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2024/11/27

癒えるとは進化すること~冥王星というブラックボックス

 

こんにちは。

第三の眼・代々木店のあさぎ真那です。

 

ついに冥王星が水瓶座入り。

そんなわけで今回も冥王星の話です。

(こいつ冥王星好きだなーと思ったでしょうか(笑))。

 

さて、冥王星が水瓶座入りして引き続き世の中が大混乱している感がありますが、

冥王星ってある意味ではブラックボックスのようなもの。

「破壊と再生」の星ですが、その「再生」とは「もとに戻ること」ではありません。

渦中にいるときは何が起こっているかわからないけれど、

それをくぐり抜けてしばらく経った後にはまったく別のものができあがっているという。

「痛みを伴うアップデート」みたいなものかもしれません。

もう以前の無邪気なままではいられないけれど、苦しみを経験して成熟する。

バージョンアップですね。

 

「癒し」といえば海王星ですが、

冥王星は海王星とは違った癒しをもたらすものでもあります。

それはやはり、「癒えて元通りになる」のではなく「癒えて別のものになる」癒しです。

 

私の好きな『Evolutionary Herbalism』という本の中で

「癒えるとは進化すること(To heal is to evolve)」という言葉が出てくるのですが

まさに冥王星の癒しはそういった類のものです。

 

そういえば、だいぶ以前に、ある占い好きの男性が

うつ病で働けずにいる弟さんを連れて相談に来られたことがありました。

チャートを作ってみると、ちょうどその頃、

その弟さんのアセンダントにソーラーアークの冥王星がのっていたのです。

 

「治る」「癒える」というと、元の状態に戻ることを通常は目指すと思います。

でも、アセンダント-冥王星という組み合わせを見て、

「ああ、この人はつらい時期をくぐり抜けて違う自分になるんだな」と思ったんです。

それで、「もとの自分に戻ろうと思っちゃダメですよ。

新しい自分になるところですから」とお伝えしました。

 

冥王星がかかわる時期って、苦しい思いをして脱皮をするようなもので

脱皮をしたら、その皮をもう一度着ることはできません。

単なる「変化」ではなく「変容」を促す冥王星の作用は、錬金術のようなもの。

 

今は社会全体、世界全体がブラックボックスの中にいるような時期だといえます。

世の中の病んだ部分を癒さなければいけない時期でもあるのでしょう。

そして、それにともなって人類が「進化」しなければならないということなのかもしれません。

 

 

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