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2023/02/28

月で生きるか、太陽で生きるか

こんにちは、心理占星家、タロットリーダーの 今田ちえ です。
オンライン、宮崎支部での対面セッションを担当しています。

(ミモザ。最近、ウォーキングにはまってます。 季節を感じる花との出会いもたのしい)

 

タイトルの、「月で生きるか、太陽で生きるか」ですが。
西洋占星術でいう、月とは、素顔の自分。無意識の領域をあらわします。
太陽とは、こうあろうと意識的に目ざす姿。人生を切りひらく力です。

どちらかで生きる?と選ぶわけではなく、
そうです、実のところどちらも必要なんです。

どちらも必要なのだけれど。
それぞれの特徴をいかせる使い方をしていないと、
生きづらく感じることは多いでしょうね。

”どんなふうに” 月や太陽の姿を表現しているかで、
日々、イキイキと充実しているなぁと感じるか、
がんばってるけれど報われないなぁと生きづらく感じることが多いのか、
がちがってくるものです。

今日は、月の欲求をみたすのは重要なのですよ、
というお話を書いてみようと思います。
さいごに、月の欲求を知る、簡単なワークもご紹介していますよ。

 

自分らしくあるには月の欲求をみたすこと

月は、基本的な欲求なので、
月がもとめるものを満たすのが、
仕事にしろ人間関係にしろ、
安心して自分らしくあれるだいじな要素です。

一方、太陽は、こうあろうと意図し、
望む生き方をつくりだしていく力。
太陽を発揮していないと、環境やほかの人にふりまわされて、
受け身の生き方になってしまいます。

わたしを例にあげますと。

わたしの月は水瓶座。太陽は乙女座です。

わたしの場合は、月の水瓶座的な欲求がみたされる安心感は
こういった面ででていると思います。

既存のルールにしばられず自由な立場でいたい。
それぞれの人が自分らしく個性を発揮しているコミュニティに属するとイキイキする。

ここを満たしたうえで、人生をきりひらいていく力は、
具体的に要求にこたえられる技術や知恵を身につけ、
ほかの人の要求にこたえサポートしていく、となります。

水瓶座の気質が、ユニークで革新的、わが道をゆくに対して、
乙女座の気質のほうは、慎重で気遣いが細やか、まわりに合わせる。

ちょっとむずかしい組み合わせですよね。

心理占星術をはじめてから、ようやく相反する自分の個性を理解して、
どちらともをいかせるようになりました。

以前は、かたい組織に長い期間はなじめない、
我が道をいきたい気持ちをどうしても持ってしまうところを、
自分のよくない面だととらえて、矯正しようとしていました。

月の欲求を抑圧していたんですね。
これはとても生きづらくなるパターン。

月の欲求はのびのびと解き放ってあげなければね。
それが自分らしくいきる、まずはいちばんの土台なんじゃないかなと思います。

 

月の欲求を知る簡単なワークをご紹介

①ゆったりと椅子などに座り、まずはゆっくりと息を吐きだして。
そのまま自然に呼吸をつづけます。

②からだの感じにやさしく注意をむけます。
たとえば、足が床にふれる感覚。おしりが椅子に支えられている感覚。

③浮かんでくる望みを、ただそのままにつぶやいてみます。
「~したいなぁ」

④ひとつ望みを口にするたびに、ゆっくりと時間をとって
からだの感じ、どんな気持ちか、にやさしく注意をむけます。

⑤また次に望みがでてきたら、言葉にします。

⑥どんな望みがあらわれてきてもOK。すぐに実行できるものは叶えて。
今すぐにできないことでも、まずはそういう望みがあるんだなぁと
あるがままに受けとめてみてくださいね。

このワークでは、食欲や睡眠、心地よさ、といった生理的欲求から、
安心感や、親密なつながりへの欲求など、生き物感覚にそったものが
でてきやすいと思います。

その中には、先ほどわたしの例でご紹介した、ご自身の月の星座の特徴も
ふくまれてくるかもしれませんね。
わたしの場合であれば、「気ままに知らない場所を歩きまわりたいな~」とかかな。

分析したくなったり、これはいいこれはいけない「~しなければ」
といった考えが浮かぶときには、
川に浮かぶ葉っぱにのせるイメージで流してみてくださいね。

お風呂であたたかい湯舟につかってリラックスしてつぶやくのも
すごくおすすめです。

月の欲求もふくめて、あるがままに自分のもつ資質をうけとめる。
ホロスコープから、ご自身の中にあるさまざまな気質を理解するのも
助けになりますよ。
気づき意識を向けると本来の力が解放されていくものですから。
必要なときには、心理占星術セッションもご利用くださいね。

潜在意識の声と対話する、場合には、インナートークセッションがおすすめです。

 

関連記事:自分の月の資質を、欠損だととらえがちな理由

 

『自分らしく生きる:自分を知り、自分を活かす』=2023年2-3月のブログテーマ=

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