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2025/02/26

占星術師がおすすめする、2025年3月にやっておくといいこと

こんにちは。第三の眼代々木店の西洋占星術師、タロティストの藤井まほです。
今日は「温故知新」というテーマで、この3月、特に春分前にやっておくといいことをお伝えしますね。

 

 

やっておくといいこと(1) 過去の振り返り

 

2月末から3月の春分の日まで、太陽は魚座を通過します。西洋占星術の暦で魚座の季節と言えば、太陽が前年の春分に牡羊座に入って以降の12ヵ月のフィナーレとなる時期です。

 

この季節のキーフレーズは浄化。身体に合わなくなった古い服を脱ぎ捨ててリニューアルする季節などともいわれますね。

 

そういう時期にやっておくといいことのひとつが、過去の振り返りです。温故知新の「温故」とは「ふるきをあたためる」。自分のこれまでを振り返ることで「知新」=「あたらしきをしっていく」のにもぴったりのタイミング。
西洋占星術から見ると、今年の3月に振り返るとよさそうなポイントはいくつかあります。

 

■太陽のサイクルによる1年の区切り(1年間)
2024年3月20日からの1年間

 

■3月30日、海王星が魚座から牡羊座に移ります(14年間)
海王星が魚座に滞在し始めた2011年からの14年間

 

■火星の動きによる区切り(2024年の秋から数ヵ月&場合によっては現在進行形)
昨年12月初旬から獅子座で逆行した火星は2月24日蟹座で順行しました

 

逆行期:12月7日~2月24日
火星蟹座期①:2024年9月5日~11月4日
火星獅子座期①:2024年11月4日~2025年1月6日
火星蟹座期②:2025年1月6日~(4月8日まで続きますが3月以降は「振り返り」の対象外ですね)

 

■木星の動きによる区切り(3ヵ月強)
木星は2024年10月から2月4日まで双子座で逆行していました。

 

■直近の日食や月食の時期も視野に
2024年は
3月25日に天秤座で半影月食、4月9日に皆既日食
9月18日に魚座で部分月食、10月3日に天秤座で金環日食 が起こりました。

 

■冥王星の水瓶座入り 三つのポイント
冥王星が水瓶座に移った前後を振り返りましょう。
2023年3月25日
2024年1月21日
2024年11月20日

 

これらの天体や滞在するサインについてそれぞれに見るべき点はあるのですが、重箱の隅をこまごまとつつかないのが魚座の美質です。

この時期の振り返りは「一本ずつの木を見るより森の全体を見る」感じでやってみましょう。

まず、上記の期間で「あなたや周りの大切な方」にとっていちばんキーとなる出来事や転機となった時期と重なる部分、ピンポイントとなる日付があればその時期に注目します。その上で、以下のことで思い当たる部分があればご参考になさってくださいね。

 

◎太陽(1年)ならば、人生の目標や社会活動のステージ、そして生命エネルギー=心身の健康などが関係しているかもしれません。

 

◎海王星は14年と長いですよね。太陽が刻む1年1年よりも大きな枠組みでご自分の人生を眺めてみてください。
魚座の海王星なのでシンパシーやチャリティ、アート、宗教、占い、ヒーリングなどで何かテーマを見つけた方もあったでしょうか。ネガティブ面では依存や詐欺などが表面化したとも読めます。これまでに築いた深い人間関係が、いま終わりに近づいているという暗示も。

 

◎行動やパワーを象徴する火星に関しては、逆行期が含まれるのでより「振り返り甲斐」があるかもしれません。
蟹座期は自分や大切な人たちへの思いや、これをやっていきたいんだという情熱を改めてかみしめる時期。
獅子座期はそのようにして育んだ愛情や情熱をもった自分を、外に打ち出していこうという時期。
社会、組織での立ち位置なども関係していたはずです。

 

◎木星は双子座で逆行していました。双子座が扱うのは、コミュニケーションや知的な好奇心、言語や学びなど。身体では腕や手を支配します。
逆行期にはそうした領域について何か「揺り戻し」が来たり、忘れ物を取りに戻ったり、復習ややり直しが必要になったかもしれません。

 

◎日食や月食の時期には大きな変化や人生の転機が訪れやすいとされます。特にいまは昨年秋の食に始まったサイクルに仕上げのときが近づいています。
タイミング的にどんぴしゃ!と感じられる方は、来月に起こる月食(3月14日)、日食(3月29日)でクロージング→スタートを迎えられることでしょう。

 

◎冥王星の水瓶座入りについては何本か記事を書きました。
冥王星水瓶座入りはいくつか解釈ができますが、一つには、ある種の「役割」を脱いで「個」に立ち戻り、そこからどのように社会に貢献できるのか、というテーマがある方に響きそうなポイントです。
その場合、これらのタイミングからのご自分を振り返ると、次の目標が少しずつ明らかになってくるのではないでしょうか。

 

やっておくといいこと(2) ジャーナリングを始める(続ける)

 

個人的なことですが、2024年末から今年の初めにかけて忙しすぎたり、体調を崩したりして上手に年末年始の切り替えができなかったので、自分個人のお正月を立春まで先延ばししていました。

占星術師としての年度の切り替えは春分なので少しは気が楽だったのですが、新年をそんなに先まで延ばせないよという焦りもちょっとありまして……。

 

そう決めたからには、暮れから1月いっぱいは振り返り作業をやろうと思い立ったのです。わたしは2014年からずっと日記をつけていて、数年前に2016年までの日記をざっと読み返して処分する作業をしたことがあります。その続きをやろうと思ったんですね。

 

わたしの日記は、日々の星の運行と夜に展開したタロットカード、そして自分のライフログを紙のノートに記録するだけのものなんですが。日々書いていると相当な量になってしまうので、ときどき気分的に重たく感じてしまうのです。

 

そこで、今回の「自分の年末」のタイミングで古いものを読み返し、必要な部分をクリップして処分、という作業をしていました。

 

面白かったのは、そのときどきでとても重要だったり大変だったり苦しかったりしたことも、結構忘れているということ。そして記録を読み返して思い出すと、違う見方ができて過去を手放せたりするんですよね。

日記は読み返さないという主義の方もあるようですが、わたしは読み返して手放す派です(^^)

 

今回の「温故知新」というテーマについて考えていたとき、わたし自身はそんなふうにして「温故」して、不要なものを手放してきたんだなということに気づきました。

「過去」を辿ることで自分の「いま」を知り、「未来」につなげる、というのはわたしが占星術師の仕事としてやっていることでもありますが、みなさんが個人的になさるならば日記をつけること=ジャーナリングが役に立つのでおすすめします。

 

というお話をすると、「わたし三日坊主なんですよね」とおっしゃる方がいらっしゃいます。実はわたしもです。

続けるためには自分の好きなスタイルを見つけるまで、試行錯誤がちょっと必要な気がします。

わたしの場合は紙モノ派なので、書き味のよいノートや筆記具を見つけることから始めました(ちなみに万年筆を使います、そこでも好きなペンだけでなくインクやインクの色も大事なんです)。いろいろ使ってみましたよ!

 

でも、多くの方は使いやすそうなアプリを見つけて好みに合わせてカスタマイズするのがいいのではないでしょうか。
もしご興味があれば、「ジャーナリング+アプリ」とか、おすすめブログなどを検索してみるとよさげなものが見つかるのではないかと思います。

わたしがおすすめを挙げられるといいのですが、何しろ書く仕事が長いせいか、シンプルなエディタにがーっと長文を打ち込めればOKという乱暴なスタイルのせいで、あまり凝ったアプリをご紹介できないのが残念です。

 

ジャーナリングは頭や気持ちの整理、タスクの管理などいろいろなことに使えますが、今回わたしが強調したいのは、あとで見返して「温故知新」ができる!ということです。
そのためには、検索機能が充実しているアプリがよさそうですね。

 

この3月。春分までの間に。
すでに日記をつけていらっしゃる方は、その習慣を改めて見直して、いまの自分によりフィットしたやり方に変えていくといいのではないでしょうか。
日記をつけようかなと思われた方は、好きな文房具や使いやすそうなアプリを探してみてはいかがでしょうか。

 

素敵な3月をお迎えくださいね。

 

もちろん、これまでの振り返りも、現在地のお伝えできますし、今後の展望に関しても、星読みやタロットリーディングでお手伝いいたします。

気になる方はご用命くださいませ。

 

藤井まほ 3月、4月の鑑定スケジュール

 

3月 5日(水)、8日(土)、19日(水)

 

4月 2日(水)、12日(土)、30日(水)

4月から担当日が 第1水曜、第2土曜、第5水曜 に変わります。
お間違えのないようにお願いいたします。

上記以外の日程で鑑定をご希望の方は代々木店のスケジュールをご覧の上、担当占い師のいない日から選んでご希望をお知らせくださいませ

メールアドレス↓
maho@daisannome.biz

ご予約、お問い合わせをお待ちしております。

 

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