10月29日（満月）から11月13日（次新月）までの星模様（トランジットリーディング）

○　満月から下弦　○　（10月29日〜11月5日）

前のめりの性急さや、関係性の混乱などが伴いつつも、
さまざまな思考やアイディアが浮かび、新たなフィールドへ向かって、
勢いに乗って物事が進むとき。

発展の星・木星の対向位置を、水星＆火星、太陽が次々と通過します。
（水星＆火星とは10/29に、太陽とは11/3に、タイトなオポジション。）

牡牛座の満月図リーディングで書いた「波に乗って増していく勢い」は、
下弦（11/5）の頃まで続いていきます。

その勢いは、満月直後は性急さを伴うイメージです。

世の中全体で、さまざまな議論が熱く盛り上がり、
行き過ぎた舌戦が起きるかもしれません。

個人的にも、胸の内の感情が熱く揺れ動き、
さまざまな思考やアイディアが浮かんできそうです。

それらの過程を経て、漠然とした思いが徐々に形になり、
具体的な企画が固まっていくでしょう。

そして、希望をもって、それらのプランを実行していく流れへと向かっていくでしょう。

具体的な実践まではいかなくても、なんらかの方向性が決まったり、
新たなフィールドへと突き進んでいく気持ちが高まったりしやすいとき。

自分の気持ちに正直になって、思考を巡らせ、 次の目標へ思いを馳せてみましょう。

美と愛の星・金星は、変革の星・天王星とトライン。
次いで、幻惑の星・海王星とオポジション。
（天王星とは10/31に、海王星とは11/4に、タイトなアスペクト。）

親しさを分かち合う人間関係も、変化の波に揺らぐとき。

くされ縁のような関係から離れ、新鮮な刺激を求めたくなりそうですが、
思い込みで動くと、混乱を生み出したり、予想外の状況に巻き込まれたりすることも。

ただ、カオス状態になったときは、
自分の思い込み（幻想）に気付くきっかけになりそうです。

また、周囲に過剰に合わせたり、犠牲的に尽くしたりしないように気を付けましょう。

▽　下弦から次新月（蠍座新月）　▽　（11月5日〜11月13日）

めまぐるしい状況や心理的な変化を経ながら、
下弦頃までの勢いある流れが徐々に整っていき、
そして、次の新月に向かうにつれ、現状を打破したい衝動や決意が高まりそうです。

今回の下弦からの約１週間は、星々が次々とイベントを起こすため、
状況や心理的な変化がめまぐるしいかもしれません。

次の新月までの時期を二つに区切って、読んでみましょう。

＜１１月５日～１１月９日＞

コミュニケーションの星・水星が、三つのトランスサタニアンに次々とアスペクト。
天王星とオポジション(11/5)、海王星とトライン(11/7)、冥王星とセクスタイル(11/9)

満月から下弦までの１週間で、浮かんできた考えやアイディア、
あるいは活発な議論などが、大きな流れの中で変容するかもしれません。
重要なプランが決まる場合も。

予想外の展開かもしれませんが、ある程度、流れに乗ってみたほうが、
当初の考えよりも多くの人に受け入れられる形で、一区切りつきそうです。

美と愛の星・金星は、究極の変容の星・冥王星と11/6にタイトなトライン。
そして、11/8に天秤座に移動します。

人間関係のカオス気味のムードは、下弦を越えると、落ち着きを見せます。

混沌を経て、これまでよりも関係が深まったり、
誰かとの関係の真実に気付き、絆が新たな形で蘇ったり、自然に離れていったり…。

なんらかの必然的な流れを経て、
もっと人間関係を積極的に楽しみたいモードへと切り替わっていくでしょう。

＜１１月１０日～１１月１３日＞

コミュニケーションの星・水星は、11/10に射手座に移動して、
土星とスクエアになります。

11月10日になると、思考コミュニケーション、手作業の流れが変化します。

仕事などの作業で大風呂敷を広げると、シビアなチェックが入りそう。
ひらめきで話を進めると、根拠を求められるかもしれません。

意識的にペースを落とし、細部まで丁寧に目を配れば、ミス防止につながるはず。

また、これまで順調に進んできた話や企画に、急に見直しがかかる場合も。
多少不満でも、現実に合わせて修正すれば、より完成度が高くなるでしょう。

情熱と闘争の星・火星は、11/12に天王星とタイトなオポジション。
次の新月が近づくにつれ、太陽も、天王星のオポジションへと接近。

次の新月に向けて、不満のある現状を打破したい衝動が高まるとき。

天秤座新月（10月15日）の後、一ヶ月間、十分考え、プランを練り、心の整理をつけてきた人は、
次の蠍座新月（11月13日）後に向けて、行動の準備を始めましょう。

けれども、衝動的な行動は、周囲に混乱や不和の種を蒔くことになりやすいので、
いったんクールダウンを。

また、何かを切り離すのに向いている星回りです。
新月前の時期にふさわしく、不要なものとはサヨナラしましょう。
いつもの新月前以上に、潔くキッパリと縁を切ることができそうです。

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執筆者　【天音 絢文 プロフィール】　　

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