新月・満月読み 新月・満月読み

2019/12/25

2019年12月26日:山羊座の新月(日蝕)リーディング 

12月26日(新月)から1月11日(満月)までの星模様

12月26日(木)14:12に「山羊座」で新月(部分日蝕)となります。
クリスマスの翌日、新年に向けて気持ちが切り替わるタイミングです。

 

12月の天体の動きをみると、切り替えのタイミングが3つ続きました。

①12月3日、木星が山羊座に移動。
②12月22日、太陽が山羊座に移動。冬至。
③12月26日、山羊座で新月。日蝕。

 

①の木星の移動山羊座に木星・土星・冥王星が集まり
2020年に注目されている土星と冥王星のコンジャンクション
木星と土星のグレートコンジャンクションへの流れが始まりました。

この二つのコンジャンクションは世界的な大変化に繋がることが予測されています。

 

そして、②の冬至(太陽の山羊座入り)で、
2020年に注目されている大きな変化がいよいよ始まると感じられるようになってきます。

冬至図は来年の3月の春分までのテーマを表します。

 

2019年12月22日13:19 冬至図

 

 

冬至図では山羊座の太陽が9ハウス、
おうし座の天王星とさそり座の月がオポジションとなりASC-DSC軸にのっています。
そして、天頂に山羊座の冥王星と土星がコンジャンクションです。

 

冥王星と土星は社会の大きな変化を示しています。
そのような状況でも、確実な成果を出すために視野を広め、
今までの発想を打ち破り、目的に向かってぶれない私であることをアピールする。
そのために今の自分に変化を起こしていくことがイメージできます。

 

その変化の始まりが26日の新月になります。
日蝕の新月の影響は半年続くといわれています。

 

2019年12月26日14時12分 新月(日蝕)図 (東京)

 

 

今回の新月(部分日蝕)は、冬至図を受けて、
2020年1年間の具体的な活動テーマを考える新月となります。

 

2020年におこる二つのコンジャンクション(注★)は数十年に一度の天体配置です。
数十年に一度の天体配置も意識し、長期的なテーマを考えてみましょう。
(注★:土星と冥王星のコンジャンクション、木星と土星のグレートコンジャンクションのこと)

 

山羊座は実質的な「成果」を大事にするサインです。
理想を語るだけではなく、現実に何をするかを考えます。

 

社会や組織で必要とされるものを生み出す、
あるいは必要とされる人材になるにはどうするか。
今回の新月では未来を見つめて、今からできることを考えてみましょう。

 

新月図では、太陽と月と木星が8ハウスでコンジャンクション、
土星と冥王星が9ハウスでコンジャンクションです。
山羊座に5天体があつまり、山羊座パワーが高まっています。

 

価値観や目的を同じくする人とのつながりが深まり、
視野を広めるための徹底した研究や
思い切った発想の転換で成果を出すことがイメージできます。

 

牡牛座の天王星が新月にトラインになっているのも、
目標達成への意欲を強めています。

 

天頂には水瓶座の金星がコンジャンクションで、
牡牛座の天王星とミューチュアルレセプションで強調されいます。

 

未来の目標のイメージ化や世代を超えたつながりは、
よき成果をえるためにプラスとなります。
未来の自分を具体的にイメージし、新たな取り組みを始めましょう。

 

次にサビアンシンボルをみてみましょう。

新月は山羊座の5度で起こります。
サビアンシンボルは「カヌーを漕ぎ戦争の踊りを踊っているインディアン」。

 

仲間とともにヤル気満々で果敢に戦いに向かっていく様子がイメージできます。

 

共同体の一員として私は何をするのか?
大きな目標を達成するために個の意識を超えていくことを考えるのも、
今回の新月のテーマとなります。

 

12月に入ってすぐ、
2020年の大きな変化につながる動きがアメリカとの関係でありました。

 

日米貿易協定と日米デジタル貿易協定が
12月4日の参議院本会議で承認されました。
2020年1月1日発行になります。

 

日米貿易協定では
日本はアメリカの牛肉などの関税を引き下げ、
アメリカに自動車関連の関税撤廃を求めましたが
先送りになっています。

 

今後、自動車の関税撤廃を前提とした議論は継続するということで
「日米ウィンウィンのバランスの取れた結論を得ることができた」
と安倍首相は言っていますが、
「ウィンウィンではなく失うだけの協定」という指摘もあります。

 

アメリカの農産物が安く入ってくることで、
日本の農産物生産者への影響が心配されています。

 

日米デジタル貿易協定は
「国をこえてデジタル取引に関税をかけるのはやめる」
というのがメインのテーマ。

 

今までどおり、
関税なしでアメリカのインターネットサービスが利用できますが、
アメリカ企業が関税なしで日本で儲けられるということになります。

 

貿易に関してのルールが変わることは、
私たちの生活にプラス、マイナス両面の影響がでてきます。
今回はマイナスの影響ばかりという意見もありますが、
マイナスについてはそれぞれのレベルで対策を考えていくことになるでしょう。

 

今回の新月は大きな変化の局面で、
それぞれの分野で構成要員一丸となり、
新たな発想で変化を乗り越えていくための一歩が
始まるきっかけとなりそうです。

 

新月図を見ると、12月2日に発表された流行語大賞の
「ONE  TEAM(ワンチーム)」が思い浮かびました。

 

「ONE  TEAM(ワンチーム)」は
ラグビーワールドカップでベスト8になった
日本代表のチームスローガンです。

 

海外出身選手も多かった日本代表は
猛練習と日本の文化や歴史の勉強を通して
チームとしての文化を作り上げ、
ワンチームとなり大きな結果をえました。
そこには多くの苦労があったそうです。

 

様々なレベルでワンチームとなるため
取り組んできた人たちがいるはずです。
準備のできている人たちが、
社会の大きな変化に対応して動きだす時となりそうです。

 

今後登場してくる、外交問題、国内問題に対する
新たな取り組みにも注目していきたいですね。

 

● 新月 ● (12月26日~)

新月の2日後、28日に木星と太陽が正確にコンジャンクションになります。
続いて、射手座に滞在していた水星が29日に山羊座に入ります。

 

木星の拡大効果で
「現実的に成果を出していこう」という意欲が高まり、
水星の山羊座入りで
講じる手段も現実を見据えたものになっていきます。

 

水星は山羊座に入るとすぐに、おうし座にある天王星とトラインになります。
目に見える結果を出すために思考が活性されていきます。

 

新月で考えた目標を現実にするためによい流れができていきます。
しかし、木星の拡大効果はよいことばかりではないのです。
問題点も拡大していきます。

 

仕事や家庭のことで先送りにしてきた問題が大きくなっていることもあります。
「成果をだすため」にマイナスを把握することは大事なこと。
問題が起きたら、逃げずにしっかりと向き合っていきましょう。

 

△ 上弦 △ (1月3日~)

太陽が山羊座、月が牡羊座で上弦を迎えます。
新年を迎え、気持ちを新たにしたころですね。

 

新月で決めた目標に向かって進めてきたことに対して、
何かしっくりこない思いが湧きあがる時です。

 

月が滞在している牡羊座の支配星の火星が、
蠍座29度で7ハウスに入る直前です。

ため込んできた思いが一気に爆発しそうなイメージ。
家族や友人との間で問題が起きそうな日ですが、それが飛躍につながります。

上弦のあと火星は射手座座に移動し、より高みを目指していきます。

 

そして、1月7日に魚座の海王星と太陽がセクスタイルになります。
続いて8日に海王星と水星がセクスタイルになります。

太陽と水星に海王星の力が加わることで、思考が柔軟になります。

柔軟な発想ができることで、
いろいろな考えを取り入れることができるようになり、創造力がアップします。

 

11日の満月にむけて、
冥王星・土星・太陽・水星がコンジャンクションになっていきます。

大きな力を発揮できる組み合わせです。
満月を迎える前に、柔軟な思考を取り入れ飛躍をめざしましょう。

 

 

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