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2023/08/28

お誕生日にまつわる不思議なご縁

こんにちは! 北海道(函館)支部&オンラインで、心理占星術コンサルテーションをしている夕雅です。

ご無沙汰しておりましたが、
今回も7月のブログテーマ「不思議な体験と占い」に因んで、
「誕生日」にまつわる不思議なご縁についてお話します。
ちょっとした過去の恋愛についても触れていきます。

 

心理占星術視点で考える「誕生日にまつわる不思議なご縁」

 

誕生日の不思議

 

「出産予定日は〇月〇日ですね」

第一子を授かった時のこと。
妊娠が分かってとてもうれしかったのですが、出産予定日がひっかかりました。

何故なら…。元カレの誕生日だったからです…。

少し付き合って別れ、復活しても結局別れた、
そんな彼の誕生日だったから。

「なんでこの日?」

始めは思いましたが、何より無事に生まれてくれるのが一番。
予定日ということあり、その後は特に気にしてなかったのですが…。

長女は予定日から一日遅れで誕生しました。
元気に生まれてきてくれて、まずは一安心。
でも一日違いというのが少し引っかかりました。

「なんか因縁でもあるのかな…」そんな憶測もたまにしたりして…。

でも、占星術でその謎は解けたのです。

土星力を創るエネルギー

まず、お互いの出生図から私と長女の関係を見ていきます(シナストリー)。

私の出生図の土星の位置から1度進んだところに長女の太陽があります。
占星術的には1度のオーブ(度数差)で合です。

そして、元カレの誕生日はその前日。調べてみると
私の土星に約1度のオーブで合(出生時刻が不明のためおよそ)になるのです。

元々、私の出生図では土星がノーアスペクトで強調されています。
ノーアスペクトとは、どの天体からも接触(メジャーアスペクト)がない
ということ。
他の天体と関係を持てないので、浮いてしまったような状態です。
そのため、試行錯誤しながら社会に表現していくことになります。
自分自身で創り上げる必要性があり、
私の場合はそれが土星だということです。
土星は責任や抑制、管理・指導などに関係しています。

そこから3人の関係性を捉えていくと、

相手が私の土星力を鍛えてくれる関係
そして、私が土星的な力を相手に与える関係

ということになるでしょうか。
振り返れば、いくつか思い当たることがありますね。

子育てのプレッシャー

まずは、私と長女の関係について。

初めての出産は少し難産気味で、初期の育児も手がかかりました。
抱っこで寝かしつけてもベッドに移すとぐずるので、
一日ほとんど抱っこと授乳しているような状態。
これがいつまで続くのか…最初の数カ月はそんなことばかり頭にありましたね。
責任や忍耐(自己抑制)が試される時期でした。

私にとって出産や子育ては人生でも重要な出来事です。
占星術による時期表示からみてもそれははっきりと表れています。

ソーラーアークで見ると出産した年に土星がMC軸に乗っていました。
MCは社会的立場を示し、現実でも私が母親になった事がそれにあたります。

そして、空にある土星(tr土星)も私のMC軸に合となる年でした。

また、長女が誕生した時の星の配置では
木星(tr木星)が私の出生図の土星にオーブ0度で合。
生れた時の星の配置が出生図となるので
長女の出生図の木星と太陽の合に、私の土星がぴったり重なる
ということになります。

もう、土星づくしの年です。

土星と木星の合は強い目的意識を持つことに関係します。
現実でも長女の誕生をきっかけに母としての意識や責任を強く感じました。

子供が成長するために必要な管理も土星が関係します。
このため、長女にとっては私からの抑圧も感じたことでしょう。
シナストリーで見ると私の土星が長女の太陽に乗っています。
長女の出生図からも母親から受ける抑圧や影響力がしっかり表れています。

子育てを振り返っても、長女はとても「育てやすい子供」でした。
こちらの考えを理解し、私が辛い時は励まし、慰めてくれる、
責任感の強い子供でした(娘の出生図で土星はMCに合)。
子育てといいつつ、逆に親として育ててもらったことも数知れず(笑)。

この「育てやすい子供」という言葉。
親はこの一言で子育てを美しい思い出にしてしまいますが、
親や周囲にとっての「良い子」を演じなければならないプレッシャーが
子供の中にあったかもしれないですよね。
恐らく長女にもその葛藤はあったのでしょう。

高校生になると宣言します。

「今までは周りの期待に応えていたけど、これからは私のやりたいようにする!」

それからは、火のサインの太陽らしさを発揮し始めました。
「中学までの自分は本当の自分じゃなかった。今が楽しくてしょうがない!」
その後はタガが外れたように本来の彼女自身を表現し、自立していきました。
今は看護師として働いています。
ちなみに娘のMCのサビアンシンボルは「赤十字の看護師」です。

圧をかけあう仲…でした

次は元カレについても土星と太陽の関係から相性を見ていきます。

先程言ったように、私の土星は彼の太陽と合です。
そして、彼の土星も私の太陽と金星に180度で対抗していました。
シナストリーでみると互いに抑圧しあう関係にあったようです(笑)。
付き合っていた頃は全然気づかなかったですねぇ。
結構楽しかったように思うのですが、圧を感じ合う仲だったとは…。

でも、考えてみると、彼は遅刻魔だったので待ち合わせは結構イライラしてたかもしれません。
私の方も、彼を励ますつもりが逆に圧をかけていた、などありましたし(笑)。

でも、別れてからは自分についての見方や考え方はかなり変化しました。
物事について慎重に考えるようになったと思います。これも土星的な力でしょう。

シナストリーから見えるもの

始めは謎でしかなかったことが(因縁まで考えた事も)、
占星術を通してみれば、答えは単純でした。

人生を通して自分なりの土星力をつけるために、
私が必要としていた人だったのです。
また、私だけでなく、
相手も私を必要としたからご縁があったのでしょう。

一人ひとりが違うように、どのような人と引き合うのかも
人それぞれではないでしょうか。
金星と火星の関係よりも、時には土星が関わることが
私の例のようにあるのです。

相性的には良くない相手であるかもしれませんが、
その人の出生図に見られる個性や傾向から惹かれるものがあり、
関わり合いながら一緒に成長していくのでしょう。

また、成長過程で生じた思い込みに惑わされ、
相性が良くてもトラウマのパターンにはまり、
人間関係がうまく築けない事もあります。

自分でもわかっているのにそのパターンからなかなか抜け出せない。
親子関係やパートナーとの関係で自分を見つめ直したい。

そんな時は、心理占星術コンサルテーションで違った角度から
自分を見つめる…というのはどうでしょうか?

因縁かもと思っていた事が占星術で解決できるかもしれません。

 

 

2023年7月のブログテーマ『不思議な体験と占いとの関係』

 

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