こんにちは、心理占星家、タロットリーダーの 今田ちえ です。
オンライン、宮崎支部での対面セッションを担当しています。

先日、ディーパック・チョプラ博士の著書を読んでいました。

病を癒したいなど、さまざまな問題を抱えて氏を訪れるクライアントさんに、
「なぜ？」と問い続けたら、

皆、さいごの究極の答えは、
「なぜなら、私は幸せになりたいから」だった、というエピソード。

そこで博士は、では「幸せを、何かと引き換えに得られる」という二次的目標にせず、
すでに「幸せである状態」を一次的目標にしようではないか、と。

生命の源、全体性につながる瞑想法を著書の中でくわしく伝えています。

（参照：『宇宙のパワーと自由にアクセスする方法』ディーパック・チョプラ、渡邊愛子著）
博士の問いかけ方の詳細は最後にのせていますよ。

外側の出来事にかかわらず、まず自分自身の内側が”幸せ”の状態である、ということですね。

この、源につながる習慣、いいですよね。
私は瞑想ではなく、フォーカシングという心理技法のひとつを習慣にしていますよ。

人の内側の状態（意識）が、外側の出来事に映しだされるのだから。

現実化にはご本人の行動がかかせませんが、
幸せな現実を手にするには、
本心から求めている”幸せ”の状態に、すでに内側がなっているのが大事なんですね。

博士が提唱する瞑想法と、技法としてのフォーカシングは、

• からだの感じに意識を向ける。
• エゴの声にのっとられない。
• （親身な態度で）観察者である。

など、共通するところが多いです。

私が感じる”幸せ”の感覚をいいあらわすと、これですべてを言い尽くすわけではないけれど、
「安心感、心地よさ、のびやかに広がっていく豊かな感じ」、でしょうか。

（誘導が必要なときには、インナートーク・セラピーをお試しくだっても）

さて、そこで、占いをいかして「幸せである」には、ということを考えてみました。

「なぜ、占いを受けるのですか？」という問いへの答えも、
「なぜ？」と問い続けたら、やっぱり

究極の答え、「幸せになりたいから」にたどりつくのではないかと思うからです。
（どうですか？）

あなたが幸せになるために、占いでお役にたてること

占いは、変化していく状況と、本来もってうまれた魂の設計図の交差点をみつけやすい

人生を航海にたとえるなら、

心理占星術セッションでつかうホロスコープは羅針盤、
タロットは海（潜在意識）の状態を教えてくれるガイド、
といったところかな。

人生は平たんでなく、さまざまな成長の時期が変わり目として訪れますよね。
（その体験を味わうことそのものが生きてるってことですね。）

とくに大きな変化の時期には、これまで頼りにしてきた基盤がゆらぐでしょう。
変わることを怖れるエゴとの葛藤もうまれますよね。

そんな中で、あたらしい方向性をみさだめ、
メンタルや行動の軌道修正、あるいはバージョンアップをはかる必要があります。

エゴの声は直感の声をかきけしてしまいがちだから

これまでのパターンに引きもどそうとするエゴの声は大きくて、時には脅すようで。
「こっちだよ」とささやく微かな魂の声：直感、をかきけしてしまいがち。

本当の望みとエゴの声が葛藤して、迷ってしまうときには、
瞑想などの手段でも、幸せの状態にあるのが難しいかもしれません。

とくに強い怖れを感じたり、
何度も同じようにくりかえされたりする出来事には、

その方固有のテーマ、つまり大きな可能性の開花につながる成長の試練が
潜んでいるものなんですよね。

このあたりは、ひとりでは打破しにくい面もあるんです。

羅針盤やガイドになる占いをツールとして使いながら、方向を見定める。

そうすると、変化の波をこえて、あたらしい状況の中で、

ご自身の本質が目指す方向性と現状とがクロスする焦点をみつけやすく、
幸せの感覚とのつながりを立て直しやすいですよ。

大切なのは対話

ご自身がおかれている実際の状況をふまえて、
おこりつつある変化を外側と潜在意識との両方でとらえるには、
対話がかかせません。

ホロスコープやタロットの意味をただ一方的に占い師が告げるのではなく、
それをきっかけに、ご本人さまの本心、潜在意識の声が引きだされていくような対話です。

かすかにあらわれている直感の声を、
はっきりと言葉にする。

言語化は現実化の第一歩。パワフルなものです。
私がご提供いたします占いはそのお手伝いができるツールです。

参照：冒頭でご紹介したディーパック・チョプラ博士の問いかけ詳細

※チョプラ博士は医者としてキャリアをスタートさせています。

ある日、私は心臓病の患者の前に座っていて、ふと
「あなたはどうして治りたいのですか？」と質問をしたのでした。

彼の目の表情は
「なんというバカげた質問なんだろう。」と言っていて、
彼はこう答えました
「病気をしている誰もが良くなりたいと思うのではないですか。」

私は「そうですね。」と答えながら、
「でも、どうしてあなたは良くなりたいのですか？」と聞きました。

彼は「もし良くなれば、仕事に戻ることができて、
もっとお金を稼げるようになります。」と答えました。

なぜか分かりませんでしたが、私は彼にしつこく理由をききました。

「なぜ、もっとお金を稼ぎたいのですか？」と。

彼は面白くなったようで、私がしかけたゲームに同意してこう言いました。
「なぜなら、自分の息子を良い大学に入れたいからです。」

私は彼に、なぜ息子を良い大学に入れたいと思っているのか質問しました。

「私は息子に良い教育を受けさせたいのです。
そうすれば彼は成功へのキャリアを築けるからです。」

それから私が彼に、
「なぜ？」「なぜ？」「なぜ？」と質問をし続けた末に、彼はこう答えました。

「なぜなら、私は幸せになりたいからです。」

＊＊＊

以来、私を訪ねる患者だけでなく、相手が何を欲しがっているかに関わらず、
誰とでも、このゲームをしました。

あなたもこのゲームを試してみたらどうでしょう。

欲しいものをきいて、相手が答えたら、
「なぜ、それが欲しいのか。」理由を聞き続けるのです。

「幸せになりたいから。」という究極の答えをきくまで。

 

（参照：『宇宙のパワーと自由にアクセスする方法』ディーパック・チョプラ、渡邊愛子著）

占いを活かして幸せに生きるには？ ～2023年8月のブログテーマ～