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2024/08/30

迷いの時期に出会った言葉

こんにちは!

北海道(函館)支部&オンラインで、
心理占星術コンサルテーションをしている夕雅(ゆうが)です。

今回は迷いの時期に力をくれた言葉についてお伝えします。

☆『記憶に残る言葉』〜2020年7月のブログテーマ〜

小我と大我

「あなたの小我を捨て大我のために生きよ!」

この言葉は西洋占星術のセッションを始めた当初、不安や迷いが多かった時にスピリチュアルセラピーで伝えられたものです。

小我(個人的エゴ)を捨て大我(個人的主観から離れた自由自在の境地)に生きなさい、

という意味のようです。

大我(ダイガ)とは? 意味や使い方 – コトバンク (kotobank.jp)

 

この言葉を聞いた時、大我についてはよくわからなかったものの、小我の部分に強く惹かれ、身の引き締まる思いをしました。

小我はまさに迷いの中で右往左往しているその時の自分を表しているようでした。

「そんなところにいないで、大きな世界で生きなさい」と言われた気がしました。

不安や恐れが占めるエゴ(小我)は世界を狭くする

当時は、正しくありたい、クライアントのためになるセッションがしたい一心で、がむしゃらに占星術と取り組む日々が続いていました。セッション経験の少なさから生じる不安が、更にその気持ちを駆り立てたようにも思います。

乙女座の天体を多く持つ私(太陽も含む)は、正しく、役に立てる存在でありたい思いが強く出るタイプ。それは同時に、失敗に対する恐れも生み出します。

失敗したくない自我が強まると、確かな事だけに目を向け、あいまいな部分には手を出せなくなります。
そこから見ようとする世界は自然と狭まり、物事を大きな視野で捉えられないということにも。そうなれば、問題解決や意思決定において重要な洞察を見逃すリスクが生まれてきます。
当然、クライアントが望む方向性について話を深めることも難しくなるでしょう。
何より、不安や恐れはインスピレーションを伝える意欲を削いでいきます。

インスピレーションから始まる対話は、核心に触れる機会を作る可能性がありますが、不安や恐れはその機会を奪ってしまいます。

インスピレーションによるクライアントへの問いかけがその後の対話を深めていく、と実感し始めていた時でもあり、現状を変えるには主観を超えて自分を深く知ることが大事であると感じました。

それからは、心理占星術による自己分析を続けながら、必要に応じてセラピストの助けを借り、自己探求を進めることにしました。

星の声を聴く

「宇宙にゆだね、星の声を聴いて」

この言葉はセラピストから何度も言われた言葉です。

宇宙に身をゆだねることは、大我にある状態とも言えるでしょう。
さらに、大我はインド哲学における唯一絶対の宇宙の本体をも意味しています。

「大我のために生きる」という言葉には深い意味が込められていると改めて気づかされます。

心の在り方と宇宙を感じること。どれも私にとっては重要なことです。

宇宙にゆだね、星からのメッセージをクライアントに伝えること。
それは、クライアントが何ものにも縛られず、本来のまま生きるために必要なメッセージになるはず。

「あなたの小我を捨て大我のために生きよ!」

この言葉は、今も私に力を与え続けてくれています。

 

夕雅は、オンラインと対面で心理占星術コンサルテーションを行っています。
対面セッションはプライバシーが確保できる五稜郭公園近くの個室で行っています。

⇒ 個室の写真など、北海道支部の情報はこちらでご覧ください。

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