水瓶座の満月ホロスコープ｜2022年8月12日10:35（東京）

満月の星読み｜水瓶座の満月図リーディング

満月図とは、満月が形成された瞬間のホロスコープ。
満月図からは、満月から新月迄（約2週間）のテーマが読み取れます。
ピンクの文字は占星術用語で、占星術に詳しい方・勉強中の方向けの情報です。
占星術に詳しくない方は、解釈文だけお読みください。

2022年8月12日10:35、満月を迎えます。
月は水瓶座、太陽は獅子座の20度（数え）で形成されます。

自分らしく生きることの責任と、自分に返ってくる反応を
大切なメッセージとして受け入れ、自分をより拡張していく気づきの満月。

水瓶座と獅子座は、主観と客観、主人公と観客の関係です。

私の主張、自己表現がどのように伝わったのか。
相手や周囲から返ってきた反応を真摯に受け取る必要があります。

それはあなたに向けられた要求であり責任ですが、
それに対する見極めや判断をしっかり示す時でもあります。

「すべて私がつくりだしている」「私の行動は私に返ってくる」という原理を知ることで、
自分と相手との温度差、環境とのギャップを解消するでしょう。

自意識過剰や、思い込み、一方通行、自己満足に陥ってしまう危険を回避しましょう。

自分を曲げない、自分に嘘をつかない、正直に生きたい。
その思いの強さによって、分離や孤立をつくりだす結果へと、はじかれる場合もあるでしょう。
これまでの関係や環境、古巣から離れるために必要な判断のひとつでしょう。

重要なことは、自分が拡張し開かれた感覚や、つながりを獲得することです。
それは宇宙的な時間の流れにアクセスすることを意味するでしょう。

満月は革新を意味する天王星と、責任を示す土星とハードアスペクトを形成し、
４ハウスと10ハウスで起きます。

天体が示す意味の通り、改革の圧力と責任がダイレクトにかかります。
それは政府や代表者に（10ハウスの太陽）に向けられます。

逃げも隠れもできず、その問題、その責任に向き合い、
説明や要求に応え、白黒はっきりさせ、打開策を打ち出さなければなりません。

要求する側は（4ハウスの月と土星が示す）国民感情であり、
不信や不安、生活事情や国土の安心と安全を求める声に対する明確な応えです。

様々なリアルな当事者の声があり、真実を要求する声が高まります。

これまで有効だった設定が変わりました。ゲームチェンジです。
ルールが変わったことを実感させられるでしょう。

お盆休みに入り、終戦記念日を迎えるというタイミングです。
8月は過去の戦争や先祖が生きた人生について思い返すときです。

時間軸を超えて、世代を超えて、過去が掘り返されます。
死者たちも黙っていないでしょう。不可思議な力が働きそうです。

MCに金星が輝き、冥王星とのオポジションの軸が重なります。
金星は天秤座のセンダントの支配星です。

現在起きている問題、この顛末を受けての対応が示されます。
注意を惹き付け、受け狙い的なパフォーマンスにも見えるでしょう。
それは女性の登用など顔ぶれや、お金の対策などに示されるでしょう。

岸田内閣が急いだ内閣の改造や賃金などの改正などを象徴するでしょう。

人の動きが変われば、お金の流れも変わります。
お金や人の動きは注視され続けるでしょう。

月のサビアンシンボルは水瓶座20度『大きな白い鳩、メッセージの担い手』

獅子座は、情熱を自分のハートから外へ表現する火のサインです。
それに対して水瓶座は、クールな知性で自分の外の環境と自由につながる風のサインです。

感情や自分のエゴに囚われず、すべてをありのままに受けとめる心をもったならば、
すべてのことがメッセージとなってやってくる。

宇宙が情報とエネルギーで満ち溢れていることを知っている人は、
共時性（シンクロニシティ）が働いていることに気づくのです。

自分の力では解決できないというのは思い込みに過ぎないのです。

「白い鳩」は平和のメッセージ運びます。
あなたが受け取ったそのメッセージは、いつの時代でも誰にとっても
大切に共有される普遍的なものです。

太陽のサビアンシンボルは獅子座20度『ズーニー族の太陽の崇拝者』

獅子座は自らが輝くこと。創造的で常にわくわくと生きている自分を実感する。
主役である自分が光輝く熱源であることが重要です。

ズーニー族はその儀式によって太陽の力をいつでも再現することができ、
彼らが力強く魅力的であることの秘訣です。

太陽の崇拝者にとって、太陽と自分の命の活力は同等です。

それは踊りや、ガッツポーズでも、アファメーションでも、
お決まりのスタイルでも何でも、自分の流儀や工夫で、有効であれば何でも良いでしょう。

そこに自分らしいユニークな個性が表現されます。

8月12日（満月）から8月27日（新月）までの星模様

日ごとに変化していく星模様（トランジット）が人心に与える影響を細やかにリーディングします。
青文字は解釈の根拠となる占星術用語で、占星術に詳しい方向け。
詳しくない方は読み飛ばしていただき、リーディング部分のみお読みください。

○　満月　○　（8月12日〜）

満月の直前に、金星は獅子座入ります。

発散したい気分、誰に遠慮せず自分らしく振る舞いたい…。
夏休みのシーズンです。遊びや趣味を楽しみたい。
遊び心、童心を呼び戻して、元気や体力を取り戻しましょう。

8月15日、太陽は土星とオポジション。さらに火星と冥王星はトラインです。
8月17日、水星と天王星がトライン。

重要なタイミングです。ここに至って自分の考え、立場やその進退をはっきり示します。
その言動には説得力があり、汚名挽回のチャンスかもしれません。

真剣さとともに、知性に冴えがあります。
この時に自分が発した言葉を記録しておくことや、また考えがまとまりやすいので、
決断したこと、計画したこと、ひらめいたことを書きとめましょう。

8月18日、獅子座の金星と牡羊座の木星がトライン。

遊びの精神は、かけ事、投機的な気分へと向かいやすいでしょう。
投資への意欲、活性化に有効なテコ入れをしていきたいところです。

逆行中の木星ですから、思い通りにいかないと思った方が良いでしょう。
度が過ぎたり、罠にはめられたりしやすいので注意です。

▽　下弦　▽　(8月19日〜）

8月20日、火星は双子座に入ります。

軽はずみに行動してしまう傾向があり、これからの双子座入りの火星はちょっと厄介です。
あれもこれもと手をつけたがり、複数のことを同時にこなそうとしますが、
興味や情報に振り回されやすく、誤解やミス、トラブルを作りやすいので要注意です。

段取りをこなす能力とフットワークが軽いですから、
行き当たりばったりにならないように、目的や学習テーマを決めて取り組みましょう。
将来の希望につながる準備を進めるのに適しています。

またコミュニケーションが活発になりますから、
人に会って、話を聞いたり、調査したり、SNS上での情報交流も活発です。
そうした行為が攻撃的にならないように、また攻撃を受けないように、

呼吸に注意を向け、ゆっくり呼吸を整えてから行動することを意識してみましょう。

8月24日は「処暑」。太陽は乙女座に入ります。

遊びモードが切り替わり、実務的な仕事人のモードに切り替わります。

さらに神経や知的活動が過剰になりますので、
浄化力の強い新月前ですから、上手に神経を休ませる工夫が必要そうです。

8月25日、牡牛座を進む天王星が逆行を開始。合計５つの天体が逆行します。

特に天王星、海王星、冥王星の土星より外側の天体（トランスサタニアン）は、
精神性、無意識への影響を強めますから、内面の気づきによって変化を引き起こします。

牡牛座の天王星の覚醒力は、深掘りする力が高まります。
身体感覚や五感、遺伝子に刻印されていた記憶や能力、備わっていた宝物や叡智を発見するかもしれません。

ロボットやAIなど未来のテクノロジーと、どう向き合うのかというテーマも差し迫ります。

8月27日、乙女座の新月です。新しい意欲でスタートします。

⇒　満月のクリスタル・メッセージを読む

次回、8月27日の新月リーディングは、8月26日の新月形成時に公開します。
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執筆者　【Graha（ぐらは） プロフィール】　　

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