【星読み】おうし座満月(11月16日)~射手座新月(12月1日)迄のトランジット by 伊藤スミレ
11月16日(満月)から12月1日(新月)までの星予報(トランジット)リーディング
日ごとに変化していく星予報(トランジット)が人心に与える影響を細やかjにリーディングします。
ピンクの文字は解釈の根拠となる占星術用語で、占星術に詳しい方向け。
詳しくない方は読み飛ばしていただき、リーディング部分のみお読みください。
○ 満月から下弦 ○ (11月16日〜11月23日)
11月17日:太陽と天王星がオポジション(180度)
今、既存の枠組みや制約から解放され、真の自由を求める空気が高まっています。常識や時間に縛られる感覚を超越する流れが訪れ、新たな可能性が開かれようとしています。これまででは考えられなかった状況やチャンスが巡り、未知なる未来への期待が膨らんでいくでしょう。自分を束縛するものを手放し、全く新しい人生観が芽生える時が来ています。あなたの自由な選択が、未来を切り開く鍵となるでしょう。
11月18日:射手座の水星と双子座の木星がオポジション(180度)
今、この時期には、あなたの中に「伝えたい」という強い衝動が湧き上がるかもしれません。考えるよりも早く言葉があふれ出し、身近な人々だけでなく、より広い世界へ自分の思いを発信したくなる傾向が強まるでしょう。SNSや配信を通じて自分の意見や感情を届けたくなるかもしれませんが、そこには思わぬ落とし穴も。感情のままに語りすぎると、大切なことまで漏らしてしまい、意図せぬ誤解を招く恐れがあります。この時期は、一呼吸おき、言葉を精査し、必要なメッセージに絞って表現することで、あなたの言葉がより深く人々に響き、信頼と共感を得られるでしょう。
11月20日:冥王星が水瓶座入り(2044年まで)
冥王星は、私たちの「魂の使命」や「深い変革」を象徴する星。その冥王星が水瓶座に入るということは、まさに時代の大きな変革の幕開けを意味します。水瓶座1度のエネルギーがもたらすのは、革新的で自由な理想を追い求めるパワー。これからの時代、私たちは古い枠を超え、「ここではないどこか」を目指すように導かれていくのです。
この時期に大切なのは、継続性のある理想や理念を掲げ、それを貫き通す強い意志。魂が望む方向に進むことで、私たちは本当の目的や使命に近づくことができます。スピード感のある変化の中で、仕事や住まい、さらには地位や役割といったこれまでの生活を手放し、新しい道に飛び込む方も増えてくるでしょう。冥王星が示す「変容」の力が、内面からあなたを支え、必要な勇気と推進力を与えてくれるのです。
11月22日:小雪の頃に太陽が射手座へと移動します。
この時期は日が短くなり、日差しも弱まり、北国では初雪が舞う冬の始まりを感じさせる季節です。射手座は、人生の困難を前向きに乗り越え、可能性を切り開く星座で、遠くまで見渡す視野と、目標が定まれば一直線に進む情熱を持っています。
この厳しい寒さを乗り越えるための準備を進める射手座の季節は、自己成長や向上心が試される時です。さらに、さそり座の影響で深まった内面的な強さを活かし、充実した人生を目指して歩む良い機会でもあります。冬の訪れを前に、自らの生き方を見つめ直し、新たな道を切り開く時が来ています。
▽ 下弦から次新月 ▽ (11月23日〜12月1日)
あなた独自の判断基準や、自分のことばで語る実力を持つこと。
今後の情報戦を生き抜くため、フェイクに騙されない、知性の覚醒が必須です。
11月23日:乙女座の月で下弦を迎えます。月はうお座の土星とオポジション(180度)です。
「下弦の月がもたらす内省のひととき:心の休息とリセットのために」
下弦の月を迎えるこの時期、新月までの静かな空気が心の奥に染みわたり、普段は気づかない感情がふと顔をのぞかせるかもしれません。思うように自分の気持ちを表せなかったり、なぜか心に重さを感じたり—そのような曖昧な感覚が広がることもあるでしょう。
このタイミングで大切なのは、オンとオフを明確に切り替えること。休むときはしっかりと休み、遊ぶときは心から楽しむ。たとえば、休日には仕事のことを一切手放し、リフレッシュする時間を意識的に取ることで、心と頭をリセットしてあげましょう。見えないプレッシャーから解放された瞬間、あなたの心は新たな視点と活力を取り戻し、次の新月に向かって穏やかで豊かな準備が整います。
下弦の月がもたらすこの内なる静寂の時期、心の声に耳を澄ませ、自分を優しく労わってください。
11月25日:射手座の太陽が、しし座の火星とトライン(120度)
「無限の広がりを感じる時期:成長への情熱が花開く瞬間」
今、あなたの心は広大な可能性に向けて開かれ、自己成長への強い願いが満ち溢れています。どんな時も、あなたを後押しする力強いエネルギーが背中を押してくれるでしょう。この時期は、内なる情熱が灯り続け、何かを語るたびに、行動するたびにその力が増していきます。
外からの雑念に左右されず、自分が本当に目指すゴールへ集中できる今、目標に向かって順調に進めるはずです。内なる情熱と力強いエネルギーがあなたを導き、夢に向かう道を明るく照らしてくれるこの時期を、思う存分楽しみましょう。
11月26日:射手座の水星が逆行開始 (12月16日まで)
「射手座の水星逆行:理想と現実をつなぐ再確認の時間」
射手座に位置する水星が逆行を始めるとき、それは「知識」と「理想」を探究する射手座ならではの、内省の旅への招待です。この星のもとでは、私たちは日常の些事から離れ、より深い精神的な価値や知恵を求めようとします。通常、射手座の水星は、理想を高く掲げ、抽象的な理念や未来のビジョンを追い求める知性をもたらします。しかし、逆行の影響下では、そのまま進む前に一度立ち止まり、自分が選んだ道が本当に正しいか見つめ直す絶好の機会です。
この逆行期間は、自分の目標や計画を再調整する時です。今までのアプローチが最適か、進路を再確認し、優先順位を見直しましょう。特に、このタイミングでは、これまで後回しにしていたプロジェクトやタスクに再び光が当たり、再開するチャンスが生まれます。新しいことに挑む前に、過去の未完のタスクを片付けることが、未来への準備になります。
さらに、射手座の水星は、精神的な成長を求めるがゆえに理想が先行しがちですが、この時期は「現実の土台」にもしっかり目を向けましょう。理想だけでは実現には至りません。今の考えや進んでいる道が、あなたのビジョンを叶えるために現実的であるかを冷静に見極め、実際に行動へ移せる基盤を整えることが大切です。
この水星逆行の時期を最大限に活かし、理想と現実を橋渡しするための基盤を強固にしていきましょう。心身のコンディションや日常の環境も整えて、未来への一歩を安心して踏み出せる準備を。
この時代のエネルギーをうまく取り入れることで、魂の本質に沿った生き方が可能となります。もしこの運命の転換期における自分のテーマや向かうべき方向を知りたいと感じたら、ぜひ伊藤スミレに相談ください。あなたの人生の「新しい幕開け」をサポートさせていただきます。
執筆者 伊藤スミレ【プロフィール】
所属:東京・代々木店
ツール:西洋占星術、フランス相貌心理学、トートタロット、タロット、手相、方位学、他
資格:心理カウンセラー、メンタルトレーナー他
西洋占星術、タロット、顔相等を駆使して、独自のセッションを提供する、占いカウンセリングのエキスパート。
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