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2022/05/03

走ることと、わたし。

こんにちは!第三の眼 代々木店&オンラインの心理占星家 森智子です。

皆さま、こんにちは。
GWいかがお過ごしでしょうか?

4月から新しい環境へ飛び込んだ方、慌ただしい日々が過ぎ、少し落ちついた頃でしょうか。
疲れも出るころです、お体ご自愛くださいね。

 

我が家も、末っ子の三男が小学生になり、新しい毎日の連続です。

兄弟それぞれが違う学校に通っていることもあり、
三男にも自分の通学路に慣れてもらうまで、朝、一緒に登校していました。

普段通る道ではあるけれど、できるだけ子供目線でどんな物が見えているのか、
危険な場所や目標になるものなど探して、意識的に色々なところを見ていたら、
なんと、足元に所々星座のタイルが敷かれていたのです!

よく通る道なのに、気がつかないものですね。
占星術に携わる者としては、お!っとトキメク小さな喜びです。

自分と違う相手の立場になって、考えてみる。

誰かのためを思って行動したことでも、
「視点を変える」ことで自分にとっての気づきを得ることは、意外と多くあるものですね。

2022年2-3月のブログテーマ『スポーツと私』

このテーマで思いつくのは、父親・家族との思い出、完全に個人的な「スポーツと私」です。

私の父は、読書とランニングが趣味の穏やかで寡黙な人です。

幼少の頃は、仕事が忙しく平日にあまり一緒に過ごした記憶がないのですが、
そんな父親と一緒に過ごしたかったのでしょう、
小学生になる頃には、2つ上の兄も一緒に、週末は父とランニングをしていました。

走ることが好きだった訳ではないので、
「速く走れるようになりたい!」みたいな気持ちはありませんでした。

強制的にやらされていたこともなく、
ただ、一緒に走ると父が嬉しそうだから、それが嬉しかったのだと思います。

走りながらの父との何気ない会話、聞こえてくる父の息遣い、自分の呼吸、
下り坂で感じる安堵感、走り終わって一緒にやるストレッチ、
そういうものが強く記憶に残っています。

 

中学生になると、先に陸上部で活躍していた兄を追うように、
当然のように、陸上部に入り陸上漬けの生活を過ごします。

ずっと走り続けていたため、少し自信があったけれど、
陸上部で中長距離チーム入ると、自分より速く、スタミナもある子がいる訳です。

当時は、持久力があってもスピードが出ない。

そもそも一番になりたい!という圧倒的な闘争心も持ち合わせていなかったので、
タイムが伸びず苦しい日々でした。

自分との戦いみたいな陸上部生活を続けられたのは、陸上が家族の共通点だったことや、
互いに応援し合い、ライバルでもあった陸上部の仲間の存在が大きかったのではと思います。

火星の経験

占星術的な視点で見ると、スポーツは、
競争や戦いの象徴である火星の領域で考えられます。

私の火星は、バランスや調和・人間関係を表す天秤座に位置し、
山羊座の月にスクエアの配置をとっています。

この月が示す幼少期と紐ずく私の火星の経験は、
走ることで築いた父や兄との関わり方から始まり、人間関係を学ぶ場であったようです。

また、走ることが、自分の心を強くするための挑戦みたいなものだったのかもしれません。

 

そうした経験を経て、ようやく、無理に心を強くしようとせず、弱さも受け入れ、
人間関係においても、バランスを保てるように変化してきたように感じます。

大人になった今は、登山やハイキング、ヨガや散歩、雑巾掛けでも良いのですが、
誰かと一緒に体を動かす時間を過ごすことで、
良い関係の構築や私自身の心の安定にも影響しているようです。

 

こうして、スポーツという切り口で、ご自分のホロスコープを眺め、
火星の経験を振り振り返ると、見えてくる物語があるかもしれませんね!

>>>『スポーツと私』~2022年2-3月のブログテーマ~

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