【本公開】獅子座の満月リーディング(2024年1月26日)by Graha
獅子座満月のホロスコープ|2024年1月26日 2時53分47秒(東京)
満月の星読み|獅子座の満月図リーディング
満月図とは、満月が形成された瞬間のホロスコープ。
満月図からは、新月で提示されたテーマの結果、そして、満月から新月迄(約2週間)のテーマが読み取れます。
ピンクの文字は占星術用語で、占星術に詳しい方・勉強中の方向けの情報です。
占星術に詳しくない方は、解釈文だけお読みください。
執筆者 【Graha(ぐらは) プロフィール】
所属:東京・代々木店、オンライン支部
占術:西洋占星術
占星術カウンセリングと
ホロスコープ・リーディング・セッション(西洋占星術の個人レッスン)を提供しています。
2024年1月26日 2時53分
月は獅子座6度(数え)、太陽は水瓶座6度で満月を迎えます。
自分にふさわしい豊かさと、成功イメージを再定義するときです。
現社会システムの崩壊と同時に、新しい時代の扉が開かれました。
あなたにとって本当に必要なもの、大切なもの、守りたいものは何なのか、
どういう立場をとって、どのように変えてきたいのか。
あなたの改革心が動きます。
世界には戦争や貧困、地震や火災などの被害に苦しむ人たちが存在します。
地球に起きている出来事は、誰にとっても無関係ではありません。
視野を拡張して、人間としての度量を拡げること、世界の平和を願うこと。
今の自分や世界を客観的に見て、より良い方向を選択しましょう。
その選択がつながりを変え、世界を変えていくことにつながるでしょう。
対極する2つの固定サイン
獅子座(火)と、水瓶座(風)がつくる満月のテーマ
共通するのは、より人間らしく
自由な世界へと変えていきたいという改革的な創造意志です。
獅子座は「私らしくありたい」サイン。
個性的な表現力、創造的な意志とそれに対する情熱があります。
人体では心臓や背骨に関連し、まさに生きる原動力の心臓部であり自分軸です。
そして、それを見失った時に人は元気を失います。
対する水瓶座は、地球上の様々な文化、人種や性別を超え
すべての人類、人権といった視点で世界をとらえる知性を象徴するサインであり
宇宙的な視点や科学的センスもそうです。
火のサイン獅子座が象徴する[個人の熱量ある主観]に対して
風のサイン水瓶座は[客観的でクールな知性]を象徴します。
ともに、より人間らしく自由を求める、新しい世界観で世界を変えようと試みる革命家です。
太陽を中心とした配置図であるヘリオセントリックチャートでは
地球サインは獅子座を運行中です。
太陽系おける地球に生きる人類(あなた)は
この文明の崩壊と改変の渦中にあって
主体性を持って生き生きと元気で、命を輝かせて生きているだろうか?
宇宙船地球号の乗組員として、創造性を発揮していくことがテーマです。
あなたの意志を確認し、常に選択の自由があることに注目しましょう。
「破壊と再生」をもたらす冥王星は
1月21日に水瓶座のステージへと進みました。
その前日1月20日に、日本初の月面着陸に成功のニュースがありました。
世界で5カ国目の快挙です。
つまり旧ソ連、アメリカ、中国、インドにつづく、日本ですが、
なぜ、各国がこぞって月の探査に向かうのでしょうか?
今まで未知だった宇宙領域について、人類が宇宙に向けて開発すること、
人口知能(AI)や量子力学などの新しいテクノロジーが、人類に大変革をもたらすでしょう。
冥王星の水瓶座入りと、ほぼ時を同じくして、太陽が水瓶座に入ったことで
人々の関心事は未来志向になっており
新しい可能性を求めて、あれこれと考えを巡らせています。
満月に対し木星(発展と拡大)がスクエア(90度)を形成し
固定サイン同士の直角三角形を形成します。
木星は固定の土のサインの牡牛座を進行中です。
より豊かな生活、人生にしていきたい
未来の希望を叶えるために、今年の目標をより具体的にブラッシュアップしたい時です。
そのために、利益や利害を強く意識しています。
ゆずらない者同士が向き合う関係です。
それぞれの立ち位置からの言い分がありますが
自らの立場を強化したい、改善したい、という思いはいずれも共通です。
対立を超えて、バランスをとりながら互いに生かし合う気持ちが大切です。
対抗意識を強めるならば、権力的な対立を深めてしまうでしょう。
恐らく、物事がこじれるきっかけの多くが、ささいなひと言。
先入観による思い込みや誤解、相手への理解不足です。
満月は8ハウスの月と2ハウスの太陽に配置され
アスペクトする木星は5ハウスです。
経済や景気、賃上げ(2ハウス)
国の財政運営(8ハウス)に対し
国民の生産力や投資(5ハウス)に関連します。
景気への関心が向けられ、新たな利益や、より豊かさを求めていく行動を刺激します。
海外などへと活動の場を拡げること。
海外投資、不動産、移住や行きたい場所への移動、旅行など。
レジャーやエンタメの推進、個人的な趣味などを利益につなげます。
賃上げや税金や金利などが検討されます。
現在バブル期に並ぶ株高や、
今年から開始された新ニーサなどの経済政策に注目が集まり
刺激や勢いを与えています。
お金と支配関係との対立する構造の問題でもあります。
表面的な情報や印象に踊らされないようにするといった慎重さやバランス感覚が必要です。
出生率や死亡率等、国家運営のベースとなる人口問題などもテーマとなるでしょう。
2ハウスには
山羊座の水星と火星のコンジャンクション(0度)
そして、水瓶座の冥王星も在住しています。
経済、景気推進のため、野心的な営業トークが展開されます。
経済動向の分析、アドバイザーの活動が目立つでしょう。
乗せられてリスクをとる行動にも出やすい傾向です。
潜在的にはリスク要因が含まれていることが示唆されていますので
冷静に分析的な判断ができるように
今は情報を調べ、追求して理解を深めておくと良いでしょう。
魚座の土星(制限やルールを象徴)は
月に対してインコンジャンクト(150度)で関与しています。
魚座の土星は、心の領域でこれまでの価値観、現実の枠組みを揺らがせ
手放すことや、善悪を超えた精神的な気づきを求めます。
高額なもの、そして沢山あれば豊かであるという、
経済偏重の集団社会が生み出した価値観、数の論理からは開放されて、
精神面から私にとってちょうどよい、ふさわしい、分相応の価値を意識するでしょう。
それは表層意識の自分ではなく、魂レベルからの気づきや発想であり、
エゴや主観に走らない、周囲の環境との関係をも考慮した発想に導くでしょう。
満月の月のサビアンシンボルは
獅子座6度「時代遅れの女と最先端の少女」
真っ正直に自分のハートから世界に自分を発信していくことで、
自分らしい表現の場を見つける足掛かりの体験をします。
私の情熱、ヒロイズムの思い込みの世界に留まっていては、
自分らしさを発揮して、その世界の中で真に輝く存在にはなり得ません。
自分の思い込みに気づく必要がありますが、
西洋と東洋の文明循環説のように、時代は常に循環していて、
時代遅れだったものは、懐かしい古き良き時代としてレトロな評価を得たり、
最先端といわれる動向も、真に幸福をもたらすものとなるかは、わかりません。
何が時代遅れなのか、最先端なのかも、その時代がつくり出す相対的な価値観です。
獅子座のテーマは、真っ正直に自分のハートから世界に自分を発信していくこと。
さまざまな大人の事情で成立している社会で、ギャップを感じることは当然のことなのです。
自分らしい表現の場を見つける足掛かりを得ます。
満月の太陽のサビアンシンボルは
水瓶座6度「ミステリー劇の演技者」
世の中のミステリー劇を通して、これまでと違った視点、
ジャーナリスティックな感性や世界を読み解くリテラシーを磨きます。
このミステリー劇は、誰が書いたのか?
私たちが注目している有名人や、社会を動かしている代表者たちは、
この劇を演じる傀儡(パペット)に過ぎないのではないか?
私たちはTVやメディア報道といったスクリーンで、ミステリー劇を見せられています。
それは権威や社会的地位や信頼を得たものとはいえ、形ばかりで空疎なものです。
すでに終わった登場人物が、最後の種明かしのように
背景にあった怪しい、権力にまつわりついた人間の欲や表に出なかった事情を
あたかもミステリー劇として見せてくれています。
彼らは演じているに過ぎないので、責任感はなく、ましては使命感もありません。
個人的な情熱なども皆無です。
見るべきは、そのミステリー劇のトリックであり、それに気づくこと、
出来事の真相や、結末を推理することにあるでしょう。
ミステリー劇が私たちに提供するのは
これまでと違った視点、ジャーナリズムや世界を読み解くリテラシーです。
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