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2018/06/12

ホロスコープに親しむと『俯瞰力』と『内観力』が鍛えられる

常に「今、差し迫っているテーマ」
に追い立てられる日々を過ごしがちな私達ですが

 

占星術をやってる人は、比較的
「人生全体を俯瞰する」時間をとっている人が多い、と思います。

 

ホロスコープには12のハウスがあり
それを見るたびに「12の人生の場面」を考えざるをえないからです。

 

 

「仕事」のことを考えようと10ハウスを見ると
対向にある「家庭」「私生活」(4ハウス)が基盤になっていることが
視覚的に眼に入り、そのバランス関係が意識に入ってきます。

 

「自分」のことを考えようと1ハウスを見れば
その対向にある「パートナーシップ」の7ハウスが眼に入り
自分に不足している要素を自覚します。
また、いかに不足を補ってくる他者に助けられているかにも気づかされます。

 

「誰かを愛する」ときには(5ハウス)
「愛されたい」という欲求が生じます(11ハウス)。
あるいは「愛されないかもしれない」という不安が生じます。
自分自身の反応パターンを客観視できます。

 

このように人生の様々な場面を、360度「見まわせる」だけでなく

 

「生まれてから今までの人生の出来事」という時間軸ベースで
人生全体を振り返るときにも、ホロスコープは非常に役立ちます。

 

ホロスコープ、あるいは、私達の人生には
「体内時計」「目覚まし時計」「周波時計」など
さまざまな「タイマー」が、さまざまなボリュームで鳴り響き続けています。

 

 

小さな音にも反応する人もいれば
つんざくような大音量になるまで手をつけない人もいる。

 

それらの「タイマー」あるいは「アラーム」が鳴り響いたとき
どのような経験をして、どんな反応をし、どんな気付きを得たでしょうか?

 

例えば、最もシンプルな周期的なパターンに以下のようなものがあります。。

太陽による1年毎の「繰り返しのタイマー」
木星による12年毎の「繰り返しのタイマー」
土星による29.5年毎の「繰り返しのタイマー」

 

前にタイマーが発動したときの経験や心模様を振り返ることでで
次に同じタイマーが作動するときの参考にできるでしょう。

 

プロのホロスコープ・コンサルテーションを、何度か受けるうちに
「タイマー感知力」が鋭敏になり、「俯瞰の視点」が育ちます。

 

「俯瞰力」を鍛えれば鍛えるほど
「内観力」も鍛えられていき
「感知したタイマー」に沿って「動く」ことに躊躇がなくなります。

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