2021年1月13日:山羊座の新月リーディング by Graha
2021年1月13日14時00分 新月ホロスコープ (東京)
1月13日(新月)〜1月29日(満月)までの星模様 by Graha
1月13日14時00分、山羊座24度で新月を迎えます。
2021年が明けました。
占星術イヤーでは冬至から春分へ向かう四半期は、最後の総仕上げといった流れです。
2020年は異例尽くしの激変の年となりました。
一時代の終焉から、新しい時代へのシフトのシナリオが、この月に一機にやってきます!
動揺や波乱が走ることは承知しておきましょう。
12月15日の日蝕は歴史的な分岐点として、しばらくは混迷が続くことが予測されます。
浄化を促進する混乱ですから、自身の信念や自分軸がしっかりしているか否かが問われます。
メンタルを強く持って迎えましょう。
今回の新月は、山羊座の24度で、
破壊と再生を意味する冥王星とコンジャンクションします。
山羊座は土のサインです。
今この時代でリアルに起きている社会現象を示します。
これまで知られなかった社会のダークサイドに光があたるでしょう。
冥王星の影響とは何でしょうか?
どんなりっぱな組織や人であっても、すべての物事には表向きの顔と、裏の顔があります。
大樹の下にはそれを支える強靭な幹と、地中を張りめぐる複雑怪奇な根っこがあるように、
物事には「陰」と「陽」、「光」と「闇」があります。
「社会の裏側」について、私たちはその事実を知らなければならないでしょう。
それは強力に社会を支配し、私たちの心理に影響を与えています。
表層ではわからない、背後で牛耳っていた影の権力者や黒幕、
一般人には知る由もなかった、しかしそれは存在していた裏の世界です。
私たちは新型コロナという感染症の恐怖に襲われています。
目に見えない恐怖、その正体は何なのか?
その恐怖は心とからだを支配し、無知による混迷におとしいれます。
「ものごとの裏側」にある、その正体を見つけてください。
垂れ流されるマスコミが報道する数字に翻弄されないように注意してください。
疑問は自分で調べて、自らの方法で知識を得てください。
闇を知らなければ光にも気づけないのです。
今回の新月のテーマは、ディープインサイトです。
深い洞察、内観、高い見識、深読み。
もやもやした闇や混沌としたムードをクリアにしていきましょう。
あなたを支配している感情や、今ここに生きている深い意味について。
表層的なガラクタを取り除いて、本質的なテーマにスポットをあて再生させてください。
私たちは「お陰様」の力によって生きています。
その「お蔭様」の力は、良いサポートもあれば、足をひっぱり不運に導く力もあるかもしれません。
それを無意識の働きと言ってもよいし、霊的なサポートや、
家族やその親族に先祖から引き継がれているものだったり、
そうした目に見えないカルマという支配力が冥王星の意味することです。
人類の一時代(山羊座の時代)が終わろうとしています。
現社会システムの破壊と再生のプログラムが進行しています。
冥王星が山羊座を出るのは2023年の春分の後です。
逆行によって再び山羊座に戻りますが、翌年2024年の秋には完全に水瓶座へと入ります。
この山羊座の新月で、リベンジされた計画は総仕上げにかかります。
隠されていた真実がなかば強制的に暴露され、真相が明らかになるでしょう。
それによって一連の騒動が終焉を迎え、決着が宣言されるでしょう。
そしてこれからどんな新しい計画が進もうとしているのでしょうか?
私たちの生活に直結する現実問題です。
今の現実をシビアに見つめましょう。
新しい宇宙的なプロジェクトがはじまります。
12月22日に水瓶座のグレートコンジャンクションがありました。
風のサイクルへとミューテーションしました。
水瓶座は、自由と友愛の精神によって人類の普遍的なルールについて考えます。
個々がそれぞれのスタイルで自立し、自由意志によって独立した立場を得ること。
富める者、貧しい者など、貧富の格差を認めません。
国家や、地域、家族、個人は、
誰からの支配や独裁にその自由を奪われることを望みません。
人権問題や、国や民族の独立や自立が実現していくでしょう。
水瓶座は、山羊座の次にあって、
その活動のフィールドは地上から離れます。これからは空中戦です。
宇宙視点で新しい発展の方向が示されるでしょう。
客観的な視点からものごとを見つめ返すことができます。
私たちの居住地である地球のこともよく見えてくるでしょう。
クールな判断をすることができるでしょう。
そして未来への準備を開始します。
新月のサビアンシンボル、山羊座24度は「修道院に入る女」
修道院は、社会が公認する宗教施設です。
そこで聖職についたシスターやブラザーが生活する場所です。
彼らの地位は聖職者ですから、社会の中の特権階級者といってよいでしょう。
仏教であれば出家者。インドではバラモンやアシュラムです。
ここは一般的な環境から隔離した精神修養の場所です。
このクローズされた施設は、公的に認められた「治外法権的領域」でもあります。
社会の中の聖域を名乗る「ブラックボックス」を指す意味もあるでしょう。
今回の新月は、山羊座の冥王星が示す通り、
実際に、これまで隠されてきた地下の組織やそれに関連する施設などが特定されたり、
地下空間や核や軍事施設、刑務所など、通常は話題に上らない領域の存在に
注目が集まるかもしれません。
すでに木星と土星は水瓶座に入っています。
宇宙空間から地上を見れば、ダークな場所はすぐに見つかります。
しかしこのシンボルの重要なメッセージは、
人類の歴史の中で続いてきた精神的な源流を守ることにあります。
伝統の中で息づく精神や、ルーツとのつながりに価値をおくこと、
受け継がれてきた教えや、伝承といったものもそうでしょう。
失われてしまった精神を再生させること、
その源流の流れをキレイにする取り組み、戦い。
沼の生態系が外来種という強者によって破壊されてしまいました。
かつての豊かな沼の環境を取り戻すためには、汚泥に潜む彼らを駆除しなければなりません。
集団的カルマともいえる流れの中に私たちの営みがあります。
私たちのルーツについて深く認識する時かもしれません。
アメリカにはアメリカの、日本には日本の集団的カルマがあります。
自分のディープインサイトにその源流を見ることができるでしょうか?
根源の精神に立ち返るときだといえるでしょう。
自分の存在の深いところへ踏み込み、
この重要な問いの答えを受け取りましょう。
それは決してきれいなものではないかもしれません。
醜いものを見せられる、または思い出すかもしれません。
しかし、それが深ければ深いほど集団的なカルマに関係しています。
今の私たちの視点はすでにシフトアップしています。
客観的にみつめ、直視することで、その暗部に光をあてることができます。
無明の「闇」から解放されるのです。
新月への他のアスペクトの影響も見てみましょう。
海王星は、深刻になりすぎず、理想を信じる気持ちがものごとを無事に経過させるでしょう。
見えない存在たちのサポートがそれをスムーズにするでしょう。
注目したいキロンとのキンタイル(72度)のアスペクトは、弱者に向いています。
世界には救済されるべき多くの存在たちがいます。
傷つき、怒れる者たちは不利な現実に屈せず、ただ純粋に正義の実現を願っています。
東京図では新月は8ハウスで起きます。
8ハウスは、国家の財源や関係国との経済関係を示します。
組織内部の特殊な事情や、家族や親族などの内情など「お家騒動」的なハウスです。
冥王星は6ハウスの支配星ですから、防衛としての軍事的な動きにも関係します。
事態の異変に関係するあらゆる現場に緊張感が走りそうです。
9ハウスの木星は、外交を示す7ハウスの支配星。
土星は8ハウスの支配星です。
国際情勢の異変に、国内に衝撃や混乱が伝わるでしょう。
海外からの情報は無視できません、迅速な対応が求められるでしょう。
外交問題、外国企業との取引に関する
深刻な事態が表面化することを暗示しているかもしれません。
木星と土星は水瓶座(風)にあり、
牡牛座(地)の火星と天王星とハードアスペクトで向き合っています。
固定サインにあり、どちらも譲歩せず、力ずくで対立しています。
緊張状態にありますが、新しい展開へとスイッチするための通過点でもあるでしょう。
それは土から風への切り替えです。
権力や富の掌握といった固定化された物欲的な価値観は、
分配や共有といった価値観へと変換されるでしょう。
● 新月 ● (1月13日〜)
新月のはじまりを示すアセンダントは双子座です。
12ハウスからの火星と天王星とのハードアスペクトは、
隠れた敵による妨害など敵対的ですから、伝えられる情報の正確さに疑問があります。
情報戦争的なニュアンスです。論争が激化するでしょう。
センセーショナルな情報が波紋を起こすでしょう。
マスコミ報道のあり方などが物議を際立たせます。
テック企業による言論規制を受けて、法的な処置も議論されるでしょう。
新しい通信手段が登場したり、新しいメディアにスイッチするなど、
正しい情報を届けることの障害に対する突破口が、
事態が大きく変えていくことを示唆するでしょう。
緊急事態宣言が発表されました。
外出を自粛して自宅で過ごすことが増えると、
SNSによるコミュニケーションが活発になるでしょうか。
今回の新月は、情報や論争などの影響が強調されますので、
過熱した論争などに巻き込まれないように注意してください。
緊迫したムードが続くことが予想されます。
努めてリラックスして事態の変化が経過することを待ちましょう。
△ 上弦 △ (1月21日〜)
牡牛座の月で上弦を迎えます。
土から風への切替わりが起きます。
時代が大きく動きます。これまでの価値観が大転換するでしょう。
それをセンセーショナルに体験する可能性があります。
現実の問題として、実感として受け取るには葛藤を感じるかもしれませんが、
新しい視点で生活スタイルを根本的に考え直すきっかけになるでしょう。
土から風へ、価値観がスイッチします。
表層的なガラクタを取り除いて、自分のユニークさや才能、
自由意志という強力な力に目覚めましょう。
実は変化に強い日本人。深いレベルにスイッチが入るでしょう。
満月に向かって緊迫したムードは続きます。
引き続き、努めてリラックスして事態がスムーズに経過することを待ちましょう。
次回、1月29日の満月リーディングは、1月28日23時に公開します。
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執筆者 【Graha(ぐらは) プロフィール】
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—- 新月とは —-
地球から見て、太陽と月が重なるときで、月の光が見えなくなります。
旧暦(陰暦)では新月から1ヶ月がはじまります。
占星術では、太陽の意志を月が受け取り、新しい目的が生まれる日
として、その月のテーマを読み取るときに用います。