1月11日（新月）から1月26日（満月）までの星模様（トランジット）リーディング

日ごとに変化していく星模様（トランジット）が人心に与える影響を細やかにリーディングします。
ピンクの文字は解釈の根拠となる占星術用語で、占星術に詳しい方向け。
詳しくない方は読み飛ばしていただき、リーディング部分のみお読みください。

●　新月から上弦　●　（1月11日〜1月18日）

地に足をつけて、どんなことが起きようともブレない自分を創ること。
目的を持って充実した時間を創り出すことがテーマです。
他人の論説や情報に気を取られ、時間やエネルギーを犠牲にしないように！

1月12日、月と冥王星は山羊座30度でコンジャンクション（0度）
その直後に月は水瓶座に入ります。
1月13日、月は天王星をスクエア（90度）を通過します。

私たちは体調や感情の変化を通して宇宙のエネルギー、メッセージを常に受け取っています。
そのことをいつも以上に感知しやすくなるでしょう。

自分の内面に集中するならば、その決意によって新しい自分を発見するでしょう。

1月12日、火星と木星がトライン（120度）をつくります。
火星は野心家の山羊座、木星はインフラなど大地の資産家の牡牛座にあり、共に土のサインです。

現実が好転へと動き出すのを見るでしょう。
現実を支えている、多くの真面目で勤勉な人たちの活動に習いましょう。

震災地に必要な物資や支援活動が前進することが期待されます。
景気のよいセットです。本領を発揮して改善へと前進するでしょう。
地に足のついた具体的なアクションへの後押しです。

1月14日、水星は山羊座に入ります。（2月5日まで）
山羊座の水星は、リアリストであり現場主義の発想で現実的に物事を進めます。

これからの情報は、これまでの結果をうけて、物事の枠組みを決めていく作業に入ります。
世間を騒がせている問題に対しては、処遇がはっきりしていくでしょう。
法などルールに手をかけていくので、立案や改正が進むでしょう。

個人レベルでは、ノイズを取り除いて、自分のプロジェクトに集中しましょう。
リアリストとして思い込みに寄らず、冷静に現状を分析し、計画を立て、必要な情報を集めましょう。

実際に機能している社会活動やプロジェクトを参考にするなど、学ぶべきことや指導者に出会うことも重要なチャンスです。
協力者や同志と出会うこと、チームの連携を強化することも重要なテーマです。

1月14日、月は魚座に入り、1月16日は海王星とコンジャンクション（0度）します。
1月16日、月は牡羊座に入り、生まれ変わるような気力の切り替えが起きます。

生まれ変わりのプロセスを体験します。
前向き、元気に活動できるように調整しましょう。
これまでとらわれてきた物事を除去して、自分にとって大切なものだけをしっかりつかみましょう。
気分がリフレッシュして、新しい事へと衝動に駆られますから、しっかり目標を定めておくことが重要です。

直感や本能的な感覚は、あなたの生命を守る重要な感覚です。
世間様の声より、自分のそのメッセージに注目してください。

△　上弦から満月　△　（ 1月18日～1月26日）

破壊と再生のドラマを体験する重要な通過点です。
これからの展望をもつことが最重要テーマです。
究極の問いをかけてください。後悔しない生き方を選択しましょう。

牡羊座の月で上弦を迎えます。
月は冥王星とスクエア（90度）を通過し、牡牛座に入ります。

冥王星の真のメッセージは、破壊から新しい創世をすることです。

闇が光へと大転換する、そして明暗がはっきりします。
地球もあなたも、新しい展望を描くことを望んでいます。

心理的に深い作用を引き起こす可能性があります。
体調の不調や、強い動揺を感じる人は、しっかり自分のからだと内面に向き合ってください。
身体の声、潜在意識は私たちの普段の思考を超えた知恵をもっていることに気づくべきです。

すでに新しい目標に向かって活動に邁進している人にとっては、
来たー、チャンス到来！新時代の始まりに歓びと展望を新たにするでしょう。

1月20日：太陽は、山羊座の最終度数（数え30度）で冥王星とコンジャンクション（0度）した後
水瓶座に移動し、二十四節気の「大寒」を迎えます。

視点を上げて、上空にいる守護天使の視点から
地上の世界、私たちの社会、日本という国、文化や習慣、経済のありよう、生活のありよう、どんな風景が見えるでしょうか？
現実の問題が見えたなら、それをどのように改善したいのか、
これからどうしていきたいのか、未来改革の活動をすることがテーマです。

考えが共通する人と出会い、改革の同志とつながることで、ネットワークが創られて行きます。
そのために垣根や立場を超えて、新しい出会いにオープンになりましょう。

社会的には人権や人道の観点から問題と向き合います。

1月20日：射手座の金星が海王星とスクエア（90度）。
金星が意味するお金や人間関係などの領域で、海王星の崩壊や混乱の影響を受ける可能性があります。

私たちの楽しみや感性を刺激し、欲望に対し、幻影をなげかけるような現象を示唆します。
お金の動き、金融、人間関係の動向に注目しましょう。
財力にまかせた投資や賭け事に関係していることもあり、大きな損失が発覚するかもしれません。

2024年1月：冥王星の水瓶座入り、第２弾！

2024年1月21日：冥王星が2回目の水瓶座入りです。これ以降2024年9月2日まで水瓶座を進みます。

太陽も水瓶座に入り冥王星と重なります。
太陽は代表者や政府を示し、冥王星は「破壊と再生」を促す強硬手段や権力を意味します。

私たちは代表者を失い、新しい代表者を見ること経験をするかもしれません。
水瓶座の冥王星時代において、かつてのトップと言われる存在は必要ありません。

やがて本格的な水瓶座冥王星時代に入っていきます。
国境の意味も変わり、国家間同士のネットワークが広がっていくでしょう。

何ごともオープンになっていくので、
日本政府も含めあらゆる組織団体、企業という狭い枠組み（山羊座）の中で
腹黒い人たちが私腹を肥やすという出来事も、やがて過去の産物になっていくでしょう。

明らかに世界のパワーバランスが大きく変化しています。
これからは、世界で何が起きているのかに無関心ではいられないでしょう。

山羊座の冥王星の「破壊と再生」の対象は、社会組織や金権的なシステムなど地上の眼に見える領域でした。
これは今表に出てきている日本の政治、中央にいる人たちの腐敗を見る通りです。

それに対し、水瓶座の冥王星が対象とするのは宇宙であり、
衛星が飛び交う空中であり、人権など人類のヒューマニティ、
個人から国家などあらゆる情報が行き交うサイバースペースと
一般には可視化できない領域へと変わっています。

世界規模の歴史的な激動の時にあって、選択肢は２つです。

未来への新しいビジョンをもって、自分の道を生き、
目的を持って楽しく活気ある時間、充実した日々を過ごすか。

現社会集団がつくり出してきた支配構造の崩壊の犠牲になるか。

どちらを選びますか？
さあ、現実に目覚めて、逃げ出しましょう！

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執筆者　【Graha（ぐらは） プロフィール】　　

所属：東京・代々木店、オンライン支部

占術：西洋占星術

占星術カウンセリングと
ホロスコープ・リーディング・セッション（西洋占星術の個人レッスン）を提供しています。

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