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2025/04/06

怒りと優しさのバランス——心を穏やかにする秘訣

怒りと優しさのバランス——心を穏やかにする秘訣

ある日、友人と話していたときのこと。彼女がふと、ため息まじりに言いました。

「最近、ちょっとしたことでイライラしちゃうの。自分でも分かってるんだけどね……」

誰にでも、そんなときがありますよね。仕事で思い通りにならなかったり、家族にささいな言葉で傷つけられたり、恋人が期待した反応をしてくれなかったり——そんな小さな積み重ねが、気づけば大きな怒りになっていることがあります。

でも、怒りをぶつけると関係が悪くなりますし、かといって我慢しすぎると、自分の心がすり減ってしまいます。では、どうすればいいのでしょうか?

怒りは、悪いものではありません

「怒るのはよくない」「大人なんだから感情を抑えないと」と思いがちですが、怒りは決して悪いものではありません。

怒りは、「これは私にとって大切なことだ」という心の叫び。つまり、あなた自身が何を大事にしているのかを教えてくれるシグナルなのです。

問題は、その怒りをどう扱うか。ぶつけるのではなく、ため込むのでもなく、上手に「伝える」ことができれば、むしろ人間関係は良くなります。

「70点」で満足する習慣を

怒りが生まれるのは、「こうあるべき」という理想と、現実とのギャップがあるからです。

「もっとこうしてくれたらいいのに」
「私はこんなに頑張っているのに、なんで分かってくれないの?」

そんな気持ちが募ると、ついイライラしてしまいます。

でも、すべてを100点満点にしようとすると、いつまで経っても満たされません。「70点でいい」と思うだけで、心はぐっと軽くなります。

☑ 家事や仕事も、完璧じゃなくていい。
☑ 人間関係も、「まぁ、こんなものか」と思うくらいがちょうどいい。
☑ 自分自身に対しても、「よくやってるよ」と認めてあげる。

少し肩の力を抜いて、70点で満足すること。それが、怒りを手放す第一歩になります。

あなたの顔が教えてくれること

実は、人は無意識のうちに顔に「感情のクセ」を刻んでいます。相貌心理学では、顔の特徴からその人がどんな怒りのパターンを持ちやすいかが分かると言われています。

☑ 頬骨が張っている人は、承認欲求が強く、上手くいかないと落ち込んだり、イライラしやすい傾向があります。

☑ 顔の肉付きが薄い人は、繊細で傷つきやすく、ストレスに過敏に反応しやすいです。

☑ 顎がしっかりしている人は、意志が強く、自分の考えを貫こうとするため、対立が起こりやすいこともあります。

「なぜ私は怒りやすいんだろう?」
「なぜいつも同じことで悩むんだろう?」

そんな疑問の答えは、あなたの顔の中に隠されているかもしれません。

怒りを静めるアロマの力

怒りを鎮めたいとき、香りの力を借りるのもおすすめです。

⭐ フランキンセンス——過去のしがらみを解き放ち、本来の自分を取り戻します。
⭐ カルダモン——ストレスや不安を和らげ、頭をスッキリさせます。
⭐ タイム——怒りの後の自己嫌悪を癒し、自信を取り戻します。
⭐ ラベンダー——緊張を解きほぐし、心を穏やかにします。

香りを取り入れる方法

✔ お風呂に数滴垂らす → 湯気と共に香りが広がり、心身ともにリラックス。

✔ ディフューザーで焚く → 空間に香りを満たし、落ち着いた雰囲気を作る。

✔ ハンカチや枕に1滴 → 怒りやストレスを感じた時に、深呼吸しながら香りを楽しむ。

香りは、理屈ではなくダイレクトに心に作用するため、気持ちを切り替えたいときにぴったりです。

「我慢する」のではなく、「伝える」ことが大切

「怒りを抑える」のではなく、「どう伝えるか」を考えることが大切です。

☑ 言葉を選びながら、自分の気持ちを素直に伝える。
☑ 「こうしてほしい」と冷静にお願いしてみる。
☑ 怒りの前に、一度深呼吸してみる。

実際、心の中でずっとモヤモヤしていたことを言葉にすると、驚くほどスッキリすることがあります。そして、案外相手も「そんなふうに思っていたんだね」と理解してくれることも少なくありません。

「環境を変える」勇気を持つ

どれだけ自分を成長させようとしても、環境そのものが悪ければ、怒りやストレスはなくなりません。

もし、あなたが傷つけられるような環境にいるのなら——
もし、あなたを軽んじる人たちの中にいるのなら——

今すぐ、その場を離れる準備をしましょう。

「そんな簡単に変えられない」と思うかもしれません。ですが、環境を変えるだけで、驚くほど心が穏やかになった人を、私はたくさん知っています。

仕事、人間関係、住む場所——どれも簡単に変えられないかもしれません。でも、小さな一歩を踏み出すだけで、未来は確実に変わります。

「ここにいるのが辛い」と感じるなら、それはあなたの心が「もうここにいる必要はないよ」と教えてくれているサイン。

その声を、どうか無視しないでください。

あなたの心を、もっと自由に

怒りをコントロールすることは、自分をもっと自由にすることでもあります。

「こうあるべき」「こうしてほしい」という思いを少し手放し、心に余白を作る。
すると、不思議と気持ちが楽になり、周りの人とも穏やかに接することができます。

もし、「私は怒りをため込みやすいかも」「どうやって気持ちを整理したらいいか分からない」と思うなら、ぜひ一度、私の鑑定を受けてみてください。

あなたの顔が教えてくれる、本当の感情と向き合うお手伝いをします。
そして、心をもっと自由に、穏やかに生きるためのヒントをお伝えできたらと思います。

あなたが、今より少しだけ生きやすくなりますように——。

伊藤スミレ

 

『怒りの取り扱い方』2025年4月のブログテーマ

 

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