新月・満月読み 新月・満月読み

2023/3/21

牡羊座の新月リーディング(2023年3月22日) by 今田ちえ

牡羊座の新月ホロスコープ|2023年3月22日2時23分(東京)

2023年3月22日:牡羊座の新月図

 

新月の星読み| 牡羊座の新月図リーディング

新月は、地球から見て太陽と月が重なるときで、月の光が見えなくなります。
新月図リーディングでは、新月を太陽の意志を月が受け取り、新しい目的が生まれる日と考え
新月図(ホロスコープ)から次の新月迄(約4週間)のテーマを読み取ります。

ピンクの文字は占星術用語で、占星術に詳しい方・勉強中の方向けの情報です。
占星術に詳しくない方は、解釈文だけお読みください。

 

2023年3月22日2:23、牡羊座1度(数え)で新月です。

今を生きる自分という純粋な意識で
ふみこんだ環境や時代の変化と呼吸を合わせながら
あたらしい在り方をつくりだしていくとき

春は出会いと別れの季節。ひとつのプロセスを終了して、つぎの段階へとむかうときですね。

学校等のカリキュラムを卒業し、つぎの入学をひかえているかたも、
周囲の人のそういったイベントから、新鮮な変化の風を受けとっているかたもいらっしゃるでしょう。

新月に、空の星たちがしめす雰囲気もまさに、
終わったばかりの体験のあたたかさを背中に残しながら、
未知の世界へとふみだしたばかり、といったみずみずしさをあらわしています。

3月21日の春分とほぼおなじタイミングで起きる新月です。

あたらしい学校に入学すれば、オリエンテーションを受け、1年間のカリキュラムを組みたてます。
そのような具体的なイベントがない方も、おなじように1年間の見とおしを立ててみてはいかがでしょうか。

この時期は毎年、新年度ではあるものの、今年はとくに切りかえ感がつよいです。
人生の大きな節目になりますよ、といってもいいくらいです。
すでにそういったご自身の変化を感じとっていらっしゃるでしょうか。

それは、以下のような星のイベントがあるからです。

 

3月23日:冥王星が山羊座から水瓶座へサイン移動します。

この大きな星のイベントについては、別途記事にまとめましたので、読んでみてください。

冥王星の山羊座から水瓶座へのサイン移動

 

 

日本全体の世相を表す東京の新月ホロスコープの詳細を分析

新月がおこる牡羊座1度(数え)のサビアンシンボル(ジョーンズ版)は

女性が水から上がり,アザラシが上がって彼女を抱く
A woman rises out of water, a seal rises and embraces her.」

あたらしい世界にでてきたばかり、本能的にまわりのようすを感じている状態。
まだ自覚的な行動をおこすにはいたらない。

新月は魚座の海王星、牡羊座の水星と合。
また、そのふたつの惑星、海王星と水星のミッドポイントに位置します。

イメージを知覚的にとらえる。
インスピレーションをアイデアにかえる。
過去の体験よりえた要素が、組みなおされてあたらしい意味をもつ。

海王星・新月・水星は、双子座の火星と90度で、山羊座の冥王星と60度。
火星と冥王星は150度。火星と土星は120度。
新月をふくむディスポジターは火星と水星のミューチュアルレセプションに集約される。

あきらめずに、慎重に、アイデアを実行する、が肝心。

ノーアスペクト(オーブ5度以内で)の天王星はファイナルディスポジターの金星へ。
牡羊座の木星がノーアスペクト。

あたらしい価値観や見とおしを、すでにある何かに頼らず
独自に模索する欲求が全体の雰囲気をひっぱる。

 

2023年3月22日(新月)から4月6日(満月)までの星模様(トランジット)リーディング

日ごとに変化していく星模様(天体のトランジット)が人心に与える影響を細やかにリーディングします。
青文字は解釈の根拠となる占星術用語で占星術に詳しい方向け。
詳しくない方は読み飛ばして、リーディング部分のみ読んでください。

 

● 新月から上弦 ●(2023年3月22日~3月29日)

3月25日:火星が蟹座へ〔2023/3/25~5/20〕
2022年8月から逆行期間をふくみ、通常より長く火星が双子座にありました。

およそ半年間のあいだに、ふだんしないような選択を試したり、自分の意志ではないものにふりまわされるような体験をしたりしてきたのでは。その過程を経たことで、現状への対応力がぐっとあがっていると思います。選択できる手段も増えているのではないでしょうか。ここから2ヶ月間は、家族や属する共同体、大切に想うもののために実力を発揮していくことになるでしょう。仲間と力をあわせて何かをするのもいいですね。

3月28日(水星が木星とかさなる)

とくに新月頃から手探りしていたイメージやビジョンが明確なアイデアになり、考えを多くの人に伝えるかもしれません。考える、話し合う、読む、書く、などがはかどり、発想も広がるでしょう。チャンスをみちびく情報を手にすることも。

 

△ 上弦から満月 △ (2023年3月29日~4月6日)

3月29日11:33 蟹座で上弦の月が形成されます。
上弦図の月は蟹座9度(数え)、太陽は牡羊座9度にあります。

個人的な想いや展望を実行していくなかで、共感しあえる仲間との出会いもふえていくと思います。
力を合わせるからできることもあれば、自分の個性や考え方をどのように表現していくのか、
相手とのやりとりを通さないと見えてこない部分もあり、プレッシャーを感じたり迷ったりする場面も多いでしょう。

いったん信頼感が生まれれば、すっと心が溶けあって安心の場をつくりだせるはずなので、あせらずにコツコツといきましょう。
自身も歓びを感じられるようバランスをとりながら、その場のために何ができるのかを考え相談し、責任や役割をはたしていくとよさそうです。思う以上の収穫があるかもしれません。

月が位置する蟹座9度(数え)のサビアンシンボル(ジョーンズ)は
A tiny nude miss reaching in the water for a fish. 水の中の魚へと手を伸ばす小さな裸の少女

あたらしい体験や相手と、やわらかな受容性とみずみずしい感性をもって親しんでいきます。

太陽が位置する牡羊座9度のサビアンシンボルは
A crystal gazer. 水晶占い師

時代のあたらしいエネルギーを受けとめた個人の意識が、これから起こる出来事や物語として認識します。

 

3月31日:火星が土星と120度。金星が天王星と合

今の自分が大切にしたいこと、その魅了をどのように表現していくのかがつかめそうです。社会的な意味をもつ行動につながりやすいと思います。また、ハッと心惹かれ、これから長く関わっていくものに出会うかもしれません。

4月4日:水星が冥王星と90度。水星が牡牛座へ〔2023/4/4~6/11逆行期間をふくむ〕

言葉のコントロールやシリアスな状況について真剣に考えるきっかけがありそうです。気になるものごとを追求すると、これまで分からなかったことが理解できるでしょうか。ここからおよそ2ヶ月間は、体験にもとづく確かな意見や考え方が重宝される傾向。実感をとおして自分なりの理論を練り上げていくのもいいですね。

4月6日 天秤座で満月

満ちて手放すものがあり、手にするものがあります。

 

⇒ 新月のクリスタルメッセージを読む

 

次回、4月6日の天秤座の満月リーディングは、満月形成時に公開します。
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執筆者 【今田ちえ プロフィール

 

今田ちえ

宮崎支部・オンライン支部所属。

ツール:心理占星術、タロット、インナートーク

ホロスコープ、タロットカード、インナートークをつかい、イキイキと日々をすごし、望みをかなえていくお手伝いをいたします。

 

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