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2023/08/21
子育てで大切なことは顔が教えてくれる
子育てに大切なことは顔が教えてくれる
こんにちは、伊藤スミレです。
今回は子育てのお悩みに対するヒントは「顔が教えてくれる?」というお話です。
気楽に読んでいただけると嬉しいです。
大切なのは愛情を受け取れているか
親子なのに価値観が違う事は珍しい事ではありません。生まれ持った気質は十人十色です。理解したいのに理解出来ない事があって当たり前なのです。とは言っても親子だからこそ、意見がぶつかったり理解し合えないと悲しかったりイライラしたりしますよね。
親子とはいえ別人格です。お子さんの可能性を信じて見守れたら良いのですが、心配は尽きないのが親心です。
親子関係で問題なのは価値観が違う事ではなくて、愛情を受け取れているか?なのです。愛情は目に見えないので伝わって無い事もあります。忘れていたり、思い込んでいたりと人間の記憶というのは曖昧なものですから「こんなに愛したのに?」と戸惑う事もあると思います。
自分の事で置き換えてみると、私はたくさんの愛情を貰って成長したと思っているのですが、不満に感じていた時もあります。愛されていないのかな?と思った時もありました。でもそれも今が愛で満たされていれば過去の細かい事は気にならなくなります。少なくとも今の私は人の優しさや愛を受け取れる状態です。
その愛を受け取れているかどうか?は顔に出ています。
特に「鼻」に出ています。
「え?鼻?」と思われるかもしれませんが、フランス相貌心理学では愛情をどう受け取るか?は鼻に出ているのです。
例えば、鼻の穴が非対称になっている人は愛情に関して心配なことがあります。私が多くの方の顔を見てきた中で親子関係が上手く行ってない人や恋愛問題を抱えている人には特に見られる特徴です。
もしお子さんの鼻の穴が非対称になっていたら、「不安にさせていることはないか?」お子さんと真剣に向き合ってみると良いです。責任感の強い子や優しい子は不安を言えずに周りの要望に応えているかもしれません。子供は親のリクエストには出来るだけ応えたいですし、愛されたいので良い子を演じてしまいがちです。外から見るだけでは、お子さんの心の内は見えないのです。
「私が我慢していれば皆が平和なんだ」と思えば、本音が言えなくなります。逆に「私は皆の為に出来ることがしたいけど、ここまでは負担だよ」と自分の気持ちを伝えられているなら「私は我慢している」という被害者意識にはならないはずなのです。我慢は愛情を受け取る上で障害になります。つまりお子さんに我慢をさせないことが大切なのです。親の目線では普通のことだと思っても本人からするとストレスになってることは多いのです。お子さんの言葉だけでなく表情を良く観察してあげてください。そして両手でしっかりと抱きしめてあげてください。14歳までならスキンシップは有効です。(異性のお子さんでも)また、赤ちゃんの時にお母さんのおっぱいを飲んでいる時の写真があれば見せてあげてください。記憶から抜けていたしても愛されていた証明があるのは大きなことです。
子育ての極意は自分が愛を肯定する
とは言うもののです。子育てが上手く行くには親自身も愛情に対して肯定的な考えが必要です。そして「愛情とは?」を机上の空論ではなく実行できるのか?が試されます。「自分には難しいかもしれない」そう感じる人も少なくないでしょう。もし貴方の鼻の穴が非対称なら、ただ「愛を信じること」から始めてみませんか。「自分が愛されるわけがない」という感情が無意識にでも存在するなら、自分自身の存在を受け止めることから始める必要があります。そこから愛を体験する旅がスタートします。「自分を愛することが大切」というとナルシスト?と誤解する人がいますが、そうでなくて自分自信を肯定することなのです。「生まれてきて良かった」「ワクワクすることがある」「ダメな自分も嫌いじゃない」「自分には良いところがある」この4つのうち1つでも当てはまるものがあるなら、貴方は自分を肯定できています。それと同じような感情を他者に対しても持てるかどうかです。
愛とはただ存在を肯定することです。
「笑顔で挨拶をする。」「親切にして貰ったら気持ちを込めてお礼を言う。」「話を親身に聞いてあげる。」この3つを繰り返していくことで愛は生まれます。素晴らしい解決策がなくても寄り添ってくれるだけで良いのです。特別なことは愛には必要ないのです。
この3つは子育てにも応用できます。教育とは正解を一方的に伝えて終わりじゃないように、子育てとは子供の目線に立って話を聴くことが重要です。
現代では恋愛も結婚も子育ても難しいイメージになってしまっていますが、本質はシンプルで人と人が寄り添って助け合って生きることなのです。
理想を高く持つと傍にある大切な物が見えないことがあります。現代人は知的好奇心を満たすことに生き甲斐を感じ易くなっている為、感情を介したコミュニケーションが二の次になってしまうという傾向になっていますが、子育てには損得勘定抜きの愛が必要です。「健康で笑顔でいられる幸せ」を改めて考えてみると子育てが楽になるかもしれません。
首都圏を中心に中学受験が盛んですが、中学受験生のお子さん(特に高学年)の顔相は感情よりも知性重視型に傾いているお子さんが多いです。低学年から勉強が最優先で生活をし続けると、感情を介したコミュニケーションが親子間で不足し愛情に問題を抱えやすくなります。愛情に問題を抱えると人間関係、恋愛、仕事、全てに影響が出てしまいます。幸せな人生であって欲しいという愛情から受験を勧めているのに、逆効果にならないように普段から愛情を込めたコミュニケーションを意識したいですね。
情報過多な現代社会は情報に飲まれてしまいがちですが、大切なのは今ここに意識を集中させることです。過去や周りに振り回されず、「貴方の目的の為に行動する」
もし自身の愛情問題にトラウマがあり不安がある人は、「貴方が変わりたいと真剣に思った時から変われる」という事を実践してください。過去の自分は捨てる事ができます。過去を理由に生きていると何も生まれいないのです。
この瞬間を丁寧に生きていきたいですね。
未来を思うと不安にもなります、誰かと比べると自信が無くなる時もあります。あの人みたいになりたいと渇望することもあります。でもそれはナンセンスです。貴方にしかない魅力や強みがあるからです。そしてお子さんの個性も同じです。全ての人がオンリーワンの存在で、オンリーワンの人生です。自信を持って愛していってください。
伊藤スミレ
占星家・タロティスト
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