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2019/08/04

私にとって『自由研究』は『レクリエーション』。

こんにちは。第三の眼・大阪&オンラインの心理占星術師 Kyokoです。

 

今月のブログテーマは『大人の自由研究』ですね。

私は『心理占星術研究会』のマネージャーをやっていまして
常に『グループ研究』と、かかわっています。

 

たとえば、月曜の夜19:30~22:30は、
週毎に、違うテーマの研究が繰り広げられています。

 

現在ですと…。

そして、第一火曜と第四金曜はサビアン占星術の研究をしています。

なんだか、常に『研究』してますね。

 

ただ『研究』と銘打っていても、限りなく『講座』に近いものもあります。

『講座』に近いものは、参加メンバーそれぞれ意見を述べはしますが
研究会以外の時間を使って、独自に調べたり考えたりする時間をあまりとっていない。
そして、それらを発表する時間が充分でないのです。

講義を一方的に聞く時間が長く
参加者は「教えてもらっている」感覚が強いと思います。

 

やはり、各自が主体的に考え尽くす、ことがなければ
本当の意味での「研究会」では、ないでしょう。

それでも、一般的な講座に比べれば、とても能動的なスタイルだと思います。
逆に言えば、『講座』に近いものは、参加しやすい研究会だと思います。

 

そんな中で、もっとも正統的な研究会は
『サビアングループ研究会』でしょうね。

この研究会は、メンバー各位のレポート提出が必須です。

各メンバーとも、レポート作成のために、毎月、多大な時間と労力を捧げています。
たくさんの資料を読み込み、考察し、レポートにまとめ、発表する。

これ、ほぼ、毎月やってるんですよ。
とことん本気の人しか続けていくのが難しい研究会です。

サビアングループ研究会

レポート提出は義務ですが、皆さん、自分の意志で取り組んでいるのです。
楽しいから、面白いから、興味があるから

それは、毎月のテーマ度数域であれば、研究対象を自由に選べるからでしょう。
レポート形式も自由。 自分独自の理論を自由に追求できまます。

まさに『大人の自由研究』
『自由』があるからこそ、個性が発揮できるし、面白いものが生まれてくるのです。

 

サビ研メンバーは『研究力』『発表力』をどんどん伸ばしていってると思います。

「それをすること」自体から『喜び』『充実感』など
多大な報酬を得ているから、続けられるのでしょうね。

 

しかし、『研究』は体力を消耗します
そのため、7月から8月は、サビ研も「夏休み」になっています。

しかし、きっとメンバーは「自由研究」を
いつもより、ゆっくりペースですすめていることでしょう。

 

次に『研究会』ならではの魅力にあふれているのは『ホラリー研究会』です。

ホラリー研究会には『講義』の時間がありません。
各メンバーが『お題』と称するホラリーチャートを持ち寄り
全員でそのチャートを解読することを繰り返しています。

ホラリー研究会

事前にレポートを作成する必要がないので気楽に参加できますが
各自、自分の『お題』については事前に考えているはずです。

 

単に『チャートの読み解き方』というだけでなく
その『お題まわりの知識』を仕入れたりします。

 

たとえば、「今度の選挙は、どちらが勝つか」という「お題」が出たとすると
その「お題」を出したメンバーは、政治に普段から関心がある、ということです。
さらに、その問題の背景を突っ込んで調べてもいるでしょう。
本番で、それらの情報をシェアされた他のメンバー達も、その分野に詳しくなるわけです。

 

つまり新しい『問い』が提示される毎に
その分野への知見を広げていけるわけですね。

 

『ホラリー研究会』では実に様々なテーマが話題にあがります。

 

それゆえ、占星術家は、占星術の勉強だけしているだけでは不足なのだ。
ということを実感します。

 

もちろん、知らないことは、クライエントに聞けばいいのですが
詳しい分野の相談の方が、的確な答えを導きだせることでしょう。

 

さて、あらためて『研究』って、何をすることなんでしょうか?

物事を詳しく調べたり、深く考えたりして、
事実や真理などを明らかにすること。また、その内容。
by goo辞書

ある特定の物事について、人間の知識を集めて考察し、
実験、観察、調査などを通して調べて、
その物事についての事実を深く追求する一連の過程のことである。
語義としては「研ぎ澄まし究めること」の意。
by Wikipedia

「研ぎ澄まし究めること」 という表現、素敵ですね。

実際、研ぎ澄ます感覚で取り組まなければ
研究は、中途半端で説得力がないものになってしまいます。

研究に没頭しているときは
集中によって身が削られるような感覚があります。

それでも、私的には、研究は「楽しい遊び」です。
「レクリエーション」です。

ちなみに「レクリエーションrecreation」とは

主として自由時間に行われる自発的,創造的な人間活動をいう。
by ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

語源はラテン語のrecreāreで,再創造,壊れたものがつくり直されること,
人が病気から回復すること,課業の疲労をいやして元気を取り戻すという意味がある   by 世界大百科事典 第2版の解説

私にとっての『大人の自由研究』『レクリエーション』ではありますが
レポートを作成するにあたっては、身を削るような集中を要します。

 

ひとつレポートを書き終える毎に、ぐったりするほどですが
精神的には充実感でいっぱいになります。

 

ひとつレポートを終え、束の間の休みをとった後は
また次の課題に取り組みたくてウズウズしている自分に気付きます。

 

研究成果を発表する=アウトプットの場がある
ということは、とても、重要に感じます。

 

レポートを真剣に隅から隅まで読んでフィードバックしてくれるメンバー。
それができるだけのバックグラウンドあるメンバーとの
意見交換、教え合い、によって、理解はどんどん深まり、新たな発見が訪れる。

 

そういう環境が研究を加速している要因でしょうね。

 

またホラリー研究会は、今、抱えている自分の問題を
メンバーに一緒に考えてもらえる、よろず相談所でもあります。

 

様々な視点から、意見やアドバイスをもらえます。

 

実人生の課題に向き合い、それに答えや突破口を見出そうと努力すること
これは、占星術研究に終わるものではなく、人生を考えることです。

 

確かに、研究会ではあるのですが
癒され、回復していく場としても、機能しているように思います。

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