2016年2月8日:水瓶座の新月リーディング by ぐらは
2016年2月8日23時38分 新月図 (東京)
太陽 みずがめ座19゜15′
月 みずがめ座19゜15′
水星 やぎ座23゜45′
金星 やぎ座19゜24′
火星 さそり座18゜40′
木星 おとめ座21゜42′ R
土星 いて座14゜42′
天王星 おひつじ座17゜23′
海王星 うお座 8゜45′
冥王星 やぎ座16゜22′
Asc さそり座 9゜29′
Mc しし座15゜27′
ドラゴンヘッド おとめ座 23゜
2月8日23:38に、水瓶座20度で新月を迎えます。
アジア圏では春節。旧正月です。
新しい春、新生活に向けて、
気持ちとからだを切り替えていく時節となりました。
なんといっても1年のスタートは春分です。
太陽が牡羊座に入る春分は、陰陽が中和され、
新しいエネルギーを呼び込む重要な通過点です。
来る新しい春を迎えるために今どのように行動すべきなのか?
そうした強い問いかけ、多くの課題がかかる新月です。
先月の新月サインである山羊座では、
これまで活動の結果や成果、問題点を明らかにしました。
そしてこの「現実」を改革し、さらに解体し新生へと導くのが、
後に続く、水瓶座と魚座です。
そういう意味では体制維持派には脅威となるでしょう。
春分へと至るまでの2サインは、
集団的心理の力が物を言いますから、
個々の内なる声、覚醒による動機やアクションが発生しやすく、
社会を根底から変えていく流れを作っていくでしょう。
水瓶座は未来改革のサインです。
客観的に生活全体を見つめなおすこと。
新しいつながり、ネットワークをつくること。
ジャーナリスティックな視点をもつこと。
人類は現文明・社会的構造の激動を示す、
冥王星と天王星のスクエアを経過しました。
すべての人に、「変わらなければならない」という
変化の意識を刻み付けました。
今ここの「現実」にしっかりと焦点を当て、
望む変化を実現させるための模索、
舵の切り替え、シフトチェンジをしていくときです。
水瓶座20度のサビアンシンボルは、
「大きな白いハト、メッセージの担い手」です。
白いハトは平和の象徴です。
人間が思考することの限界に気がついた人は、
世界のありように心を開き、
宇宙的とも言えるような法則の存在に気がつきます。
どんな出来事も、出会いも偶然ではない。
「すべてのことはメッセージ」として届けられる。
水瓶座的オープンマインドの完成形です。
日本の首都である東京の新月図では、
4ハウスで起きます。
4ハウスは、家族、安心して生活できる家庭環境を示します。
水瓶座の心理的なフィールドとしては、
自由と平等、友愛の精神を尊重しますから、
国民感情の高まりから、真の意味での民主的なアクションが
熱を帯びるといった動向にも期待ができそうです。
新月のアスペクトは、蠍座の火星とスクエアです。
支配星である冥王星とリンクしますから、
変化への熱望、根深い動機によって突き動かされます。
信念の強さ、執念深さによって物事を強攻に進めていく
傾向を見せるでしょう。
火星は、攻撃力や防衛力を示します。
憲法改正が争点となっています。
6ハウスに位置する天王星は、国防に関する革新的な動きが生じること、
労働問題、ハラスメント、労災など、
健康にかかわる問題もテーマになるでしょう。
危険や危機が、身近に感じられる問題として迫ってきます。
私たちの生活の安全の確保や心身の健康について、
積極的な議論や試みが進むことで、習慣を改め、
生活スタイルを変えていくきっかけになるでしょう。
● 新月 ● (2月8日-)
緊張感の高い新月です。
この強い変革衝動を制して冷静に方向つけること。
どんなことにこだわっていますか?
これは「自分とは切り離せない」
と感じられることとは何でしょうか?
その信念が執念と化したその心の動機とは何でしょうか?
そこに、魂に付着した因縁的なテーマ、変容願望、
克服したいテーマがありそうです。
そのテーマに集中することで自らを乗り越え、
変容に導くプロセスが進行するでしょう。
10日は、金星と木星はトラインを結びます。
改革心を受けてルーティンの見直しをします。
組織ぐるみで環境改善、問題対策に取り組みます。
前向きに、協調的にかかわっていく姿勢が
新しい流れをつくっていくでしょう。
女子の革新的発言、活動に期待が寄せられます。
今この時に遠慮はいらない。
自分の意見をはっきり提案できることは、
風通しを良くし、相互理解を深めることにつながる。
大胆な切り口、意見は重要です。
新しいアイディアが歓迎されるでしょう。
△ 上弦 △ (2月15日-)
牡牛座の月で上弦を迎えます。
火星とスクエアを形成します。
思想的強情さ、性急なやり方が衝突や摩擦を
引き起こしてしまうことに気付き、
姿勢を改める時となるでしょう。
強攻姿勢では、重要なメッセージを取りこぼします。
これより強い緊張感はほぐれつつあるでしょう。
水星と金星ともに水瓶座へ入ります。
しがらみから離れて自由に考え行動をします。
新しいことに関わること、先進的なグループに接触したり、
異文化、異業種の人との会話や交流に
世界を広げネットワークをつなげます。
19日は雨水。
太陽は魚座に入ります。
意識のベクトルは内面へと移っていきます。
こころの中で、日々の変化を見つめていきます。
世の中を流れるムード、雰囲気にも影響されやすくなります。
20日は、木星とキロンがオポジション(180度)を取ります。
キロンは文明社会・社会制度によって傷つけられた、
弱者や被害者の存在を浮き彫りにします。
この問題に対処、救済を模索しているのは
乙女座にある逆行中の木星です。
泣き寝入りしない、声を上げ改善へと踏み出す時です。
犠牲を強いない環境つくり、新しいシステムの構築、
ホスピタリティを社会全体が必要としています。
○ 満月 ○ (2月23日-)
乙女座の月で満月を迎えます。
新月の緊張感はかなりほぐれましたが、
環境からの影響を受けすいので、
不安や恐怖をあおるような情報に気を付けましょう。
それが一番、免疫系にダメ─ジをあたえますから。
情報に対してのリテラシーが進むでしょう。
信頼できる情報、自分にとって必要な情報が
プロジェクトを前進させます。
29日、太陽は海王星と合を通過します。
変化の実感は、こころの中で起きるでしょう。
インスピレーション、直観によって大きな情報を受取ります。
▽ 下弦 ▽ (3月2日-)
射手座の月で下弦を迎えます。
土星と海王星に接触する柔軟宮のスクエアです。
今年は土星と海王星が象徴する
歴史的な転換点に立っています。
2月の下旬から3月9日の日蝕まで、
どのように考え、どんな判断をすべきなのか、
時代の岐路に立っていることを実感させられるでしょう。
3月9日は、日本では部分食が観測されるでしょう。
日蝕により、潮目が変わる時を迎えます。
どうぞ、望む変化にしっかりと焦点をあて、ご準備ください。
執筆者 【Graha(ぐらは) プロフィール】
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