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2020/09/11
私たちは囲い(檻)の中にいるのかもしれない|山羊座28度の考察
こんにちは。第三の眼・大阪&オンラインのKyokoです。
先日、都心のデパートに入ってみたら、土曜というのに人が少なかったです。
こんな状態で商売を続けていけるのかな?と心配になりました。
一方、私が住む郊外のカフェやお店は賑わっています。
おじいちゃん、おばあちゃんも、たくさんいます。
皆さん、遠出はしないけれど、地元で楽しんでらっしゃる。
制約の中で楽しむ術を見つける人が増えている
代々木店のメンバーから聞いたところによると
最近、代々木店の近隣にお住まいのお客様の初来店が増えてるそうです。
リモートワークや自粛のおかげで、平日昼間に、自宅近辺を歩き回るようになった。
そして代々木店を見つけた。
何年も代々木に住んでいるのに、これまで気づかなかったそうです。
朝早く家を出て、夜遅く帰宅するという、多忙な生活を続けていた頃は、当店が眼に入らなかったのでしょう。
私たちは「今、ここにないもの」を求めて、外へ外へと意識を向けがちですが
自粛という制限は、自分が住む土地のローカルな魅力を見出す機会になっている。
「灯台下暗し」だったと感じている人も多いのではないでしょうか。
最初は制約のストレスばかりを感じていたけれども
制約の中で楽しむ術を見出しつつあるのでしょうね。
コロナ前も実は制約だらけ、今のほうが自由、という人も
考えてみれば、コロナ前も別の形で制約だらけだったのかもしれない。
リモートワークの今のほうが、時間配分、仕事の進め方、服装など、自由度が増している部分もある。
ソーシャルディスタンスも徹底されているので
カフェやお店は、コロナ前より快適に過ごせる場所になった。
いずれにせよ私たちは「制約の中で成果をあげる」というゲームを続けている
コロナの影響でゲームのルールが変わり、前よりも有利になった人もいれば不利になった人もいる。
不利になった人は、生き延びるための様々にエネルギーを注ぎこまざるを得ない。
現実にがっつり取り組まざるをえないから、他のことで悩んでる場合じゃない、という話も聞きます。
山羊座の木星・土星・冥王星
2020年9月のトランジットを見ると、現在、木星・土星・冥王星が入っている山羊座が非常に強調されています。
木星以降の天体は【時代の変化】をつくり出します。
山羊座やそのルーラーの土星は【制限、限界、社会集団、権力、業績、ローカル】などを象徴しますので、2020年は、こういったテーマが強調され体験させられているわけです。
占星術的に見れば、そういったテーマを回避しようとするより、しっかり取り組んでいくこと。
そういうテーマを体験中であると客観視し、意識的に取り組むほうがゲームクリアが早い、そして、早めに次のステージにいける、ということになる。
今、提示されている山羊座のテーマに取り組まずに
山羊座の次のサインである水瓶座のテーマ【自由・自由】といっても、はじまらない。
そして水瓶座の副ルーラーは土星ですから、水瓶座に天体群が入っても土星からは逃れられない。
土星の質(たとえば制限の中で成果をあげる力)が、水瓶座の自由度を左右します。
山羊座28度:大きな飼鳥園(バード・サンクチュアリ) A large aviary. (Kyoko訳)
水瓶座の直前、山羊座28度を【大きな養鶏場】と訳している文献も多いですが、
aviarty は鳥小屋or鳥の檻という意味合いで、鶏に限定するべきでないと思えますので、Kyoko流に訳してみました。
いずれの訳にせよ、なんだか、コロナ自粛を象徴するようなシンボルに見えてきます。
鳥は私たち、鳥小屋は私たちを囲い込んでいる制限(檻)です。
誰かによって設定された囲い(現実感覚)の中で、私たちは生きている。
それまでは【囲いこまれている】ことにさえ、気づかなかったのかもしれない。
けれども、今や、それを知る人が増えている。
それでも、あえて【囲いの中にいる】ことを選ぶ人もいる。
なぜなら、そのほうが、安全・快適だから。
【囲いをつくって、他からやってくる侵入者を防ぐ】
なぜなら侵入者はウイルスを持ち込んで、私たちの命を脅かすかもしれないから。
一方、【脱出準備】をはじめている人や、いち早く脱出した人もいる。
けど、囲いから出ていったら、自分で餌をとらなきゃいけないし
餌が取れなければ、野垂れ死ぬかもしれない。
あるいは外敵に食われるかもしれない。
野生の動物は、飼われている動物よりも、寿命の長短の差が激しい。
生きのびるために無法者となり盗みを働く者も出てくる。
そこには自己に都合のよい自由思想が垣間見える。
会社をやめたい、やめたい、と言ってた人が
コロナ不況が予測される世の中で、フリーになるのが怖い、と言っている。
自営業だった人が、店をたたみ、いったん雇われの身に戻らざるをえないケースも増えている
(再起の機会を待つ)
すべてのサインの28度は各サインからの脱出ポイントといわれます。
脱出するには、今いる場所を客観視する必要があります。
この度数(28度)で、見えてくるのです。
そして、それぞれ、客観視できたものからのみ、脱出できるのです。
だから、何から脱出するかは、人によって違う。
土星は、2020年2月、3月、8月、11月頃に、この度数を通過し
木星は、2020年5月、6月、12月頃に通過します。
冥王星は、2021年4月、5月、6月頃、2022年2月、8月、12月頃に通過します。
28度に限らず、周囲の度数すべてが客観視にいたるステップです。
2020年の年末には、木星・土星が水瓶座に移動し
2023年~2024年、冥王星も水瓶座に移動します。
そういった時代の境目を目前に
私たちはコロナをとおして【囲いの中にいる】という気づきを、少しずつ得ていっているのでしょう。
山羊座28度についてもっと知りたい人は
⇒【サビアングループ研究会】にて研究成果の一部をシェアしていますので参照してみてくださいね!(私ではなく、メンバーの一人が書いたものです)
⇒ 2020年8月のブログテーマ『時代の変化について行く』
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