【星読み】天秤座新月(10月15日)~ 牡牛座満月(10月29日)迄のトランジット by 天音絢文
10月15日(新月)から10月29日(満月)までの星模様(トランジット)リーディング
日ごとに変化していく星模様(トランジット)が人心に与える影響を細やかにリーディングします。
ピンクの文字は解釈の根拠となる占星術用語で、占星術に詳しい方向け。
詳しくない方は読み飛ばしていただき、リーディング部分のみお読みください。
● 新月から上弦 ●(10月15日〜10月22日)
潜在的に抱えている不安材料や、過去からの負債のようなものに目を向け、
現実的に対処し、ひとつの区切りをつけていくときです。
天秤座の太陽と水星は、ドラゴン・テールと重なりながら、
冥王星とのスクエアへ接近。(タイトなスクエアは10月21日)
同時に、蠍座の頭にある土星とのトラインへと近づいていきます。
新月から上弦までの期間は、
どちらかといえば、重苦しさを感じる雰囲気があり、
社会全体が、集合的な影の問題に向き合う時期といえるでしょうか。
過去から持ち越された、負債のようなものに目を向け、
根本的な解決を迫られるような流れです。
天秤座新月リーディングで少し触れましたが、
個人的にも、過去から続いている、断ち切れない縁やつながりのようなものが、
未来に向けての幸せの妨げになっている人は、
真剣に取り組み、なんらかのピリオドを打っていく必要があるでしょう。
星の動きをみると、
常識的かつ冷静に判断し、腹をくくって現実的な対処をすることで、
潜在的な不安材料をひとつ手放し、なんらかの区切りがつきやすいときです。
金星が、火星とセクスタイルを組みながら、木星とのトラインへと近づいていきます。
(タイトなトラインは、10月22日)
全体的には、上で書いたように、ややシリアスなムードの一週間ですが、
嬉しいことに、恋愛を含めた、愛や楽しみを分かち合える人間関係は、
発展的な兆しがあります。
特に問題がない人は、
心地よく過ごせる人たちと交流しながら、羽を伸ばして過ごすのも楽しそう。
ややマニアックな趣味やはまっていることをシェアすると、
意気投合できるかもしれませんね。
また、もし気が重いことがあっても、
親しい人たちの存在によって、なぐさめられる気分になるのではないでしょうか。
△ 上弦から満月 △ (10月22日~10月29日)
満月に向けて、心身のエネルギーがどんどん上昇する兆し。
何事にも集中力をもって、全力投球を!
太陽が10月24日に、水星が10月22日に、
それぞれ蠍座に入り、土星とのトラインをとったあと、
水星と火星は、木星とのオポジションへと向かっていきます。
上弦を過ぎると、星回りが一変し、空気感も大きく変わるでしょう。
上弦までの心の深い部分がざわつくような気配が落ち着き、
満月に向けて、心身ともにエネルギーがどんどん上がっていきます。
あちこちに興味が分散していたかたは、
興味の対象や、関わる人たちの範囲を絞り、
その分、思う存分、情熱やエネルギーを注ぎ込むと、
心弾むような高揚感を味わえるでしょう。
仕事も、集中力を発揮して、目標をクリアしやすいときですね。
何事も全力投球で臨むほど、ポテンシャルを引き出すことなりそうです。
また、新月から上弦頃(10月15日~22日)に、心境や状況の変化が起きた人は、
上弦以降、気持ちを切り替え、
新たな目標や追いかけたい対象などが見つかりやすい流れを迎えるでしょう。
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執筆者 【天音 絢文 プロフィール】
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