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2024/11/23

冥王星の水瓶座入り翌日に体験したこと

こんにちは。第三の眼代々木店の西洋占星術師、タロティストの藤井まほです。

 

11月20日、ついに冥王星が水瓶座に入りましたね。

冥王星はこれまでも水瓶座に入ったことがあるのに「ついに」と書いたのは、今後は山羊座に戻ることなく20年もの間、水瓶座を運行するからです。ちなみに冥王星が山羊座に滞在していたのは約16年。水瓶座には、それよりも長くとどまることになりますね。

どんな20年になるのでしょうか(^^)

 

冥王星が水瓶座に入った翌日のお茶会

 

冥王星が水瓶座入りした翌日、11月21日には以前から予定していた少人数のお茶会を「記憶の森カード」の作者、森本ナオコさんと共同開催しました。写真は、お茶の時間のひとコマ。

 

 

冥王星は地球から遠い星だからたとえ水瓶座に入ったとしても影響はぼんやりゆっくりで、特に11月20日を境に何かがガラッと変わるわけではないだろうと思っていたのですが……。
冥王星はトランスサタニアン(土星よりも遠い星)でわたしたちの集合無意識と深く関わっているせいか、このお茶会で「なるほど!」と思うことがあったのです。

 

お茶会は「記憶の森カード」と遊ぶ会

第1回といいつつパイロット版というかティーザー的な開催だった今回は『メンタル脳』という本を使って脳について学びながら、

わたしたちの悩みはどこから来るのか考えるという第1部(悩み脳はどこから来るのか)と、

記憶の森カードを使って悩みをシェアしてみる第2部(悩み脳にアクセスして悩みを置いて帰ろう)

という構成でした。

 

「悩み脳」と「記憶の森カード」は相性がいい?

 

こうした集まりは、参加してくださる方々の間に起こるシナジーによって生き物のように変わるんですよね。
ホストをする森本さんもわたしも、何が起こるかまったく予想できていなかったのですが……。

 

会場は森本ナオコさんのアトリエでした

 

いま振り返って整理してみると、参加者の方もホストであるわたしたちも「仕事」「生業」「これをやって生きていきたい」ということについて共通する悩みを持っていたようです。(これが山羊座っぽいんです。組織人、社会人としてのワタクシはどうあるべきか、あるいはお仕事とはお金を得ること、といった思考ですね)

 

そんな悩みが、21日には何らかの形でピークに達していたのでしょうか。
お茶会の場でご自分がこの先このように生きていきたいのだと腑に落ちたと涙された方もありましたし、「10年先を見据えたらこのままでは……よくないよね?」という課題を発見された方もありました。

 

冥王星は大きな変容を促す、死と再生の星とされます。

何かを卒業していくときにはサバサバした気分の底にさまざまな痛みや失う恐怖、将来への不安があるものですよね。
冥王星が山羊座と水瓶座の境目を行き来していた時期にも、そうしたお悩みやご相談をよく伺いました。

 

21日のお茶会に集まった方々のほとんど(わたし自身も含め)は、ここ数年来(もしかしたらもっと長く)、その痛みや不安を経験し、まだその渦中にいらっしゃるのかもしれないなと感じます。
ただ、完全にそこから吹っ切れたわけではないけれど、社会や環境のなかで自分がどのように役立っていけるのかを真剣に考えていらっしゃるようにお見受けしました。

(属している組織にとっての役割というよりも、個が社会にどう貢献できるかという視点から見るあたりが水瓶的と言えるかもしれません)

 

そして、みなさんその方向で小さな前進を確認されていたことが印象的で、ああ、冥王星が星座を移ったのだなと実感したのです。

 

会の後半で「記憶の森カード」をテーブルに並べて一覧し、お一人ずつお話を伺いました。こういうのって難しいかなと思っていたのですが、場の雰囲気がそうさせたのか、みなさんのいろいろな経験や思い、記憶や感情についてのお話をシェアしていただけました。
「悩み脳」と「記憶の森カード」を橋渡しするというのは森本さんとわたしの単なる思いつき(直感)だったのですが、予想以上によい感触を得られたのでこれからも不定期に続けていこうと思っています。

 

 

第三の眼代々木店では、キオクノモリセッションも

 

お茶会では占いはせず、わたしも参加者の一人として自分のことをシェアするだけでしたが、記憶の森カードについて再確認できたこともありました。
記憶の森カードと遊ぶことにはやはり、心と頭をほぐす準備運動という側面があるらしいのです。

 

占いが好きでしばしば活用してくださる方はいいのですが、占いに慣れていない方や、自分の知りたいことをどんなふうに話せばいいのか自信がない方もいらっしゃいますよね。
記憶の森カードを使ったキオクノモリセッションで占いの前に頭と心の交通整理をすると、自分のなかから自然と「いまいちばん気になっていること」が浮かんでくる方が多いようです。

藤井まほはその場にいて「いちおう」それをことばにするお手伝いはしますが、不思議なことに、記憶の森カードがあると、感情やそれを表すことばがその方のなかから自然にするすると出てきたりします。それが、このカードの不思議で面白いところなんですね。

 

記憶の森カード。12月から1月末までの期間限定で、2025年の年運リーディングでも使っています。ぜひご用命くださいね。

 

2025年の年運をミンキアーテタロットと星、記憶の森カードで占います

キオクノモリセッションについて

 

12月から1月の担当日

 

12月 4日(水)、14日(土)、18日(水)
1月 11日(土)、15日(水)、29日(水)

 

上記以外の日程で鑑定をご希望の方は代々木店のスケジュールをご覧の上、担当占い師のいない日から選んでご希望をお知らせくださいませ

メールアドレス↓
maho@daisannome.biz

 

ご予約、お問い合わせをお待ちしております。

 

最後に、ご参考までに山羊座~水瓶座冥王星の関連記事はこちら↓

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