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2020/01/12

ライフスタイル宣言 旧暦12月の満月

1月11日満月を迎えました。
半影月食という天文イベントでした。

月は蟹座21度
太陽は山羊座です。

旧暦では12月17日。師走の満月です。

 

不穏な中東情勢など、年明け早々に
センセーショナルなニュースが飛び交っています。

 

12月26日、山羊座の日蝕は、
これから約半年間の流れを方向づけます。

この月食で、日蝕のエネルギーが放出されました。
お騒がせのピークです。

何が起きたでしょうか?

 

世界の覇権争い、国家や大企業の利権の絡み合い
汚職事件、収賄、陰謀、政治腐敗、……

社会の中で優位な地位を得たいという欲望。
人の世は複雑怪奇にものごとが絡み合って、
騒ぎを起こすことが好きな輩もいるわけです。

どうか、騒ぎに巻き込まれないように…。

 

前回のブログで書いた通り、
日本においては8ハウスの日蝕です。

変動の震源は、組織体制側にあります。
内部に潜んでいた問題が噴出しています。

 

2020年1月元旦、山羊座の新年を迎え、
抱負や目標を掲げて新鮮かつ野心的な気持ちでいる人も多いでしょう。
「出世したい」、「プロジェクトを成功させたい」
「収入アップ」、「働き方を改革したい」‥‥etc

しかし、あなたが属している組織、
会社は大丈夫でしょうか?

 

避けて通れない問題が道を阻みます。
「治療すること、救済べきことがある」
「弱点に対処しなければならない」

強者を見ている限り解決はしないでしょう。
顔の向きを変えなけれなりません。

 

蟹座の満月です。
見るべきは、一般市民の生活のありようです。
私たちの生活の実体です。

 

個人レベルでは、見ぬふりをしてきた問題。
あなたを拘束してきた習慣や感情的な側面。
その正体に向き合い、それを一掃したいと強く思うでしょう。

見るべきは自分の心の内です。

 

 

蟹座の月を照らすアスペクトは、
山羊座の太陽、水星、セレス、土星、冥王星です。

水星の動きが重要です。
現実的で有言実行のパワーがあります。

 

自分で決める。
決めたことは実行したい!

 

水星は進み、土星と冥王星を通過します。

問題を解決するには武力より、知恵と情報です。
大胆な発想の転換が必要です。

話合いで解決できる方法を探ること。
状況を把握し、現実的に整理すること。

情報を取ること、実証すること、
書くこと、伝えること、
公開され、共有され、明らかにしていく。

 

このプロセスを通じて、プランが変わり、
新しい基礎作り、ライフプランの展望をつかみます。

 

 

蟹座と山羊座の満月です。
ヘリオセントリックでは、地球は蟹座を運行中です。
満月の位置は、太陽系での地球の軌道をおしえてくれます。

宇宙視点で、
地球を見つめてみる。

 

地球サインのサビアンシンボルは、
蟹座21度の「歌っているプリマドンナ」です。

 

地球人の何やら騒がしい様子…。

地球人の共同体のありかた。
その暮らしぶり。

この地球は、住みやすい場所だろうか?

 

今なおオーストラリアの森林が燃えています。
昨年9月から今なお消すことができない異常事態です。
空が赤く染まり、人的被害も深刻ですが、
もっと深刻なのはコアラなど野生生物たちの生息域が奪われ、
大規模に死滅していることです。

 

さらに墜落事故、ミサイル…

地球が赤く燃えています。

 

 

蟹座に対する、
山羊座の土星と冥王星のオポジションは、
対立、分断を強調するアスペクトです。

 

経済成長至上主義地球環境問題

高度に管理・監視する社会システムの圧力に対して、
伝統として継承されてきたしきたりや因習に対して、
資本主義が支配する私たちの生活のあり方に対して、
高度情報化による個人領域への介入に対して、
グローバルとローカル、アイデンティティの喪失、
冷徹な行政システムや不公平に対して……

 

一個人として、
どのように生きたいのかを迫ります。

 

障害者施設の殺傷事件の裁判で、被害者の母親は、
「甲」「乙」と呼ばれたことに対する違和感から、
娘が生きた証を手記に寄せて発表しました。

 

英王室のヘンリー王子とメーガン妃は、
公式インスタグラムの投稿を通じて、
ロイヤルファミリーの「高位」王族としての座を退くと発表しました。
王室の伝統に従わず、独自性を発揮しているふたりです。
子育て中の夫妻が、自立に向けてどんなライフプランを
展開していくのか注目をされるでしょう。

 

台湾総統選挙では、明確に中国に対抗姿勢を示した、
蔡英文さんが過去最多の得票で再選を果たしました。
台湾市民は「主権と民主を守る」という女性のリーダーを支持しました。

 

などが象徴的な出来事と言えるでしょう。

 

私たちは体制側の理論による舞台劇に対して
イエスというのか、ノーと言うのか。
この劇から降りることも、
ブーイングして退席することも可能なわけです。

 

私たちは生き方の選択を迫られています。

 

自分の正直な、信条に従って生きたい。
家族の安全と自由な生活を守りたいという強い想い。

その想いが、あなたを
あなたの人生のリーダーになることへと押し上げます。

 

主役である「プリマドナ」が強い存在感を放っているのは、
その想いから来るのです。

それは覇権主義や数字に目がくらんでいるリーダー達とは
まったく別物です!

 

あなたがリーダーになることです!
主役になることです。

 

 

さらに蟹座への、山羊座介入。
国民生活に対する社会管理制度

行政が国民の生活をサポートするシステムについて
ベーシックインカム制度導入といった議論がありますが、
どこまで関与したらよいか、関わり方の線引きもテーマです。

行きすぎたお節介は、
その人にとって為にならず、迷惑にしかなりません。

 

個人レベルでは、自己管理がテーマとなってきます。
人任せでなく、主体的に自己管理する賢さを身につける

どんな生活をしたいのか?

生活スタイルも、働き方のスタイルも多様化ししています。

副業、サテライトオフィス、テレワーク……
複数の拠点を持ってグローバルな活動をする人。
ノマドワーカー、アドレスを持たない人が増えているという実体など。

 

これまで当たりまえに続けてきた
生活習慣、生活スタイルを疑ってみる。変えてみる。

そうした習慣的な呪縛が解かれたら
どんな生活をしたいだろうか?

 

新しいライフスタイルのモデルを自らつくり
それを実践していきましょう。

 

 

17日は下弦天秤座の月です。

多くの選択肢があること、多様な可能性への理解が進むと、
統一的な見解や、強権的な効力は失われていくでしょう。
どんどん形が変わっていくプロセスを進みます。

 

18日、冬土用入り
季節の変わり目の期間に入ります。

気の流れが不安定になり体調が変わりやすいので、
風邪、インフルエンザなど感染症のリスクが高くなります。

季節にあった養生法を心がけましょう。
冷さない、体を温める食事を摂ることですね。
不規則を正し定番、定量を心がけたいところです。

冬は野菜が美味しい季節です。
特に根菜類は、ゆっくり煮込んだり、蒸すと
素晴らしい甘味が引き出されます。
温かさとエネルギーが補給されるのを実感しますね。

 

20日は大寒
太陽は水瓶座に入ります。
水瓶座の時代、新時代に入るレッスンを重ねます。

 

25日、旧暦のお正月です。春節
中国その他のアジア圏の多くの国は
前日の大晦日から休暇に入りますね。

新しいライフスタイル宣言の時を迎えます。

新しい時代の幕明けへ。

これまで私たちを拘束してきた価値観やこだわりが
過去となって、だんだん色あせていくでしょう。

 

 

 

 

 

 

KOYOMIよこみ~師走・晩冬の満月~次新月
1月
11日(土) ○満月 蟹座の月と山羊座の太陽
12日(日) 天王星順行/水星と土星と冥王星, 合
13日(月) 成人の日/土星と冥王星と太陽, 合
14日(火) 金星,魚座に入る
17日(金) 下弦 天秤座の月/水星,水瓶座に入る
18日(土) 冬土用入/水星と天王星,スクエア
20日(月) 大寒 太陽,水瓶座に入る
23日(木) 太陽と天王星,スクエア
24日(金) 旧暦の大晦日
25日(土) ●新月・旧正月・春節

 

【ニュース記事】

https://www.huffingtonpost.jp/entry/australia-bushfires_jp_5e12d5abe4b0b2520d24412b??ncid=newsltjphpmgnews

https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200111/k10012242851000.html?utm_int=news_contents_news-main_001

https://www.bbc.com/japanese/51058582

 

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