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2019/10/27

2019年10月28日:蠍座の新月リーディング by Graha

2019年10月28日12時38分 新月ホロスコープ (東京)

 

10月28日(新月)〜11月12日(満月)までの星模様 by Graha

今月の新月は蠍座の5度で起きます。
時間はお昼時の12時38分です。

新月にアスペクトするのは天王星です。
天地を貫き鋭いオポジションをつくっています。

 

今回の新月のテーマは
「自分独自のテーマにコミットし、実力を身につける」です。

新しい時代を推し進める天王星とアスペクトする今月は、極めて挑戦的です。
古きを壊し、これまで動かしがたかった現実を変えていきたいと思うでしょう。

 

9ハウスの新月に対し、3ハウスの天王星です。
思想とそれに対する情報手段です。

これまでと同じことを続けていてはいられない。
新しい何かに挑戦したい。ダイナミックな向上心が強く働くため、
学びたかったことをスタートするタイミングとしてもよいでしょう。

新しい切り口で、自分の得意や人と違った個性を伸ばしたい。
今後それはあなたの強みになっていくでしょう。

 

新月のサインは蠍座です。

天秤座は、表向きのおつきあい。
蠍座は、一歩踏み込んだ関係です。
気持ちが動き、こころが響いた人との関係が深まります。

それは人間関係だけではありません。

それまで知らなかった未知の世界に対する興味に動かされ、
隠されたものごとなど、あなたにとって特別なテーマとつながり、
深めていくこともそうです。
それは翻って自分自身の成長と変容の願望なのです。

 

天頂(MC)には蠍座の金星と水星が光ります。

社会での役割、仕事における振る舞いや表現力が注目されます。
独自の個性やユニークな発想を、思想をどのように伝えたらいいのか、
その伝え方が問題です。

独自性を押し出すことで、存在感を高めますので、
自分の得意をアピールすること、プレゼンテーション力がテーマとなります。
書いたり、発表したり、対話したり、テーマに深く集中するとよいでしょう。

「伝えたい人に、伝えたいことを届ける」ために、
クリエイティブな試みが進むでしょう。

 

射手座の木星は、後半戦に入ります。

自分の哲学やポリシーをしっかりと持ち、
それに対する説得力を持ち得るように実力を磨くときです。

じっくり取り組みたいと感じている人は、
他人さまに関わりすぎず、自分の成すべきテーマに集中しましょう。
いかに集中できるかが勝負どころです。

特に固定サインの蠍座、牡牛座、水瓶座、獅子座
に影響が大きいでしょう。

 

ジャーナリスティックな配置でもあります。
ことの真相を公開し、物事をはっきりさせたいと思うでしょう。

主義主張による対立が際立ちます。
別れや脱退の動きが激しくなりますが、
ここは固定サイン同士で、簡単には変わらない。変えられない。

自分の生き方や思想、信念をかけているためにどっちもゆずらない。
頑固さはお互い様で、だからこそ相手は手応えのある人物です。
違いを超えて理解しあえれば、特別な絆がつくられるでしょう。

 

権威に対する挑戦的な動きに加え、監視や管理も強く働きます。

ここにきて水星が逆行しますから、情報も錯綜するでしょう。

蠍座の水星は、秘密や隠された情報や人の心理など、
裏側に働きます。調査や追跡が深いところに入るでしょう。
継続中の問題は、追い込みに入り尻尾をつかまんといったところ。

 

蠍座の5度のサビアンシンボルは「大きな岩場の海岸」

内面の思いが衝動的に表現される初めのステップです。
ありのままの情熱、遊び欲求や冒険心で行動するために、
現実の壁(岩)にぶつかるという体験をすることになります。

「自分の思いに対して動かしがたい現実につきあたる」のです。

人によっては無力感を感じたり、挫折の経験をすることが多いのですが、
これこそが固定サインの初めのレッスンです。

そんなことがあってもめげないように!

まだ、始まりのステップにすぎません。
あなたの「意志」に対する試しなのですね。

 

そんなわけで、今月は洗練と自己変容のプロセスを進みます。

その手応えを大いに感じてください。
それが新たな覚醒や確信を導くでしょう。
新しい発想も生み出されるでしょう。

 

2019年、今年は予想外の展開の連続で思い通りに行かない、
計画通りにいかないとった不安定な年と言えますが、

今年も残すところあと2ヵ月。年末に入って行きます。

振り返って、この先の進み方を考えます。
何を守り、何を変えるべきか。
その見極めをすると良いでしょう。

今月は、自分をとらえた興味や、深く心が動かされることに
コミットすることで、状況を変化させる深い力が働きます。

 

変わるためには、手放すことが必要です。
手放さなければ、新しく変われません。

これまで自分が必要だと思っていたものが無くなっても
無くならない自分がいます。
そんな気づきによって、自分への信頼を深めましょう。

 

● 新月 ● (10月28日〜)

 

家族や家に関係すること、突発的な出来事で
動かされるといったスタートです。

今は土用の期間中で、冬への季節の変わり目です。
体調も変化しやすく養生をこころがけたい時です。

 

新月図では月は6ハウスを支配します。
職場状況の変化といった展開も目立ちそうですが、
突然の欠勤や病欠など健康理由による影響も少なくないでしょう。

健康管理にも「未病」などの発想を取り入れたり、
ウェアラブル端末など革新的なツールにも関心が向きそうです。
新しい時代の波は、私たちの日常生活や習慣を変えていきます。

 

11月1日蠍座の水星が逆行します。
これより20日まで続きます。

物事が停滞モードになり、交通機関の遅れや
コミュニケーションのトラブルが発生しやすいので慎重にお過ごしください。
調査や調べものに適した期間ですから、
点検や再調査などに時間を使ってください。

過去を思い出したり、発見や気づきも多いときです。
心理的なワークに取り組むのも適しています。

 

△ 上弦 △ (11月04日〜)

 

水瓶座の月で上弦を迎えます。

翌5日は、火星が冥王星とハードアスペクトをつくります。
人間関係の実験的な現象ともいえるような、
ちょっとドタバタな人間劇が起きて来そうです。

別れ、そして新たなつながりへ。
有志の友と出会うこと。重要な仲間を発見するかもしれません。
垣根を超えて、つながる絆もあれば、
離れて、どこかの誰かとつながり、ネットワーク化するなど。

いずれにせよ人間関係は、分離しても、
再結合されて強化していくといった流れを見せそうです。

 

 

執筆者 【Graha(ぐらは) プロフィール】  

 

Graha(ぐらは)

 

 

 

 

 

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—- 新月とは —-
地球から見て、太陽と月が重なるときで、月の光が見えなくなります。
旧暦(陰暦)では新月から1ヶ月がはじまります。
占星術では、太陽の意志を月が受け取り、新しい目的が生まれる日
として、その月のテーマを読み取るときに用います。