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2019/02/25

「長期的展望」は、結局のところ「太陽」が生み出す

第三の眼・大阪&オンラインの心理占星術師 kyokoです。

 

多くの占星術家は

「この星の配置だから、こういうことが起こる」

といった表現をしがちなのですが

実は「星は何もしない」のです。事を起こすのは「私達のほう」です。

 

惑星たちは太陽の周囲を楕円軌道を描きながら周り続けています。

 

そんな惑星達の星の今の配置、未来の配置をみれば
特定の時期に、特定の天体から「刺激」を受けることはわかりますが
「未来の自分が、どうなっているか」は、わかりません。

 

私たちの人生の長期的展望やテーマは「私達の内に」あります。

 

私達の意志を象徴するのは「太陽」です。

自らの太陽(自らの意志)に従って生きるとき
太陽が、今、空を移動している惑星達を照らすのです。

 

太陽系の天体のうち、
自ら光を放つ力があるのは「太陽」だけです。

 

太陽系のその他の惑星や準惑星、衛星たち
月、水星、金星、火星、木星、土星、天王星、海王星、冥王星等は
その光を「反射」して輝いているに過ぎないのです。

 

太陽の寿命が終わるとき、太陽系宇宙は終わります。
その代理を、惑星達が受け持つことはできません。

 

太陽系の天体のうち、 自ら光を放つ力があるのは「太陽」だけ|大阪&オンラインの心理占星術師 kyokoのブログ

 

つまり。。。

惑星が私達を「不幸に陥れる」わけでも「成功をもたらす」わけでもなく
私達が、惑星たちの、一側面に「光をあてて」フォーカスしているだけです。

 

そうすると、惑星たちが光を反射します。
その反射によって、自らの意志や生き方が、照らしだされるのですね。

結果として「自分自身」「今の自分自身」への理解が深まる。

 

さまざまな「反射」による「気付き」をきっかけに
今までの方向性を加速したり、軌道修正したり、完全に方向転換したりする。
(あるいは、何もしない、という選択をする)

 

だから、もっとも遠くて長い展望
最遠の冥王星から生まれるのではなく
自分の太陽=意志や生き方から生まれます。

 

太陽系の10天体の中で、最遠の冥王星から刺激を受けたとき
太陽は非常に遠く長い射程距離を意識します。
それは「内なる長期的な展望」を意識化するきっかけになります。

 

太陽が、海王星からの刺激を受けたとき
その反射によって「想像」「夢」「幻影」が届けられ
内なる様々な可能性を意識化することができる。

 

でも、それらのビジョンや展望を具現化するのは
私達であり、星の仕業ではない、のです。

 

私は、そういうスタンスの心理占星術コンサルテーションを行っています^^

 

『太陽のエネルギーを有効に利用しましょう』~2019年9月のブログテーマ~

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