2020年1月25日:水瓶座の新月リーディング
2020年1月25日:水瓶座の新月図
2020年1月25日(新月)から2月9日(満月)までの星模様
1月25日午前6時42分、水瓶座5度(数え)での新月です。
新たな枠組みの中で、自分らしい個性の花の蕾が芽吹きます。
1月20日の大寒から2月4日の立春へ
今までギュッと硬く閉じていたものが
少しずつ緩んで新しい希望が湧いてきます。
梅や桜も、枯れた枝にたくさんの小さな蕾をたくわえて、
開花のときを待ちわびているようです。
前回の新月から約一か月間は、とくに山羊座に天体が集中していました。
山羊座は「土」「ドライ(乾いた)」のサインです。
「乾いた土」から何が連想されるでしょう?
もしかしたら「成果」や「結果」を過度に追求し
気持ちのゆとりがなくなって、
体や心の声が聞こえにくくなっていたかもしれません。
新月がおこる水瓶座は「風」「モイスト(湿った)」のサインです。
乾いた土の上を湿った風が吹き抜けます。
「風」は情報、「モイスト」は人とのつながりです。
もし、社会の中で「やるべきこと」に集中し過ぎていたなと感じたら、
友人や仲間、好きなことを共有している人たちと
「自由に」情報交換してみるとよいでしょう。
そして、心と体を緩めていくと
五感が敏感になって「私らしさ」を取り戻します。
「私が自分自身でいるために」必要な情報が、
どこからかふと入ってくるかもしれません。
「元気にしてる?
こんな面白いアイデアがあるんだけど一緒にやってみない?」
という遠方の友人からのメッセージが
インスピレーションを与えてくれそうな、そんな新月です。
新月のサビアンシンボルは「先祖の委員会」 “A council of ancestors.”
家系を10代遡ると、その先祖の数は2000人を超えます。
少なくとも2000人の方々のお陰で、世界にただ一人の自分が存在しているわけです。
水瓶座はネットワークを表しますが、
この度数では、自分がその繋がりの中で生かされている、
ということを強く自覚します。
現実生活の中では、
実際に会うことがなくても通じ合っているという安心感や
必要なときにいつでもつながれるという信頼感があるでしょう。
自分は誰かに支えられている、
そして自分も誰かを支えているという感覚。
不思議な方法でよいアイデアを受け取ったり
ふと気が変わって災難を逃れたり、
良いタイミングで人と出会ったり、と
目に見えない何かに助けられていると感じるかもしれません。
水瓶座は個性化とネットワークのサインです。
必要なときにつながり合って
それぞれの資質を生かしながら
より良い世界を目指していきます。
このところ、改革、刷新、見直し、作り直しなど
社会のなかで「やるべき業務」に邁進して
死力を尽くした感さえあるかもしれません。
でも、それは、新しい時代に対応できるような
今後数年から数十年続く枠組みを生み出す
とても重要な「仕事」であったといえます。
新月のチャートでは、牡牛座の天王星を除いて
全ての天体が「社会」を示すサインにあって、
世の中の意識が、新しい社会の形を作り上げる、
という方向に集中しています。
これからどんな社会を作っていきたいのか?
個性のネットワークの一つの点として
自分はどんな点でありたいのか?
しっかりと思い描いてみましょう。
点は人の数だけあるのです。
変化の波の中で心軽やかに友人と語り合い
ときには静かに自問してみると
自然界の草木と同じように私たち人間の中にも、
春の芽吹きのエネルギーが湧き出ているのを
感じとることができるでしょう。
● 新月 ● (1月25日〜)
新月は日の出の直前におこります。
地平線の上には、土星、冥王星、木星。
そして、土星が山羊座色に染めた東の空に、
水瓶座の太陽と月が昇っていきます。
現実的な枠組み作りから自由闊達な精神性へ。
ローカルなルールや常識からグローバルで普遍的な真理へ。
これからの世の中を象徴するような新月です。
満月までの期間、芸術的・美的なことにも注目が集まりそう。
あるいは、美しさを競うスポーツかもしれません。
夢や空想の世界に浸る時間を持つととても楽しめそうです。
・1月27日、金星(魚座)と火星(射手座)がスクエア
・1月28日、金星と海王星(魚座)がコンジャンクション
・1月28日、火星(射手座)と海王星(魚座)がスクエア
1月27日~28日は歯止めがきかないほどに、
気持ちが盛り上がりそうです。
スポーツや芸術など、何かにチャレンジしてみてもよいでしょう。
パートナーとロマンチックな時間を過ごせそう。
△ 上弦 △(2月2日〜)
水瓶座の太陽と牡牛座の月で上弦の月です。
分け隔てのない平等な社会を目指すという
水瓶座的な理想だけが先走らないように
現実生活の中で実際に必要なものごとに対して社会的サポートが入りそう。
また、独創的なインスピレーションを、しっかりと形にするのにもよい時期です。
東京チャートでは山羊座土星(と冥王星)がMCにピッタリと合、
牡牛座の月がアセンダントに合です。
伝統的な様式美を通して、溢れ出る感性を表現するとよいでしょう。
あるいは、時代の変革を象徴するようなできごとがあるかもしれません。
1月11日〜2月17日までは、全天体が順行しています。
振り返りや見直し、再確認などは後にして、とりあえず物事は進んでいくでしょう。
2月3日(節分)、水星が魚座へ
言葉の美しさがクローズアップされそう。
ただし、魚座に入った水星は2月17日に逆行を開始して、ふたたび水瓶座28度まで戻ってきます。
2月17日以降、それまでに決めたことや計画したことについて
もう一度練り直す可能性もありそうです。
感性や心情で決定したことを、偏りのない客観的な視点で見直すことになるかも。
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