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2025/04/07

海王星牡羊座入り(2025年3月30日)で始まる、新しい日本とアメリカ

こんにちは。第三の眼・大阪&オンラインの心理占星術家、Kyokoです。

3月のブログテーマは[温故知新]でしたね

今回のブログでは[海王星牡羊座入り]について

164年前の海王星牡羊座入りを振り返りつつ[温故知新]、感じたことを書いてみます。

 

2025年3月30日:海王星の牡羊座入り

2025年3月30日、海王星が魚座から牡羊座にサイン移動しました。

牡羊座は12サインの最初のサインですので、牡羊座0度は12サインからなるホロスコープの最初の度数になります。

つまり、牡羊座0度に天体が巡ってくるということは、新たなサイクルがスタートするということ。

公転周期が365.2422日の太陽は1年に1度、牡羊座0度(春分点)に戻ってきてますが

海王星の公転周期は164.770年。

海王星は、約164年ぶりに牡羊座0度に戻ってきたことになります。

重みの違いは歴然としています!!

私達は164年周期レベルの新たな時代の転換点に立っているのです。

 

アセビ

 

現代日本は、海王星サイクルの影響を強く受けている

注目したいのは、現代日本が、海王星サイクルの影響を強く受けている、というまぎれもない事実です。

前回、海王星が牡羊座0度を通過したのは、1861年4月13日と1862年2月14日。
時代は幕末です。

海王星牡羊座入りの前年である1860年、桜田門外の変が起こり、幕府の大老[井伊直弼]が暗殺されます。

以降、幕府の権威は失墜し、江戸時代が終わりに向かっていきます。

新たな時代を創る流れ、明治維新に向けての内乱と混沌が始まっていくわけです。

6年後の1867年、江戸幕府最後の将軍[徳川慶喜]が大政奉還を行い、王政復古となり、歴史的な転換点となりました。

翌1868年、明治時代がスタート。戊辰戦争で新政府軍が旧幕府軍を倒します。

1869年、東京遷都と版籍奉還。

1870年、廃藩置県。

1874年、1月:板垣退助らによる民選議員設立建白書提出。6月、海王星牡牛座入り。

1876年、廃刀令。

1877年、西南戦争と続いていきます。

そう、過去164年の海王星サイクルの日本は、明治維新後の近代化した日本の164年、といえるのです。

 

2025年から海王星は新たなサイクルに入る

そんな過去164年のサイクルを終え、海王星が新たなサイクルに入った2025年。

過去164年を総括し、反省すべき点はあらため、

日本の統治システムが生まれ変わってもおかしくないタイミングに来ていると言えます。

過去のように、同国民同士が殺し合う内乱が起こる必要はありません。

腐ったもの、不要なものを廃棄し、過去から学んだ教訓を、新たなサイクルに活かしていければよいのです(温故知新)。

特に、過去のサイクルのネガティブ面を繰り返さないことが大切です。

明治維新の流れのネガティブな転写(外国勢力の介入による国内の分断や内戦)には要注意です。

 

アメリカは、間髪入れず、海王星牡羊座入りの影響が出た

アメリカの場合は、海王星牡羊座入りの影響が、もっとダイレクトに出ています。

過去サイクルにおいては…

1861年3月、南北分裂の危機の中、奴隷解放を訴える共和党のエイブラハム・リンカーンが大統領に就任。

1861年4月12日、南北戦争が勃発、翌4月13日に海王星牡羊座入り。

1865年、多くの死者を出しながら、北軍の勝利で南北戦争は終結し、統一国家としてのアメリカが維持されました。

同年、憲法で奴隷制廃止、リンカーンが暗殺されています。

今回の海王星牡羊座入り(2025年)では、

2025年1月、共和党のドナルド・トランプ氏が再び大統領となりました。

就任以降、権力に長年巣食ってきたあらゆる腐敗を暴き、改革を推し進め、ウクライナ戦争の終結へと動いています。

最近では、世界中の国々に対して相互関税を課すと発表され、衝撃が走っています。

巨額の関税が入ってきたら、所得税廃止も可能になるという、すごいビジョンをもとに、行われていることです。

現時点で、大統領就任から、わずか3か月ですが、急速に改革を推し進めているアメリカ。

この反応の速さ、スピード感覚(牡羊座の象意)には驚かされます。

まだまだ、新たな海王星サイクルの、のろしを上げたばかりなのかもしれません。

新たな統治システムを持つ国へと変わっていく可能性もあります。

 

164年前の海王星牡羊座入りを振り返って得た[温故知新]

164年前の出来事を振り返って気づいたことは…

現代の日本とアメリカは、いずれも、海王星サイクルの強い影響下にある国だということです。

第二次世界大戦では敵国だった両国ですが、海王星の動きに呼応して、大きく動くという似たもの同士、海王星メイトと言えます。

両国とも、表向きと実際が違う海王星のフェイク的な悪い面を持ちつつ

海王星のポジティブ面(創造力・慈悲・夢を与える・カリスマ性)も活用できるポテンシャルを持つ。

上手に協力できれば、あらたな164年ビジョンを共有できるかもしれません。

2025年にスタートし、2026年に本格化する、新たな海王星サイクルにおける、両国の動きに要注目です。

 

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