代々木店　内田ユミ（タロット）です。

前回投稿したこちらの記事で

タロットの怖いイメージについて、少し触れました。

この記事では「怖いカード」について

もう少し掘り下げてみます。

怖いと言われるカード

写真は、ウェイト版のタロットカードです。

左から「死神」「悪魔」「塔」です。

おそらくは、一般的なイメージとして

出て欲しくないベスト３のように

思われている３枚ではないかと思います。

「死神」や「悪魔」は、言葉のイメージと絵柄から。

「塔」については、

言葉自体にネガティブな響きはないかもしれませんが

カードの絵から、崩壊や落下が想像できるため、

怖い印象を持たれやすいのだろうと思います。

魂の成長を描くとしたら…

カードそのものが持つ意味を 完結に表すと

「死神」：サイクルの終わり、再生、回復

「悪魔」：誘惑、優柔不断、屈服

「塔」：転覆、混乱、崩壊

などです。

たしかに、もともとの意味としても

怖いと感じる要素が 含まれているかもしれません。

※ただし、実際のリーディングの場では「このカードが出たから、このキーワード」のように、たんに単語を当てはめるような読み方は、ほぼ しません。

なぜ、このようなカードがあるのか？

タロットカードは、おおまかにいって

魂の成長や、人生の流れを表すと言われています。

実際に、楽しいことや 嬉しいことばかりで

生涯を終えるひとは、おそらくいないと思います。

さまざまな経験を通して

私たちは成長していくのですね。

タロットカードが、魂の成長の過程を描くものだとしたら

局面に応じて、

サイクルを終えたり、誘惑に囚われたり

概念が崩壊するような出来事を示すカードも

存在しないことには成り立ちません。

人生という旅路のなかでは

時には、難題も出てくることでしょう。

それらを通して成長し、さまざまな感情を味わって

ひとは、自分の幸せを見つけていくのだと思います。

もし、怖いカードがでたら

目を背けるのではなく、

そこから来るであろう経験を

実りあるものにするための

「成長のチャンス」の到来と思えたら、

カードは、さらに次の示唆を出してくれます。

＊

一般に、「怖い」と言われがちなカードは

人生の転換ポイントと結びつくような

大事なことを示してくる場合が多いです。

ですので、

私のイメージでは、怖いというよりは

重みのある感じです。

ほかのカードと同様に

毛嫌いすることなく（むしろ大切に）

リーディングしています。

ルーヴルの魔女のタロットリーディング

ウェイト版タロットカードを中心に

ご相談に適したオラクルカードを併用して

リーディングします。

あなたのお悩みの解決が、

真の望みにつながるよう対話しながら

カードを出していきます。

道に迷ったときや、背中を押して欲しいとき、

お力になれたら嬉しいです。

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内田ユミ

（タロティスト／ルーヴルの魔女）