2020年9月2日:魚座の満月リーディング
2020年9月2日14時22分 満月ホロスコープ (東京)
2020年9月2日(満月)から9月17日(新月)までの星模様
9月2日午後2時22分、魚座11度(数え)での満月です。
満月は、新月で蒔いた種からの実りを収穫するときです。
そして刈り取ったものを加工・熟成させて新しい価値を生み出していきます。
8月19日の獅子座新月のころに始めたことはありますか?
ちょっと振り返ってみて、今手元にあるものに、創意工夫を加えてみてはいかがでしょうか。
満月は【魚座の月】と【乙女座の太陽】の組合せです。
乙女座は、ある部分に焦点を合わせ、輪郭をくっきりとさせて、ものごとを詳細に管理しようとするのに対して、魚座は、全体をぼんやりさせて境界線をあいまいにします。
形のないもの、隠されたもの、影になっているもの、全てを集めた混沌の中にダイブします。
満月のサビアンシンボルは『光を探している男たち』
精神世界でのチャレンジです。
道を究めたその先にある光を求めて深遠なイメージの世界に没頭していきます。
満月の近くには魚座の海王星があります。
印象の海の中で突破口を探します。
満月は牡牛座の天王星からのサポートを受けてもいます。
イメージ力がアップするでしょう。
満月図では【土】と【水】のエレメントの天体たちが、ターゲットを決めて何かを生み出す、というアスペクトをとり、そこに【火星】モーターが、がっつりと装備されています。
大きな土の囲いに入った水に火がくべられる・・・
水は感情の共有を表しますから、これは皆で温泉に入っているようですね(笑)。
この満月では、感情的に大きなストレスがあるかもしれません。
温泉にゆっくりつかりながら、イマジネーションの世界を探求する。
季節の変わり目でもあるので、身体を休めて、心をゆっくりと遊ばせるのがおすすめです。
現在、コロナや自然災害など、人知の及ばぬできごとの中で、社会の枠組みやルールを改革する必要に迫られていますが、そこで重要なのが、【現状の緻密な分析や明確な予測】、【共感・心のつながり】であると人々が認識するでしょう。
そして、ベースに響いているのは、魚座の海王星。
現実生活の中で、【私たちが影に追いやってきたもの】、【見ないように視界から排除してきたもの】にハッと気づくことを促しています。
この魚座の満月では、心や思考の、ギュッと絞ったピントをゆるめて、見えてくるもの、聞こえてくるもの、感じられるものを受け取ってみましょう。
そこに、自分だけの星の光を見つけるでしょう。
〇 満月 〇 (9月2日~)
満月にタイトにアスペクトしているのは、牡牛座11度の天王星(60度)、山羊座26度の土星(45度)、そして蟹座26度の金星(135度)です。(数え度数)
人間関係で傷ついたり寂しさを感じるかもしれません。
あるいは「雨降って地固まる」という諺のとおり、心を許せる家族的な絆を固めるときかもしれません。
誰かの優しさが心に沁みるとき。相手を喜ばせるサプライズもいいですね。
・9月2日、金星と土星がオポジション、太陽と天王星がトライン
苦手感を乗り越えて、相手を大切に思っていることを伝えてみましょう。行動への後押しが入るでしょう。
・9月4日、金星と火星がスクエア
愛情表現への衝動。心のガードを下して素直に行動してみましょう。心の中の「否定の声」は自分の声なのです。
・9月6日、水星が天秤座に移動、金星が獅子座に移動
考えるときに、他者からのフィードバックが重要になります。また、自分を人前で表現することに気持ちが向くでしょう。雰囲気の変化を感じてみてください。
・9月10日、太陽と木星がトライン
自己肯定感や他者への寛容さを実感し、ものごとが着実にすすみそう。
▽ 下弦 ▽ (9月10日〜)
夕方6時26分、「乙女座19度」の太陽と「双子座19度」の月で、魚座20度の海王星とTスクエアを形成します。
乙女座が、役に立つ立たないで排除していったものを、双子座が、興味の趣くままに再び拾い集めます。
あるいは、その逆もあったりして、堂々巡りでなにごとも決まらないかもしれません。
ただし、バラエティを楽しんだり、一度に大量の情報を処理するなど、重要な決断を必要としない場合には、この組み合わせは大きな可能性を発揮するでしょう。
双子座19度のサビアンシンボルは『大きな古典書物』。
それは人々の無意識の中にある「書物」かもしれません。
古典には、シンプルで普遍的な情報が記されています。
全ての知恵の原点ともいえる「書物」に基づいて、現代に応用した情報を提供します。
魚座の海王星にチャンネルを合わせやすいとき。
自分の中にある「古典書物」にアクセスしてみてはいかがでしょうか。
・9月10日、火星が逆行へ(11月14日まで)※注1
一度着手して突き進んできたところで、立ち止まって再検討します。
この2か月間は、モチベーションの見直し、仕切り直しなど、有効に活用しましょう。
・9月12日、太陽と海王星がオポジション
インスピレーションが湧きやすいとき。
・9月13日、木星が順行へ
9月29日には土星も順行して足並みを揃えていきます。現実面の体制が着々と形作られていくでしょう。
・9月15日、太陽と冥王星がトライン
目的に深い動機が加わり力を得ます。
・9月16日、金星と天王星がスクエア
個性的で華やかなパフォーマンスが注目されます。
注1:火星の逆行は約2年に一度、2か月半ほど起こります。通常、火星は約1か月半でサインを移動しますが、今回は、逆行の結果、牡羊座に約6か月間滞在します(6月末~来年1月初め)。この期間は【新しいことに挑戦する】【新規開拓】の精神が特に必要だということでしょう。
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