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2024/07/31

占いが当たるとき

こんにちは。第三の眼代々木店の西洋占星術師、タロティストの藤井まほです。

 

今日は「占いが当たるとはどういうことか」について書いてみますね。今回は「セルフアウェアネス」とも関連することを。「運命は決まっているのか、いないのか」についてはこの次の記事で触れる予定です。

 

セルフアウェネス=自己認識力などと訳すと難しい専門用語のようですが、自分自身に気づくこと、自分の状態を自覚すること、意識すること、などと考えるとわかりやすいかと思います。

 

わたしの考える「占い」とはご相談者の方が「ご自分自身に気づく」お手伝いそのものです。

 

占いを受けたことがある方はきっとお心当たりがあると思うのですが、占いが当たるとは「自分を言い当てられた」ときではないでしょうか。

 

 

そのときの「言い当てられた自分」というのが面白いのです。

 

 

わたしも経験があるのですが、占いで「言い当てられた自分」は、ときに、

それまで自分が知っていたようで知らなかった自分、

よくわかっていたくせに忘れていた自分、

うっかり見落としていた自分、

たびたび人から指摘されてきたのに自分では否定してきた自分…

 

 

ある意味で、改めて、再び、あるいは初めて出会う自分だったりします。

つまり占いの場とは、その発見(再発見)を用意する空間

 

それを簡単に言うなら「占いが当たる場」でもあるわけです。

 

 

(もちろん自分でも嫌になるくらいよく知っている自分を言い当てられることもありますが、それだけではあまり占い体験として面白くはないですよね。占いが真価を発揮するのは、嫌になるくらい嫌な自分を見るときの新しい視点をご提供できることだろうとわたしは考えています)

 

 

 

占われる人が作る「自己再発見の場」

 

 

日常生活のさまざまに忙殺されて、わたしたちは自分で当たり前と思っているいつもの「自分」を使って生きています。

 

 

いつもの自分の隙間から「ダメな自分」がひょっこり顔を出したり、「よそゆきの自分」で対応していたり。

 

 

それもすべて自分の一部なのですが、たとえば自分の目では後頭部を直に見られないように、自分自身であってもなかなか見えづらい部分ってあるものなのです。

 

 

そういう意味では客観的に見て、褒めたり弱いところを指摘したりしてくれる周りの人たちの存在はありがたいものですよね。

 

 

一方で占いは、多くの場合まったくの第三者にもっと踏み込んだことも含めて言われる状況です。

日常的な感覚からすれば不自然な状況かもしれませんが、占いを必要とする人にとっては友達に相談するよりそういう場が必要ということもありえます。

 

 

占いが当たる場所というのは、占われる人の「占いに出かけよう、行ってみよう」という(無意識かもしれない)意図によって作られる部分も大きいのです。

 

 

気づきを求めているから当たる?

 

 

先ほど「占いを必要としている人」と書きましたが、占いは誰もが必要としているわけではないし、いつでも必要なわけではありません。

 

 

でも反対に「ちょっと占ってみようかな」という出来心のような思いが、無意識のうちに気づきを求めている深い願いから来ていることもあります

 

 

 

占いのことばが結果として提供しているのは、わかりきった理屈や日々の感覚とは違うものでありながら、だからこそ、わたしたちの深いところに響く何かです。

 

 

「叩け、さらば開かれん」と言われるように、まず叩いてみないことにはドアは開きません。

 

自分の目で見える、自分がいま知っているよりも、もっと大きなことが起こっているのではないかという直感があなたを占いに導くとき、その道は新しい「気づき」に向かっているのではないでしょうか。

 

 

自分をもっと知りたいという切望や、この先どうなるかという不安、こんなはずじゃなかったのにという焦りといった切実なものから、

「ちょっと占ってみよう」の「出来心」まで、

入り口は人それぞれでしょう。

 

占いに出かけるきっかけはそれでいいのです。

 

 

ただお迎えする占い師としては、ご相談者の方になんらかの「答え」をご提案しなければなりません。

そこでわたしは、まず「質問(いまの状況や知りたいこと)」をクリアにしていただくためのメニューもご用意しています。

占いに行きたいけれど、質問を絞りきれないという方に向けたメニューです。

 

 

占いの準備運動で占いへの導入をスムーズに▶️キオクノモリセッション

 

 

当たる当たらないより、大きなスケールで捉えてみる

 

 

以前も、「時間差で『当たる』占いのことば」という記事を書きました。

占いはわたしたちの理屈や日常的な感覚を超えたスケールでものごとを捉える方法です。

その技法を使うことにより占い師のことばは「当たる」のですが、わたしが占いでご提供したいのは当たる当たらないを超えて、自分が当たり前と思っている枠の外側からものごとを見る新しい視点です。

 

 

たとえば鳥の視点から俯瞰すると、ナスカの地上絵に描かれているモチーフがようやく判明するような……そんな体験をご提供しています。

 

その絵のなかに「当たる」も含まれていますが、それよりも大きな自己への「気づき」が起こるようなセッションをわたしは心がけています。

 

 

自分を外側から眺めてみることで、この先を見据え、未来を向いて生きていくための補助線が引けるのではないでしょうか(^^)

 

 

 

次回は運命について書きますね、どうぞお楽しみに。

 

 

第三の眼代々木店、8月のスケジュール

 

 

8月21日(水)

 

 

(お盆前までお休みをいただいております。

後半にご希望の日時がありましたら、代々木店のスケジュールをご覧の上、担当占い師のいない日から選んでご希望をお知らせくださいませ)

 

 

 

 

お問い合わせ、ご予約お待ちしております

 

 

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