新月・満月読み 新月・満月読み

2021/12/3

2021年12月4日:天秤座の新月(日蝕)リーディング by Graha

2021年12月4日16時42分|新月(皆既日蝕)ホロスコープ(東京)

2021年12月4日日蝕図

 

12月4日16:42|射手座の新月図(日蝕図)リーディング

2021年12月4日16時42分に、射手座13度(数え)で新月を迎えます。
今回の新月は皆既日食でもあります。

日蝕は世界の動向に異変をひき起こし、人によっては立場や展開が変わりますので要注意です。
ノード軸は柔軟サインの射手座と双子座です。
流動的な変化を引き起こし、世界観がゆらぐような展開が起きるでしょう。

皆既日蝕が見られるのは南極大陸です。
月の影が横切るエリアは、日蝕の影響を強く受けます。
日本の昭和基地など観測隊が活躍しています。地球環境や最大の秘境といわれる
神秘の大陸に注目が集まるかもしれません。

早くも2021年も終わりに近づいています。
1年の起承転結の「結」にあたる冬至を12月22日に迎えます。
冬至点つまり山羊座の前のサインである射手座は、
もっとも精神が自由と可能性を求めて高まります。

火のサインの射手座は、春分点の牡羊座でスタートした意欲をふたたび点火します。

今あなたが何を目指しているのかを再確認しましょう。
心の中で潜伏していた挑戦的な願望や希望が、出口を求めています。
そんな自由を求める気持ち、さらなる向上心や旅立ちたい気分を抑える必要はありません。

冬至点前の極陰のとき、精神は自由に飛翔します。
どんなに遠くても、果てしなくても心は大きな目標を目指します。
そして手にする成果や結果もそれによって変わっていくでしょう。

射手座の日蝕は、他者やパートナーシップを示す西の地平線(ディセンダント・DEC)
でおき、水星とコンジャンクションです。

外交関係や外国人とのつきあい方や、外国人問題について
今後大きなテーマとなっていくでしょう。

政府が変異株の感染症対策として、海外への出入国を禁止するといった
厳格な決定を下したことは象徴的なニュースです。

日常的には、身近な人との会話や情報交流が活発になります。
リアルな交流からつぎつぎと新しい展開が起きてくるでしょう。
年末の繁忙期に入りますが、思いつきや連鎖的な行動をしがちで、
なかなか忙しいスタートです。

今回の新月の特徴は、言語化する水星とコンジャンクションであることです。

言うべきことを言わなければならない。
秘密を明かさなければならない。公表しなければならない。
といったことを強く意識させるでしょう。

自分の意見や発想は臆することなく、伝えたい人に伝えましょう。

射手座の公開性によって、さまざまな議論や論説が出てくるでしょう。
これまでの常識や歴史を覆すような情報が表に出てくるかもしれません。

情報のリテラシーを高めていくことが必須になります。
思考を柔軟にして、世界を見つめ直すときを迎えるでしょう。

射手座の支配星である木星は天頂(MC)にあり発展の展望を示します。

水瓶座の木星は、新しい社会、新しい世界観を示すでしょう。
時代をけん引するトップ企業の動向や、宗教界や学問の分野において大きな動きがありそうです。

木星にアスペクトする6ハウスの火星は、

積極的な姿勢、戦略を準備しています。
国防や感染症対策などの迅速な対処や、現場の防衛や戦力体制を示します。

9ハウスの水瓶座の土星は、天王星とのスクエアの最終通過を控えています。

巨大IT企業に対する規制や、デジタル社会に対する法的整備などが進んでいます。
憲法改正など、日本において新しいルールや法的な議論や
また大学や研究機関など、専門家による改革の検討、
アカデミックな領域について書き換えや改正、世代交代が進むでしょう。

さらにこの日蝕を方向づけるのはインコンジャンクトする
牡牛座の天王星です。

覚醒や社会改革の圧力となっている天王星は、12ハウスという見えない領域、
ネット、サイバー空間、無意識の領域からコントロールします。
マンデンでは見えない敵や妨害やテロ、密約などを示します。

 

新月(皆既日蝕)のサビアンシンボルは射手座13度「明るみに出る未亡人の過去」

封印されていた過去の出来事や真実が、表に出てくることを語るシンボルです。

夫はなぜ、どのようにこの世から亡くなったのでしょうか?
歴史は常に時の権力者に都合の良いように書き換えられました。
ある者は葬り去られ、ある者は英雄として語り伝えられる。
神話や宗教もまたしかりで、日本神話も編纂によって消された神々も存在します。

そうした現代では一般常識となっている歴史、宗教、神話、科学などの通説に対し、
これを覆すような異説や新解釈、隠されてきた事実などが浮上することを語っています。
これまでの秩序を壊してしまうようなショッキングな情報が出てくるのです。

価値観や信念がゆらぎ、拒否感やめまいを感じるかもしれませんが、
ひっかかっていた謎が解け、新しい世界の扉をひらくような予感にワクワクするでしょう。

そしてある者にとっては都合の悪い情報となるでしょう。

 

射手座の探求心は、どこか遥か昔の、眠っている遠い記憶の中の
いつか辿りつく帰還の場所へ。そんな望郷へとつながっているのかもしれません。

射手座の第三グループは不思議が大好きで、
歴史や宇宙の謎について解明したいという冒険心とロマンの持ち主です。
私は手塚アニメの「三つ目が通る」を連想してしまいます。

私達もまた特別な能力を封印されていて、
その意識が覚醒したならば、失い消された記憶がよみがえることでしょう。

 

他に注目すべき配置は、8ハウスの金星と冥王星のコンジャンクションです。

組織の人間関係や、金融などの動きが不透明です。
内部の関係者にしか分からない事情による大きな変動が起きることを示すでしょう。

金星は満月後に逆行を開始し、長期間山羊座に居続けます。

その間に人間関係とお金のスキャンダルや、人脈構造などの政変やトピックが
出てくると思いますが、ここは政治的な領域の浄化や再編などが期待されます。

ソーシャルグッドな活動を実現するために、仲間や地域の人と一緒になって
共同で活動していく社会活動が活発になっていくことが求められそうです。

 

12月4日(新月)から12月19日(満月)までの星模様

● 新月 ● (12月4日〜上弦まで)

月は射手座を通過すると、山羊座の冥王星とコンジャンクション。
水瓶座の土星、木星、魚座の海王星と、つぎつぎと大型天体を通過していきます。

上弦までの1週間は、時代の変化を実感しやすく、
感情レベル、生活レベルの変化が加速するでしょう。

外の情報や変化に煽らたり、翻弄されないように、
あなたの目標、行きたい場所を目指すことを、しっかりキープしましょう。
精神力を強くしていくときです。

 

12月7日「大雪」。太陽は射手座の15度を通過します。

本格的な冬の到来です。北の地方では積雪が伝えられます。
しっかり防寒して、暖かく過ごしましょう。

12月7日、金星と冥王星と月がコンジャンクション。

経済や金融、財界、人間関係で決定的なインパクトがあるでしょう。
解体・消滅するものと、再生・再建されるものと、白黒がはっきりするでしょう。

 

12月8日、水星と海王星がスクエア(90度)、
火星は木星とスクエア(90度)を形成します。

情報戦による混乱や情報漏洩、告発などで混迷を深めるでしょう。
権力やさまざまな思惑がぶつかるでしょう。

巻き込まれないように、争いごとや煽り立てるような情報には距離を取りましょう。

 

△ 上弦 △ (12月11日〜満月まで)

魚座の月で上弦を迎えます。月は海王星とコンジャンクション(0度)。
金星と冥王星がコンジャンクション(0度)。

夢やビジョンに同化しやすく不思議な感覚を受け取るでしょう。
理想に向かって前進することを選択すれば、エネルギーのシフトが起きるでしょう。

古き良き伝統の復興や、原点やルーツにたち還る深い感情など、
特に女性は、癒しや自己再生のイメージなどの深い意識が立ち上がってくるでしょう。

12月12日、太陽は海王星とスクエア(90度)をつくります。

これまでの方針が変更されたり、シフトがつぎつぎと起きてくるのを
目の当たりにするかもしれません。

12月13日、火星は蠍座を出て、射手座に入ります。

潜伏期間から解き放たれ、チャレンジングな行動がスピードがアップします。
攻撃心や実力を顕示する傾向を持つため、宣戦布告の可能性が高くなります。

ゴーサインが出されました。
満月に向かってテンションを上げて活発に前進するときです。

12月14日、水星は山羊座に入ります。

議論や抽象論は終わりです。
探求心に任せた夢追いは終わって、現実的に計画をプロットしていきましょう。
こつこつと持続可能なペースや活動を構築していきましょう。

 

そして健康と元気が一番、
自分を守る免疫力のバリアの強化であることを忘れずに!

 

⇒ 新月のクリスタルメッセージを読む

 

次回、12月19日の満月リーディングは、満月形成時に公開します。
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執筆者 【Graha(ぐらは) プロフィール】  

 

Graha(ぐらは)

 

 

 

 

 

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—- 新月とは —-
地球から見て、太陽と月が重なるときで、月の光が見えなくなります。
旧暦(陰暦)では新月から1ヶ月がはじまります。
占星術では、太陽の意志を月が受け取り、新しい目的が生まれる日
として、その月のテーマを読み取るときに用います。