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2021/06/21

ホロスコープの特徴も遺伝するのでしょうか? 

こんにちは。第三の眼・大阪&オンラインのKyokoです。

2021年5-6月のブログテーマは『遺伝』ですね。

現在『家族占星術』という研究会のため
自分の家族のネイタルチャート(出生図)分析をしているのですが
≪祖父母の影響の大きさ≫に驚いています。

両親や兄弟のネイタルはじっくり見たことはあっても
祖父母のネイタルのチェックが甘かった!と思い知りました。

 

私が特に強く、遺伝的影響(占星術的)を受けているのは、母方の祖父のようです。

私は魚座アセンダントで1ハウスに牡羊座がインターセプトしているのですが
祖父の太陽は私のアセンダントにJUST合。
そして祖父の水星・金星・火星(すべて牡羊座)が、私の1室に入っています。

1ハウスは【自分自身】の部屋ですので
私の外見や基本的なキャラクター、基本的体質は
祖父から受け継いだものが大きいことがわかります。
いわゆる隔世遺伝というやつですね。

 

私の父も月と火星が牡羊座にありますので
牡羊座の要素は父方から来たものと思っていたのですが、実際は両家のブレンドですね。
ただ、父は魚座に天体がないので、祖父の影響がより大きいと感じます。

母が自分の父に似た部分のある男性を配偶者に選んだからこそ
その似た部分が強められ、私に出たのかもしれません。

 

親に似た人を配偶者に選ぶのはお互い様
なんと、私の母と、父の母(私の父方の祖母)は、誕生日が同じ「1月2日」です。
(もちろん生年は違いますが)

つまり、母も祖母も、山羊座11度近辺の太陽を持っているのです。
この要素は太陽と土星のスクエアという形で、私と妹が受け継ぎました。
土星は山羊座の支配星なので、山羊座の太陽と、太陽と土星のアスペクトは似たテーマがあるのです。

一方、弟は、太陽と土星のアスペクトを持っていません。
弟は、土星タイプではなく、明らかに木星タイプです(射手座の太陽)。

なぜなのかな、と考えて、遺伝について調べてみると、こんな記事を見つけました。

・孫が男の子の時、父方の祖父母の性染色体は祖父からしか来ない
・孫が女の子の時、父方の祖父母の性染色体は祖母からしか来ない
・母方については、孫の性別に関係なく一定の確率で祖父母の性染色体が来る

男の子が生まれると嫁姑関係は最悪になる。知られざる遺伝子のいたずら≫より

つまり、弟は、父方の祖母の性染色体を受け継いでいないわけで。。。
そういった要素が、占星術的にも表現されている、のかもしれません。

ちなみに弟は、金星が山羊座10度で、サビアン度数のテーマは受け継いでいます。
母や祖母の太陽度数にオーブ1度で合ですね。

 

占星術の理論に「派生ハウス」というのがあり
10ハウスを母親とすると、母親の父親は、10ハウスから考えて4番目です。
つまり母方の祖父の影響は、1ハウスに出やすいということになります。

一方、4ハウスを父親とすると、父親の母親は4ハウスから数えて10番目=1ハウスです。
つまり父方の祖母の影響も1ハウスに強く出やすくなります。

10ハウスを父、4ハウスを母、と考える人もいますので
どちらを、父とするか母とするかは、厳密ではないのですが

まずは、母方の祖父、父方の祖母、に注目してみるとよいかもしれません。
受け継いでいる重要テーマを認識できます。

私自身、父方の祖母の特徴もいろんな形で受け継いでいます。
天王星の強さや、太陽のテーマ、パート・オブ・スピリットのテーマは祖母からのものです。

 

ホロスコープ分析ができない方も
祖母や祖父の生き方から、自分がインスパイアーされる部分は
重要なライフテーマだと考えて思い起こしてみてください。

祖父母の影響、家族の影響を、占星術で詳しく考えてみたい方には
『パートナーシップ占星術系』のメニューにて対応させていただきます。

これまで、両親や兄弟のチャートしか見ていませんでしたが
これからは、祖父母のチャートも拝見し、重視したいと思います。

 

 

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