双子座の新月リーディング(2023年6月18日)by Graha
双子座新月のホロスコープ|2023年6月18日13時36分(東京)
双子座新月の星読み~新月図リーディング~
新月は、地球から見て太陽と月が重なるときで、月の光が見えなくなります。
新月図リーディングでは、新月を太陽の意志を月が受け取り、新しい目的が生まれる日と考え
新月図(ホロスコープ)から次の新月迄(約4週間)のテーマを読み取ります。
ピンクの文字は占星術用語で、占星術に詳しい方・勉強中の方向けの情報です。
占星術に詳しくない方は、解釈文だけお読みください。
2023年6月18日、双子座27度(数え)で新月を迎えます。
立ち止まって、自分らしい軌道修正が必須です。
あなたの知りたい、行きたい、会いたい、挑戦したいが重要なナビ情報です。
「人生の主役はあなた」であることを忘れすに!
双子座の新月は、海王星とスクエアを形成し9ハウスに位置します。
カーナビも目的地をキチンと伝えなければ、行きたい場所に行くことが出来ません。
これから先は行き当たりばったり、過去に設定したオート走行のままで行くなら、ちょっと危険です。
早い月日の流れの中で、意識的に立ち止まらなければ、流されてしまいます。
早くも2023年も半分が過ぎました。
3日後には夏至という1年のサイクルの節目を迎えます。
これまでの活動、個人的な努力、目指してきたことは、新たな段階に入ろうとしています。
海王星がもたらす夢や無意識の声、スピリチャルメッセージを受け取る。
自分らしい成長欲求や目的意識に対して、今現在、置かれている環境、
社会状況とのギャップ、疑問や不安の狭間で迷いが生じているかもしれません。
これまでの取り組み方や努力は、そもそも自分にとって適正なのかどうか?
本物の充実感や喜びが得られるライフワークを目指したい。
現在の選択は、自分らしく、魂を向上させる取り組みなのか考え直してみる。
疑問を持って、自由に他の選択肢について考えてみる、調べてみることも必要かもしれません。
自分を最適化するための軌道修正が必要となる新月です。
双子座の支配星は水星です。その水星も双子座にあり、
知的活動、情報スキル、コミュニケーションが強調されます。
「個人の成長力」を示す双子座のテーマは、
自らが行動し活動を拡げるための手段、実力を持つことです。
人生の選択肢を拡げるために学ぶこと。
世界に対する興味、好奇心、探求心は魂の進化にとって大切です。
特にこの「風の時代」に自分らしい生き方を模索し、
獲得するために、とても重要な精神であると言えるでしょう。
ぜひ、自分の好奇心や興味に向き合ってください。
獅子座の金星と火星、牡牛座の木星と天王星は、固定サインにあって
独自の自己表現や個性を積極的に主張し合います。
双子座の罠として、人との比較や過度な競争心やライバル意識があります。
成長の欲求からくるエゴ的側面であり、苦しみの元となりますが、
私は「私の道を行くのだ」といった開き直りと正直さによって、
気持ちの切り替えも早く、あなたの実力、モチベーションアップにつながるでしょう。
自分で判断する力を持つこと、自分軸を強化してください。
自分らしさを臆することなく、むしろ積極的に自己表現すること。
自分の役割や目的に対する目覚めに応じて、立場や活躍の場が決まっていくでしょう。
双子座の水星は土星とスクエアを形成し、土星は逆行に入ります。
土星は、自由に動き回るものをコントロールし、監督する働きです。
「初心に還ること」や、自分が真に求めていることにフォーカスして、
自分がどこに行きたいのか、楽しいのか、苦しいのか、無理していないか、
魂の喜び、充実感を得られているかどうか点検してください。
立ち止まって、考え直したり、考えを整理する必要があります。
私達は情報過多の世界に生きています。デジタルデトックスを試みたり、
意識的に時間やエネルギーのロスをチェックし、自分にとって重要なものと、
不要なものを努めて仕分けられるようにすると良いでしょう。
新月のサビアンシンボルは、双子座27度(数え)「森から出てくるジプシー」
あなたにとって相応しい実力発揮のステージを得ることがテーマです。
これまで努力してきた成果を発揮するために森を出て、
活躍の場に繰り出すことを示すシンボルです。
その学びの知識や身につけた技能は、生かすために成されてきた努力ですから、
ここにきて新たな段階に入ったことを意味します。
つまり(双子座での)独自の学習タイムは終了になります。
数秘による「27」は9の属性です。9ハウスの意味をさらに強調します。
それは自分にとって相応しい世界へと旅立たせること。
積極的に自分を新しいステージに引き上げる努力をすることを意味します。
新月は海王星(見えない物事)と土星(制限)からのスクエアの関与により、
現状は不透明で複雑な要因に取り囲まれています。
考えていることが即実行できない、思い通りにいかない傾向が強く、
これまでとは異なるチャンネルからの情報、無意識のメッセージ、より高次の情報、
または新しい世界観が必要です。
また身近なところで、世界で、今、何が起きているのかを知ること。
これまで隠されてきた多くの情報に触れるチャンスでもあります。
興味を持つこと、問題意識を持つことが重要です。
新月は9ハウス(開かれた議論・公開情報)にあり、
10ハウス(結論)と11ハウス(未来)に関連します。
現在、日本ではさまざまな法律や法改正が、まるで民意を無視して、
計画を推進するがごとく、次々と可決、成立、実施へと流れているように見えます。
海王星の崩壊感覚により、真意の見えない不安定な要素、未来への懸念が、
新たな可能性を生み出す活動へと向かわせるでしょう。
新月のチャートが導く目標(MC)は蟹座。月が流れを変える可能性があります。
女性の活躍、民意の高まりを予見する配置です。
生身の人間であれば、危険か安全か、好きか嫌いか、
正直な感想を持つのは当然のことです。
身近な仲間と、本音を語り合うこと、自由に議論すること、
女性の視点にたった意見、お母さんの意見、個人が声を上げること、
発言する人が増えていくことで「民意」が力を発揮していくでしょう。
新月図では、開始の行動を示すアセンダントは天秤座で、
その支配星の金星は、獅子座で10ハウスに位置します。
会いたい人に会いに行く。その人の話を聞きに行く。
あなたが学びたい人のところに行って、自分の見識を高めましょう。
自分らしさをさらけだして、お互いを理解することで仲間意識が高まります。
個性の違いを楽しむこと、関心を持って接することは相手を尊重しているという証です。
世相の傾向|変動する世界のパワーバランス。不可解なトップ達の動き。
4月20日の日食は、水瓶座に入った冥王星とスクエアを形成しました。
それ以降、世界のパワーバランスが変動し、新たな世界観が生まれています。
今までの枠組、常識、ルールが通用しなくなったため、つまりゲームチェンジによって、
世相が混乱していく様を見せられているかのようです。
太陽は、代表者(社長やトップ層)や政府を示します。
海王星の関与により、リーダシップは期待できず、存続すら危ぶまれる傾向です。
ここに来て、代表者やトップの立場や判断がおかしい…
これまで通りには行かない状況に追い込まれているなど、その要因は不透明です。
双子座は「ライバル」の存在と「競争」を示唆するサインですから、さまざまな攻防があるでしょう。
地位の失脚、崩壊、策謀、漏洩、トラップ、スキャンダル、フェイク…あらゆる手段があり、
決して表面上で判断することはできません。
世界は表もあれば裏もある、表裏の構造になっていることを意識してみましょう。
アメリカでは、来年の大統領選挙を前に、さまざまな出来事が展開しています。
トランプ元大統領の逮捕など、アメリカは赤と青の攻防が展開しています。
アメリカの情勢は、日本の政治、経済への影響を免れませんから、注目する必要があるでしょう。
☞ 次ページ:双子座新月(6月18日)~ 山羊座満月(7月3日)迄のトランジット
執筆者 【Graha(ぐらは) プロフィール】
所属:東京・代々木店、オンライン支部
ツール:西洋占星術
占星術カウンセリングと
ホロスコープ・リーディング・セッション(西洋占星術の個人レッスン)を提供しています。
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