2021年12月19日13時35分｜満月ホロスコープ（東京）

2021年12月19日｜双子座の満月リーディング

2021年12月19日（日）13時35分、満月を迎えます。
月は双子座、太陽は射手座28度（数え）の満月です。

満月に木星がソフトなアスペクトを形成します。
12月29日に木星は、水瓶座から魚座へと移動します。

未来の展望を描き出す満月です。そのビジョンを心に焼きつけましょう。
水瓶座の木星のフィナーレを飾る満月です。

これからの新しい展望、ライフスタイルへの方針が見えてきました。
それを実現するために必要な情報を押さえておきましょう。

目標の指針となる存在、自分を向上させてくれるメンター的存在、
同志や仲間と共に進んでいきます。

意見の違い、立場の違いによる衝突や議論、口論を体験したかもしれません。
そんな出来事や事件も、より大きな視線と心で結んでしまいましょう。

水瓶座の木星のメッセージは、
様々な存在によって社会が成り立っているというヒューマンな視線です。
違っているからこそ、共に助け合う世界が連なっているのです。
その「感謝の気持ち」と人権尊重の理解がすべてをつなげます。

12月22日の「冬至」を迎え、太陽は山羊座に入ります。

春分のスタートから、今に至るこれまでの成果や出来事を俯瞰します。

自分を支えてくれる、支えたい大切な存在がいてくれることが
新しい意欲や目標に向かわせる原動力になっています。

大切な家族や仲間と共にあることをしっかり心に留めて、
これまでの1年を「結び」ます。

山羊座は「土の活動サイン」であり、
完成を示す10番目に到達した結果、新たな「場」に参入することを意味します。

私たちの生活、社会環境をより良くしていく具体的なアクションに入っていきます。
今どんな状況の中にいるのかを把握する必要があるでしょう。

リアルな現実を受け止めることで、何をすべきかが決まります。

さまざまな交流、議論、新たな情報や、沸き上がったビジョンや発想…。
複雑な情報社会の洪水の中で、情報を処理する能力は鍛えられました。

自分にとって必要な情報、これから必要となる学びは何か、
不要な情報、重要でない物事、ガラクタなど、
自分の目標や夢に照らし合わせれば、それは自ずと整理することができます。
取捨選択、優先順位など、整理するタイミングに入りました。

月のサビアンシンボルは、双子座28度「破産宣告された男」

今回の満月度数の28度は、そのサインを卒業して、次のサインへの移動の仕方を語ります。
次へ踏み出す「突破口」を見いだすアクティブな通過点です。
つまりもう向かうべき場所が見えていますから、飛び出して下見にでかけるのです。

そのためには余分な知識や個人的なこだわりなど、
溜め込んだガラクタを整理して、そぎ落として身軽になり、
シンプルで、すっきりさせることが必要なのです。

破産宣告といった一見ネガティブなシンボルですが、

個人的に好きでやってきたこと、いろいろな知識や得意や才能があろうとも、
集団的な「場」に参入するためには、そこの人たちに受け入れてもらうためには、
ひとまずそれは必要ないから、脱ぎ捨ててください。といわれるようなものです。

それよりもその場にあった、礼儀やふるまいができることがパス(合格)につながるです。
何ができるかよりも、人柄をみられるようなものでしょう。

共同体の仲間入りをするためには、不純な動機を持つ者、
場の雰囲気に反する者、まして敵となる存在は受け入れられないのです。

太陽のサビアンシンボルは、射手座28度「美しい流れに架けられた古い橋」

この街に古くからあるこの橋は、様々な人や物資が行きかう、
地域社会の交流や経済、文化をつなぐ重要な建造物です。

この街の古い橋のある美しい風情を多くの人が共有しています。

どんな崇高な思想や哲学を道で説こうとも、
人々の生活をささえる、この橋の重要性には及ばないのです。

ここでもそうした教養や理屈、知的なぜいたく品は引き下げて、
それよりも、多くの人が共有している伝統や、地域の流儀に沿って考え、
発想したほうがうまくいくといことです。

「郷に入っては郷に従え」といったことで、その街の人たちが長きにわたり
守ってきた営みに、安定と維持に支えられた繁栄があることを知るのです。

社会の実態を、街の風景だけで多くのことを知ることができるのです。
射手座においては、現地取材、フィールドワーク、ルポルタージュの視点です。

そこで見聞きした情報は、公開する、皆に伝えるという重要な仕事が残っています。

12月4日に射手座で起きた日蝕のテーマである、「真実を追求する」、
「伝える、公開する」ことの山場がきたことを意味するでしょう。

12月19日（満月）から1月3日（新月）までの星模様

○　満月　○　（12月19日〜）

満月の夜、金星は、冥王星を通過したあと逆行を開始します。
期間は約40日間にわたり、1月29日まで続きます。

政府が打ち出した給付金など、金融や経済政策、お金の動き、
それをめぐる組織や人間関係に大きな異変が発生しています。

これら人間関係やお金をめぐってさまざまな問題が出てきますから注目しましょう。

12月24日、クリスマスイブのこの日。
世代交代やテクノロジーによる社会システムの改革を意味する
土星と天王星のスクエア（90度）の最終通過日です。

金星の逆行との合わせ技で、組織の再編成が進むでしょう。

根底から変えることを意味しますから、社会のダークサイドな情報なども表にでてくるでしょう。
時の権力や、大人の事情でもみ消された不都合な事実や隠ぺいされてきたことが公開されると、
これまで安泰だった地位や立場が逆転しやすいので覚悟すべきでしょう。

山羊座の金星逆行の個人的な現象は、

青春時代を思い出すなどの懐古趣味や、昔の恋人を思い出したり、
よりを戻したり、復縁など、人間関係でさまざまな出来事が起きやすいので、
この不思議な「縁起」を楽しみましょう。

古き良きもの、温故知新、芸能など、伝統文化への再評価など、
失ってはいけないものを蘇らせるなど、再生や復活などにつながる重要な期間になります。

金星ですから、青春時代のワクワクドキドキが蘇ったなら、若返り効果があります。
愛情表現や、ずっと好きだったもの、やりたかったことを取り戻してください。

▽　下弦　▽　(12月27日〜）

天秤座の月で下弦を迎えます。

年末の最終週に入り、仕事納めのときですが、
つき合いや組織の都合に振り回されやすく、落ち着いた年越しになりにくそうです。

12月29日に木星は魚座に入ります。
これからの約1年の社会を覆うムード、発展のテーマは魚座に象徴されます。

魚座は目に見ない、精神や心の領域にあるテーマを豊かにしていきます。
お金で買えない価値あるもの、癒しや救済活動、
芸術、アートなどクリエイティブな試みがいろいろ飛び出してくるでしょう。

魚座は聖なるもの、俗なるもの、善も悪も、美しさも醜さも、
あらゆる価値観の境界を取り払い、カオス、混沌の渦へと吞み込みます。

社会世相的には、さらに混乱と困惑が広がるかもしれません。
こうした時代だからこそ、アート・芸術、創作活動、カルチャーが面白くなります。
生命、スピリットの再生には、表現や創作の喜び、また祭りや祈りが力を持つのです。

12月29日、山羊座で水星と金星がコンジャンクション（0度）。
12月30日、水星が冥王星とコンジャンクション（0度）。

2021年も終わり年越しのタイミングに、情報や思考の整理をしましょう。
不要なものの見極めがつきました。明確に仕分けることができるでしょう。
書き留めたり、手紙や、絵にしたり、計画したりと具体的に形にして整理しましょう。

次の新月は1月3日。山羊座で迎えます。

社会問題に対する、はっきしりた意志表明においては、
署名活動など、問題に立ち向かうため組織化したり、
戦略を考えるなどの準備を進めます。仲間と団結してください。

⇒　満月のクリスタルメッセージを読む

次回、1月3日の新月リーディングは、新月形成時に公開します。
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執筆者　【Graha（ぐらは） プロフィール】　　

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