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2024/10/24

11月20日に水瓶座に入る冥王星、あなたの出生図ではどこにある?

こんにちは。第三の眼代々木店の西洋占星術師、タロティストの藤井まほです。

山羊座と水瓶座の境目を行ったり来たりしている冥王星。ものごとにハッキリ白黒つけるよう迫ってくる冥王星によって「痛い目に遭ってます」という悲鳴に近い声もときどき耳にします。
冥王星は10月12日から順行し、いま山羊座の最終度数を進みながら次の水瓶座を目指しているところです。

 

星座の境目を行ったり来たりしていた冥王星については、以前に記事を書きました。
どんなことが起こりやすいか、知りたい方はこちらをどうぞ。

山羊座と水瓶座を行ったり来たりの冥王星

「冥王星は死と再生、破壊と変容を象徴するとされます。
この天体が関わってくると、ものごとに白黒はっきりつけようとする機運が生まれ、徹底的にやれとプレッシャーを与え(日々の生活ではプレッシャーをかけてくる人物や状況として表れる場合も)、すべてを更地にして強制的に再起動を促すような動きが見られます。
天王星や海王星と同じように、この天体の動きと連動して人生が変わってしまうほどの転機を迎える方も少なくないでしょう。

占星術では、天体が二つの星座の境界をまたぐときに大きな変化があると見ます。
山羊座から水瓶座へ、そしてまた山羊座へ、と行きつ戻りつする冥王星によって、いうなればサスペンションの貧弱な乗り物で大きな段差を越えて行き来しているような状態になっています。
この2年ばかり、みんなが翻弄されてしまっても仕方ないところもあるんですね。」

 

 

冥王星は、あなたのどの領域を運行中ですか?

 

いわゆる12星座占いでいう○○座生まれの人にとって山羊座と水瓶座の境目はどこにあるのでしょうか。西洋占星術に詳しくない方にざっくりお知らせすると、以下のような感じになります。

(ご自分の出生アセンダントをご存じの方はそれで読み替え可能ですが、あくまで目安として。アセンダントが15度あたりになるとハウスの分かれ目が異なってきますので、ネイタルチャートをよく確認してくださいね)

 

●ハウスの代表的なキーワード表

1ハウス=自分自身
2ハウス=自己の所有するもの、才能資質、財産
3ハウス=きょうだい、ローカルなつながり、初等教育
4ハウス=家族、居心地のよい場所、戻るところ
5ハウス=楽しみ、表現・創造活動、恋愛
6ハウス=労働、健康、ペット
7ハウス=1対1の対人関係、配偶者、パートナー、係争相手
8ハウス=他者の所有するもの、譲り受けるもの、遺産
9ハウス=遠方、海外とのつながり、旅行、高等教育
10ハウス=仕事、社会活動、役職や肩書き
11ハウス=組織を離れた活動、趣味などのコミュニティ、SNS
12ハウス=夢や無意識、隠れたところにいる敵、各種セラピー

 

●12星座別 冥王星が山羊座~水瓶座に移っていくときに滞在するハウス

牡羊座生まれ(牡羊座アセンダント以下同) →10~11ハウス
牡牛座生まれ →9~10ハウス
双子座生まれ →8~9ハウス
蟹座生まれ →7~8ハウス
獅子座生まれ →6~7ハウス
乙女座生まれ →5~6ハウス
天秤座生まれ →4~5ハウス
蠍座生まれ →3~4ハウス
射手座生まれ →2~3ハウス
山羊座生まれ →1~2ハウス
水瓶座生まれ →12~1ハウス
魚座生まれ →11~12ハウス

 

たとえば、天秤座生まれの方なら4~5ハウス。家族や家庭のこと、心地よい居場所のことと、個人的な楽しみや快楽、創造活動や子宝にまつわる領域で、「白黒はっきりつけましょうっ!」と冥王星にハッパをかけられてきた可能性があります。
どちらに軸足を置くかとか、両方(家族と自分=みんなの言い分)を満たすにはどうしたらいいかとか。
みなさんはいかがでしょうか? 冥王星によって刺激されている領域に心当たりがありますか?
読み方がわからない、なんとなく気になるという方は、個別鑑定にお越しくださいね。ホロスコープを見ながら冥王星の影響についてお話しさせていただきます。

 

占い師、藤井まほの場合は12ハウス

 

藤井まほはアセンダントが水瓶座のまんなかあたりです。冥王星はこのところ12ハウス(目に見えないもののエリア)を行ったり来たりしています。
目に見えないものと言えばずばり「占い」そのものも意味するので、10ハウスの「職業としての占い師」という側面に対して、12ハウスは「占いそのものの本質的な部分」と捉えることもできそうです。
この領域を「白黒はっきりつけましょう」と冥王星が通っている間は、「あなたにとっての『占い』って、これでいいの?」という命題を突きつけられ続けているわけです。

 

一方、ほぼ同時期に12ハウスの支配星である土星が出生図の位置に回帰しました(自分が生まれたときに土星があった地点に、天空の土星が12星座をぐるっと一周して戻ってきたという意味です)。

1ハウス魚座にある出生の土星は魚座的なものごと(こちらも「占い」と関わりが深いのです)を恥じたり抑圧したりという性質を持ちます。つまり、わたしは占いやスピリチュアルなことに対して「できれば触れないで通りたいな」と蓋をするところがあるんですね。
でも、その位置に天空の土星が戻ってくることにより、土星のテーマが刷新されます。わたしの場合、このサターンリターンは「四の五の言わずにとにかく占いを頑張れ」みたいな感じでした(苦笑)

サターンリターンとほぼ同じ時期に、こちらの第三の眼代々木店で定期的な対面鑑定を始めたわけですしね。

 

紫微斗数で指摘された祖母との縁

 

先日公開された、同じ代々木店の新メンバー長谷部温子さんの鑑定体験ルポはお読みいただけたでしょうか。

突然ですが占われてもいいですか。
長谷部温子さん 紫微斗数&ルノルマン占い体験記(by 藤井まほ)

 

長谷部さんの紫微斗数鑑定によると、わたしは母方の祖母と縁が深く、守られているらしいとのことでした。記事には書ききれなかったので少し補足すると、「父方からは顕在的な遺伝の要素が強く、母方からはよりスピリチュアルなものを受け継いでいる」とのこと。

たしかに容姿や性格、好みなど父方から受け継いだものがわかりやすく目立っているので、自分は父方寄りなんだなとずっと思ってきたのです。
ただ、言われてみれば、文章を書く仕事は母方の祖父、お節介な世話焼きタイプなのは母方の祖母から受け継いでいるのかもしれません。

 

わたしの母は山羊座生まれ、母方の祖母も山羊座生まれ。山羊座の支配星は土星で前述のように出生図の土星は魚座にあるため、なんとなくこの女系の系列は山羊座と魚座っぽい色を帯びています。

現在冥王星に引っかき回されている12ハウスとも関係が深そうです。(そう考えるほかの根拠もあるのですが、長くなるので割愛します)
長谷部さんが読んでくださったのは、西洋占星術で言うとこのあたりなのかもしれません。

 

紫微斗数の鑑定を受けてから、1ハウスにある土星を母方の女性たちから受け継ぐものと読んでみるとなんだか面白いなと思ってしまいます。
ちなみに、母方の祖母の名前は「星野」(苗字のようですが、下の名前が星野なのです。12月25日、クリスマス生まれだかららしいです)。星読みの仕事をするようになったのはそんな流れもあるのかな、などと考えるのも楽しいんですよね。

 

 

紫微斗数も、西洋占星術も、生年月日と出生時間に基づいて占う「命術」。
そこから本人だけでなく、親子のつながりなどたくさんのことが読み解けるのが強みです。
何か気になることがあったら、星読みで紐解いてみませんか?

 

代々木店での対面鑑定スケジュール

 

10月30日(水)

11月6日(水)は都合により18時まで受付、19時終了とさせていただきます。

11月9日(土)

11月20日(水) 冥王星が水瓶座に入る日です!

ご縁トリートメント10%オフキャンペーンは11月20日が最終日となります。
詳しい内容はこちらの記事をご覧くださいね。

星読みとお守りミストで対人関係の悩みをサポート

ペンデュラムとの上手なつきあい方

 

上記以外でご希望の日時がありましたら、代々木店のスケジュールをご覧の上、担当占い師のいない日から選んでご希望をお知らせくださいませ

メールアドレス↓
maho@daisannome.biz

 

お問い合わせ、ご予約お待ちしております

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