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2018/9/10

2018年9月10日 乙女座の新月リーディング by ぐらは

2018年9月10日03時01分 新月チャート (東京)

 

今回の新月は乙女座の18度(数え)で起きます。
時間は3時1分。

乙女座はパーソナルサインの最終サインです。
満月前の23日には「秋分」を迎えます。

秋分、つまり太陽が天秤座に入ると、
ソーシャルステージに入り、出会いや交流が活発になります。
新しいドラマが幕を開けます。

個人的な作業は間もなくリミットです。

新月は、2ハウスで起きます。

始まりを示すアセンダントは獅子座で、
自分らしさや、個性を発揮する活動へと向かいます。

北側にほとんどの天体がありますから、
個人的な領域を充実させて、パーソナルパワーを
強化するという配置です。

2ハウスは、自分の力で得る収入を示します。
自分が備えている能力や財産や物欲(自己の必要)を
活用することによって得られるもの、
さらに「自己価値」の認識が基底となっているわけです。

乙女座18度のサビアンシンボルは、
「ウィジャ盤」です。

乙女座の得意技は、理知的な自己確認です。
自分は何ができて、何ができないのか。
自らを把握し、そして自分なりの方法で努力しています。

極めて現実的な成果で自分を評価していますから、
人がなんと言おうと、自身の納得を重視しています。
しかし、その「考え」に自分を閉じ込めている可能性が高いわけです。

「私はわかっている」と判断している私は、
実は「思考」という表層意識でしかありません。

無意識の中で違う顔をもった「もう一人の私」が、
心の中のどこかで息づいているのです。

それに気づくのは、16度以降の乙女座です。
そして無意識との対話を試みるのがこの度数です。

理知的で実務にかけて剛腕のキッチリさんが、
「ウィジャ盤」、西洋こっくりさんという占いに興じているのです。

新月は、海王星とオポジションです。

二重の意味で、「自己価値」にかかわる変容が起きています。

自分の思い込みを捨て去り、より大きなビジョンを受け容れる時です。
スピリチャルな気づきが起きています。
この「気づきのビジョン」を活用していくことは
「もう一人の私」と共に歩むことを意味するでしょう。

自分の限界は自分で作っているものです。

他者から見える評価もまたリアルな現実として
人生に影響してきます。

他者に開かれる前に、
自分の中の扉を開かなければなりません。

今月は、自分をとらえ直す良い機会でしょう。
無意識の中で息づいていた「もう一人の私」を
受け入れると、今までになかったセンスが育ち始めます。

さらに木星のアスペクトは、
良い環境、良い人間関係を築くための努力や交流を意味します。
冥王星はトラインですから、
再生、回復する力が働くでしょう。
前向きに前進する気持ちがあれば、強力に状況を改善していくでしょう。

木星は11月には蠍座を去って、射手座にはいりますから、
人間関係、家族や、組織内の関係において、
改善の重要なタイミングと言えるでしょう。

4ハウスの木星は、つながりや絆、家族など
支えがあってこそ、それぞれの役割が生きてくること。
その為に何が必要で、何ができるのかがはっきりと見ることです。

支え合いと、共助の精神が
いい環境と雰囲気を作っていきます。

そして、MCに位置するのは牡牛座の天王星です。

この新月が目指すベンチマークは「革新」です。
支配星である金星とオポジションの配置をもち、
さらに、火星とTスクエアです。

人間関係やコミュニケーションにおいて、
大きなアクションが起きるでしょう。

天王星と火星は、イノベーティブなテクノロジーです。
牡牛座に入った天王星は、私たちの生活を変える新しいツールを
生み出しています。驚きのツールが続々発表されるでしょう。

過去、テレビ、洗濯機、冷蔵庫の『三種の神器』と
言われた家電が、生活を一変させました。
そして今は、IoTやAI家電にとって変わろうとしています。

金星と火星は、男女関係に大きな動きがある配置です。

日本は「男女平等ランキング」において、
先進国中、最下位ともいえる位置にいます。
大学入試問題で、浮上した男女差別、
また優生保護法も差別問題です。

そうした古い亡霊らを除霊しなければなりません。

身近なところでは、女性と男性大いに
向き合うよいチャンスですし、事件性もあります、
出来事を通して理解を進めることです。
思わぬ展開が起きてきますから受けて立ちましょう。

「別れ」や「自立」を意味する天王星が関与している以上、
人間関係において「キレ」が効いてくるので、
特に女性は、はっきりと意志表示をすることができるでしょう。

身近なところにおいても、
社会的な立場においても、
女性が自らの立場や希望を示すことは、
ひいては社会環境を改善していく、
新しい秩序を作っていく礎となることを意味しますから、
女性はもっと自信をもって自らを主張していくべきでしょう。

「乙女座」と「魚座」は、「からだ」と「こころ」
それぞれに最終領域を指し示す関係にあり、
「浄化の力」が働くサインです。

個人の最終サインの乙女座は、
生活空間を、お掃除して清潔に整えます。
睡眠や食事などの健康管理、日々のルーティンを
こなしていくことが「浄化の力」です。

悪いとわかっている習慣とはサヨナラして、
良い習慣を身につけることが重要だと知っているのが
乙女座マインドでもあります。

物心両面の自分と対話しながら、
個人的な仕事を終わらていきます。
そう、次のステージが待っていますから!

 

● 新月 ● (9月10日-)

自己価値や収入に関心が向かう新月ですが、
働き方改革以前に、自分で作っていた限界や思い込みを解除して、
もっと大きなスタンスを持ち得ることに気がつくことができるでしょう。
その気づきこそが「革新」を進める力となります。

その扉を開くのは、どんなことでしょう?
無意識の自分と対話するツールを持つと良いでしょう。

11日、火星は水瓶座に入ります。

6室の火星と天王星のスクエアは、
新しいテクノロジーによる開発行動を示します。

新しい未来的なものと取り組みたい気持ちが起きるでしょう。
宇宙開発なども要注目です。

12日、建設的かつ、物事白黒はっきりさせたい気持ちが強く、
活発な展開が期待できるとき、積極参加して◯。

14日、乙女座の水星は海王星とオポジション
さらに冥王星とトラインへとすすみます。

言語化すること、知的な処理作業が進むでしょう。
アイディアや思いつき、ビジョンなどを記録しておきましょう。

 

△ 上弦 △ (9月17日-)

射手座の25度の月で上弦を向かえます。
9月20日はお彼岸入りです。

あわただしさの中にさらに拍車がかかる
上弦の日ですが、山羊座に入り土星を通過しますから、
足元確認といった慎重な姿勢に戻されるでしょう。

23日は、秋分。
昼と夜との時間が同じになり、
これ以降は日がだんだんと短くなって、秋も深まっていきます。

水星も太陽も天秤座に入ります。

秋分は、土星とのスクエアで幕明けです。

土星と相対します。
あなたにとって土星はなんでしょうか?

土星は、ルールや規則、責任、問題。
山羊座は、現実社会、会社や組織。

ルールを持って、何を実現するのでしょう。
秩序、安定、平和、規制、管理…。

これからの展開にキーとなる山羊座の土星ワード
に誰しもが向き合っていくことになります。

天秤座は社会参加の始まりのサインです。
そして天秤座は平等、公平がスタンスです。

土星問題は、黙っていたら一部のおじさま方に
決められてしまいます。

この秋分は「問題」に向き合います。
積極的に参与することが求められるでしょう。

翌日24日は、中秋の名月です。
25日は、満月です。

お月見を楽しみましょう。
与えられた収穫に感謝して、
月光浴でこころとからだを浄化します。

 

執筆者 【Graha(ぐらは) プロフィール】  

 

Graha(ぐらは)

 

 

 

 

 

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