わる深い智慧にアクセスする
異なるルートをガイドしていると言えるでしょう。
それは途絶えることのない、本流といえる水脈につながるはずです。

 

○ 満月 ○ (7月5日〜)

満月直後から月は、木星、冥王星、土星へと通過していきます。

感情の揺れも大きく、派手な展開が起きやすくなります。

自分らしい生活を維持することへのこだわり。
そして正直なところの本音。

これは守りたい、保守的姿勢と、
それを脅かす存在との格闘が始まるかもしれません。

水星は蟹座で逆行中です。
内なる声に耳を傾け、子どもの自分、正直な気持ちを見てあげましょう。

身体的にも炎症症状を引き起こしやすいので、
動揺しやすかったり、感情的になりすぎるダメージに注意したいところです。

 

7月7日は二十四節気の「小暑」

梅雨が明け、暑さが増していく目安です。
「小暑」から次の節気の「大暑」の間が「暑中」です。

 

生活スタイル、生活習慣のすべて、
人によっては自分の体質にあった食事など
考え直すべきことに向き合っておきたいところです。

とくに消化力が落ちていたら、
普段通りの食事であっても負担を強いることになり、
体調にダメージを与えます。

季節がら食中毒のリスクも高いので、
リスクある肉や魚などの動物性食品をなるべく控えて、
プラントベース(植物性食品)を中心に、
胃にやさしい食事を意識することをおすすめします。

 

▽ 下弦 ▽ (7月13日〜)

牡羊座の月で下弦を迎えます。

月は、この日から翌日にかけ、
山羊座の木星、冥王星、土星とスクエアを形成し続けます。

本来、国家や社会のルールが国民の生活の安全を守るべき、
ものであるはずことが、そうではないという危機感に襲われるような配置です。

こうした何らかの衝撃が、
私達は「こんな社会を、世界を望んではいない!」
いうことをはっきりさせるかもしれません。

または充電された心の充実感、マインドパワーが
集団的なカルマの影響から鮮やかなシフトを可能にするかもしれません。

 

いずれにせよ、
集団的なソースが強力に作用するターニングポイントと
言えるような時を迎えるでしょう。

この強い作用、危機感は次の新月につながっていきます。

 

縁あってここに生きている。
多くのつながりの中で生きている。

平和のありがたさや、
それを可能にしてきた歴史や、精神的な土壌、
大きな水脈の中で、さまざまな実感や理解を育てます。

心理面への深いチャージを可能にする重要な期間になるでしょう。
新しいスタートへどうぞ準備の時をお過ごしください。

 

⇒ 満月のクリスタルリーディングを読む

 

執筆者 【Graha(ぐらは) プロフィール】  

 

Graha(ぐらは)

 

 

 

 

 

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