【星読み】蟹座新月(2024年7月6日)~ 満月(7月21日)迄のトランジット by Graha
2024年7月6日(満月)から7月21日(新月)までの星模様(トランジット)リーディング
日ごとに変化していく星模様(トランジット)が人心に与える影響を細やかにリーディングします。
ピンクの文字は解釈の根拠となる占星術用語で、占星術に詳しい方向け。
詳しくない方は読み飛ばしていただき、リーディング部分のみお読みください。
● 新月から上弦 ●(2024年7月6日~7月14日)
7月7日(日)、注目の東京都都知事選挙の決戦日。
蟹座を出て獅子座に入った月は、水瓶座の冥王星とオポジション(180度)を通過します。
予想外の展開をもたらすかもしれません。
限界を感じて、気持ちが吹っ切れたり、本音、正直な気持ちが表出するでしょう。
古巣から飛び出すタイミングだったり、人によっては意味をなさない関係や依存、
悪習慣を断ち切るタイミングとなるかもしれません。
この日を境にして、人々の動きが変わってくるでしょう。
7月8日、9日、金星が天王星と60度、続いて海王星とトライン(120度)をつくります。
獅子座の月は火星と天王星とスクエア(90度)つくります。
意見や立場の違いがトリガーとなって、激情したり、大胆な行動に出たり、
突発的な事故など、トラブルが発生しやすくなるかもしれません。
正直さを隠せないので、人間関係が白黒はっきりしてしまうような展開もあるもしれませんが
横のつながりが、さらにネットワーク化して拡大していくでしょう。
個性がぶつかり合い、刺激的で活気ある雰囲気に押されて、
勇気ややる気を目覚めさせるでしょう。
獅子座の水星が双子座の木星と60度をつくります。
自説を公言することで、仲間が増えたり、互いの理解力が進むでしょう。
好奇心が情報や知識の幅を広げます。
自分らしい、表現力、伝え方のスキルを高めましょう。
7月11日、蟹座の太陽は魚座の土星と水のトライン(120度)をつくります。
金星は海王星とトライン(120度)。
方針が形づくられたり、つながりが強固になることで、
新しい道筋を創り出す重要な流れです。
今年は辰年ですが、それに象徴されるように、点在していた小川の水流が
合流し、大きな龍脈へと拡張していくようなイメージです。
すぐさま社会を変え動かすことはなくとも、
家族と地域を愛する生活者の意識が、大地的なエネルギーと一体となって成長し、
やがて世界を変えるでしょう。
今は、個々が信念を強化し、エネルギーを蓄える時でしょう。
7月12日、金星が獅子座に入り冥王星とオポジション(180度)をつくります。
夏休みが近づいています。遊びたい衝動が盛り上がります。
新時代の楽しみや娯楽、欲望の矛先が切り替わるようなインパクト、
これまでの常識をひっくり返すようなトピックが出てきそうです。
それはお金や人間関係、美意識に関係すること、
人の趣味や欲得の真相だったり、金融システムなどでしょうか。
△ 上弦から満月 △ (2024年7月14日~7月21日)
家族や仲間がつくる地域社会のコミュニティへと、つながりが拡張、
交流が活発になってあきらめや無力感とは無縁に。分断も修復されていくでしょう。
天秤座の月で上弦を迎え、キロン(被害者)とオポジション(180度)をつくります。
7月16日、太陽はキロンとスクエア(90度)をつくります。
私たちが共通に被っている被害、その傷や痛みを皆で認め、それと向き合います。
被害に遭っていいる人、孤独な立場にいる人も、声を出すときで、
その体験を伝える重要な役目にあること、
同じ痛みを抱えている人がいることを知り、つながり共有しましょう。
社会的な場や地域コミュニティに出向き、直接、リアルに人と触れ会うこと、
またそうしたサポート、ケアワーカーが必要とされるでしょう。
温かいコミュニティが創られていれば、もう引きこもる必要も、
恐れることもないはずです。
内輪の結束も大切ですが、街に出て、社会のさまざまな立場の人たちと
交流すること。意見を交換することが大切です。
7月15日は「海の日」。牡牛座の火星が天王星を通過(0度)します。
月は蠍座に入り、冥王星とスクエア(90度)、次に金星とスクエアをつくります。
怒りや不満などの感情や、情熱がはけ口を求めて表現されやすいでしょう。
特に権力闘争の火種がある場合には、注意すべき日でしょう。
(獅子座の金星)は賭け事などのギャンブル、投資など、
娯楽において大胆さを発揮するので、リスクも増大するでしょう。
7月19日は夏土用入り。8月7日の立秋まで、季節の変わり目の期間です。
月は山羊座に入り、
季節の変わり目の期間であり、夏土用は酷暑の期間ですから、
体調管理には重々気をつけたいところです。
自然災害や人災による事故が発生しやすいのも、期間の特徴ですから、
夏のレジャーシーズンですが、どうぞ、自然を甘く見ないように、
山や川、海にお出かけの際には、天気など下調べして、よく準備点検をして出かけましょう。
7月21日の満月に向かって、みんなの気持ちも、活動も盛り上がりを見せます。
いよいよ古い体質と決別するときを迎えるかもしれません。
その狭間にあって、私たちのこれまでの社会の良かったこと、悪かったこと、
その両面を理解し、客観的な理解に立ちながら、これからについて創造的に考察するでしょう。
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執筆者 【Graha(ぐらは) プロフィール】
所属:東京・代々木店、オンライン支部
占術:西洋占星術
占星術カウンセリングと、ホロスコープ・リーディング・セッション(西洋占星術の個人レッスン)を提供しています。
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