新月・満月読み 新月・満月読み

2021/4/11

2021年4月12日:牡羊座の新月リーディング by Graha

2021年4月12日11時31分 新月ホロスコープ (東京)

 

2021年4月12日(新月)から4月27日(満月)までの星模様 by Graha

4月12日(月)11:31、牡羊座23度で新月。
春分(占星術界のお正月)後、初めての新月です。

12サインのトップバッターの牡羊座は、火の活動サインです。

毎春に桜は、ぱっと咲いてぱっと散る。
花の潔さにならって、自分の動機にしたがって行動開始です。

手探りの助走でもいいんです。
行動的になることで、勇気もついてきます。
エンジンをかけ、血流を活発にして、自由に動けるからだに感謝しましょう!

牡羊座の新月に、金星、水星も参加する配置です。
これに対して山羊座の冥王星がスクエアで関与します。

冥王星とスクエアの新月は、
これまでに縛られてきたものからブレイクスルーする、チャレンジングな新月です。

思い切って障壁となっていたものを突破しましょう。
行き詰っていた状況が打開するでしょう。

もう切り替わりのタイミングです。
周囲を見回したり、人の顔色をうかがう必要はもうありません。
進化の道、宇宙の計画に乗るだけです。

去年2020年12月22日のグレートコンジャクションより、
新しい時代に入り、すでにルールは変わりました。

風の時代を迎え、私たちは以前より自由になったことを知るべきです。
以前より軽くなったことを感じているでしょう。
自分を縛る選択をしていたのは、自分自身であったわけですから、
あたかもそれ以外に選択の余地がないかのようにです。

呼べば戻ってくる「こだま」のように、
風の時代では、自らの声で、自らの場所で、声を発信することです。
あなたにとって必要な物事や仲間と合流するでしょう。

これまでの支配構造を覆すような事実が明らかになるかもしれません。
風の時代が明けた今、山羊座の終盤を進む冥王星は、
土のパラダイムの終焉に向かっていることを示しています。
プロジェクトを始動させるために、新たな組織の再生や再編成が進んでいます。

旧体制や大規模な組織には、解体やリニューアルへの圧力がかかっています。

2021年の課題を示す、土星と天王星のスクエアは、
世代交代、新しいルールの導入にあたって、不要な存在はリストラされていきます。

しかし旧勢力の残党が、前進を阻むかもしれません。
この期に及んでも、地位の維持や保身、現状維持したい人にとっては、
厳しい状況に立たされるでしょう。

金星は冥王星と最もタイトなスクエアを形成しています。
経済、金融、人事、人間関係などに、その構造を揺るがすような圧力や変化が生じるでしょう。

ハードな影響も、マイナスと見える現象もすべては、進化のプロセス、通過点です。
そして進化とは、より自由で光の方向であることは、宇宙の法則を知るものにとっては明白です。

さらに新月は、火星と木星のトラインに対して、
小三角を形成し、火と風の強固なスクラムを組んでいます。

強力な連携が結成されました。
風向きは、牡羊座の進取の精神に優位です。
必要な情報(水星)や仲間が集まり(金星)、新しい展開を見るでしょう。

新しいプラットフォームの誕生も伝えられるでしょう。
あからさまな言論規制によって自由な言論の場を奪ったビックテックや
偏向報道もはなはだしい大手マスコミの成り行きに注目しましょう。

火星と木星のアスペクトは景気の良さを示します。
未来や次世代のために、新時代の道を開くために、新しいプロジェクトが推進するでしょう。

海王星とスクエアの火星は、恐れ知らずで変幻自在です。
どんな行動にでるかわからない傾向があります。
すでに計算ずみで計画実行部隊といった風です。

計画ある人にとって、実行、推進のチャンス到来です。

 

東京図では、新月は10ハウスです。
10ハウスは政府や代表者、トップを示します。

アセンダントは太陽の支配星である獅子座です。

公式の表明や宣言は、ショーアップされていて自己演出的です。
これまでの常識を覆すような内容である可能性があります。
冥王星とスクエアですから、その背後にはなんらかの圧力が存在します。

意外な事実が公開されるかもしれませんし
その圧力ゆえに一時的に頓挫するようなこともあるかもしれません。

さらに10ハウスには金星、天王星が配置されます。

金星は、平和や調和を取り戻す表明ですが、経済的な変動による動揺が気になります。

天王星は、革新的表明です。
旧体制に対して、優位な立場を強めていくでしょう。
風向きがかわったことを見るでしょう。

 

牡羊座の支配星の火星は11ハウスです。
11ハウスは新たな政治的な動向に関係しますから、
この配置もまた、新勢力の活動や、解散や選挙などに関係するでしょう。

アセンダントの獅子座といい、天頂の新月といい、日本においては社会全体への影響が強い新月です。
国際的にも日本へ注目が集まりそうです。

革新的な提案が出てくることに期待が持てそうです。
その未知の可能性に突き動かされるでしょう。

 

牡羊座23度のサビアンシンボルは、
「重く価値があるがベールに隠された荷を運ぶパステルカラーの服を着た女」

(マーク・エドモンド・ジョーンズとエルシー・ウィーラーによるオリジナル版/石塚隆一訳)

もうひとつのシンボル(ディーン・ルディアによるアレンジ版)もとりあげます。

「軽快な夏服に身を包んだ妊婦」

牡羊座の本能的な力の結果として、出来ちゃった=「妊婦」
というのはすごくマッチするシンボルです。

創造原理のダイレクトな現象が受胎であり、「妊婦」、新しい命を宿している、といったシンボルです。
そして「新しい命」が産まれるのを待つばかり。

「パステルカラーの服を着た女性」もまた妊婦でしょう。

「重く価値あるがベールに隠された荷物」とは、なんとももったいぶった表現です。

「隠された荷物」とは、まだ見ぬ未知の価値であり、
これが世に出た暁には、世界観を変えるようなものであることです。
宿された子どもは「救世主」かもしれません。

つまり、このシンボルは、
世界を変えるような新しい価値は、すでに用意されているということです。
「孕んでいる状態」であることを示しています。

そして、やがてそのベールがはがされ、真実が明るみにでることが用意されているのです。

それが世に出ることがわかれば、ワクワク感しかありません。

数秘では23度は、5の系統です。
5の遊びや冒険の精神がランクアップして、獲得した実力を自由に活用することを意味します。

また5は、自己発信で受け身ではありません。
また防衛力も意味しますから、自らの力で戦い自分で望むものを手に入れるのです。

新しいことを生み出す実感、ワクワク感は、他に置き換えられない喜びです。

新しいことがやがて現れてきます。
全身全霊で今それを求め、準備しましょう!

 

● 新月 ● (4月12日~)

新月から4月20日の上弦まで、騒動や動揺があるかもしれません。

判断の物差しを自分自身において、
社会や周囲で起きてくることを、自分の身に置き換えて判断しましょう。
自分自身の正直な気持ち、本音、願望に気づくことが重要な時です。

牡羊座をスタートした月は、上弦に至るまで、牡牛座、双子座、蟹座とパーソナルサインをすすみます。
新しく成長する自分を楽しむように過ごしましょう。

もし、1からスタートするなら、真実に目覚めたいと思うならば、一番の頼りは自分ですから。
直観や内なる声を無視しないでください。
何でも面白がる子どものように、楽しんでしまいましょう。
恐れや、深刻さを忘れて、気持ちを軽くすれば、新しいことに挑戦し始めるでしょう。

4月15日、金星は牡牛座に入ります。
4月16日、太陽は冥王星とスクエアを形成します。

特に女性は、無理が続いています。
リラックスできる環境や時間をつくって、自分の感性に栄養を与えましょう。
好きな音楽を聴いたり、よい香りのお茶を飲んだり、アート作品の色彩と造形の世界に遊んだり。
なんであっても自分の感覚にしたがって、好きなことをすればいいのですが、
これまでとは違った感覚体験をするかもしれません。
そんな実感から、心情的にも大きな切り替わりが起きるでしょう。

4月17日より土用入り。春から夏への季節の変わり目です。

人知を超えた自然の力が働く期間です。
体調が変わりやすいので、自分の欲求に逆らわず自然体で過ごしましょう。
花の香りは、大地や草花が醸す香りは、天然の精神安定剤です。

変化には、焦らず、マイペースで対応しましょう。
無理をすると、よく言われる五月病といったうつ症状を招いてしまいます。

4月19日、水星は牡牛座に入ります。
もっとじっくり取り組みたい、掘り下げたくなるでしょう。
あまり根を詰めないようにしましょう。

 

△ 上弦 △ (4月20日~)

4月20日、太陽は牡牛座に入り、二十四節気の「穀雨」を迎えます。
牡牛座生まれの皆さま、おめでとうございます!

さらに同じ日に上弦を迎えます。月は獅子座です。

ありのままの感情、欲求をぶつけたくなるような高ぶりを感じるかもしれません。
自分が好まぬ環境にいるのなら、そこから飛び出したいと思うでしょう。

そんな子供っぽいわがままな自分の欲求の、その先を追及してみましょう。
月は、獅子座、乙女座、天秤座、蠍座へと進みます。

人間関係で困った問題や変動が起きた場合は、
自分自身の感覚感情、信念や判断を尊重することができれば、相手のこともまた尊重できるはず。
自分だって、他の誰だってユニークな存在ですから。

「普通」とか「常識」とかの物差しで人を裁くからおかしくなる。
もっとやわらかい頭になりたいものです。

「穀雨」から、温かさと湿度によって、植物や虫たちが活発に動きだし、
大地が本来の豊かさを取り戻し、土や草花が芳醇な香りを醸し出す。

よい種まきをするときです。
当然ですが、種をまかなければ、実りも収穫もあり得ません。
大きな実りを期待し、希望を信じて偉大なる種まきをしましょう。

今はまだ苦難や不安があるかもしれませんが、
勇気ある、将来を、やがて咲くであろうことを信じて。

4月23日、金星は天王星とコンジャンクション。火星が蟹座に入ります。

4月24日、水星は天王星とコンジャンクション。金星は土星とスクエア。

私たちは、時代の変化を目撃するでしょう。
見せられるものを通して、考えが変わり、新しい風がつぎつぎと吹き込んでくるでしょう。

⇒ 新月のクリスタルメッセージを読む

次回、4月27日の満月リーディングは、4月26日23時に公開します。
新月・満月メルマガに登録して確実に読む

 

執筆者 【Graha(ぐらは) プロフィール】  

 

Graha(ぐらは)

 

 

 

 

 

メールマガジン『新月に読み解く! 星からのメッセージ』

この新月読みは、新月メルマガのホンの一部です。

第三の眼のメルマガに登録すると
毎月、新月と満月の日に、最新版の新月or満月読みと、お店の最新情報、メンバーコラム等が届きます。 メルマガ購読者特典もあります。
こちらから登録いただけます。

 

—- 新月とは —-
地球から見て、太陽と月が重なるときで、月の光が見えなくなります。
旧暦(陰暦)では新月から1ヶ月がはじまります。
占星術では、太陽の意志を月が受け取り、新しい目的が生まれる日
として、その月のテーマを読み取るときに用います。