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2024/07/11

占われるコンディションを整える準備運動

こんにちは。第三の眼代々木店の西洋占星術師、タロティストの藤井まほです。

 

わたしのご提供しているメニューはあまり一般的ではないせいか、「興味があるけれど、どんなセッションなんですか?」とご質問をいただくことが多いので、ちょっと反省しています。ブログにはときどき書いていますが、必ずそれをご覧いただくわけではないですものね。

というわけで、折に触れて少しずつ藤井まほの占いについて書いてみようと思っています。が、その前に……

7月から8月のスケジュールについて

本題に入る前にお休みのお知らせがあります。

代々木店での鑑定は都合により、7月31日から8月10日までお休みをいただきます
7月の鑑定は13日(土)と17日(水)のみになりますのでご注意くださいませ。
8月はいまのところ21日(水)が担当日となっていますが、それに加えてあと1日か2日、臨時で入れたらいいなと思っています。
決まり次第お知らせしますね!

 

カードを見て自分で選ぶ→星読みセッション

 

で、藤井まほの占い。今日は、ご好評いただいているオリジナル・メニュー「キオクノモリセッション」についてです。
占い全般がそうなのですが、キオクノモリセッションはとりわけ「自分自身を知る」のに適しています。

一つには、カードの絵を見てご相談者ご自身に選んでいただくから。
このセッションに使う「記憶の森カード」は伝統的なタロットではないところから、いわゆるオラクルカード(1枚ごとにオラクル=神託のようなメッセージがついているカード)のように思われているかもしれません。でも、メッセージはついていないし、女神や天使は描かれていません。

クロスの上に並んだカードのなかからご自分で気になる絵柄のものを選ぶので、どこかから降ってきた「オラクル(神託)」というよりは、現在のご自分にとって何らかの「つながり」を感じられるカードがセッションの出発点になるのです。

 

 

もう一つの理由は、このセッションが二つのパートに分かれていることと関係しているのではないかと思います。
第一部では記憶の森カードから、気になるカードを選んでいただき、そのカードとご自身とのつながりを話していただきます。「占いの前菜、準備運動」と呼ぶパートです。
次の第二部いわゆる星読み、「占いのメインディッシュ」です。

 

第二部では第一部でお話しいただいたこと、セッションを通じて気づかれた「質問(本当に知りたいこと)」を、ホロスコープから読み解いていきます。

 

準備運動をして占いが「当たる」状態に持っていく

 

占いが当たるとき、占いが力を与えてくれるときの人の心身は、「占いのことばがすっと入ってくる」状態になっているような気がします。リラックスして、前のめりにも内向きにもなっていない状態。

でも、テーブルについてすぐにそういう状態になれるかというと、自分の経験を振り返ってもちょっと難しいのではないかと思うのです。わたし自身、占ってもらおうというときは頭のなかにあれやこれやあって、整理がついていないことも多いですから。

 

そんなとき、占いの「準備運動」として記憶の森カードに触れていただこうというのがこちらのメニューです。
記憶の森には、かわいかったり、ちょっとホラーだったり、深遠だったり、クスッと笑えたりするカードがいろいろ集まっています。

 

敢えて「キオク」とカタカナにしているのは、カードに描かれている抽象的な思いや考え、体験にフォーカスしてみてくださいね、という思いからです。

「記憶」というと何かを思い出さなければならない気がするかも。思い出したくないほどイヤだった経験やトラウマについて語らなければならないように思われるかもしれませんが、「キオク」という表記には、誰かの記憶、知らない人の物語みたいな意味も込められているのです。

自分のことではないけれど、自分のどこかで引っかかっている物語として語ってもOK。そんな準備運動です。

 

カード自体が面白いので、そこから引き出されるお話も十人十色。とても抽象的なお話のこともありますし、具体的なお仕事のお話になっていくことも。

お申し込みのとき、あるいは鑑定の最初に話してくださったご相談内容とは違うテーマが浮かび上がってくることもあります。

 

さまざまなお話をしていただき、わたしからも質問させていただくなかで、ご相談者の方々は「占いによい」心身の状態になっていくような気がしています。

 

カードを選ぶことを純粋に楽しんで!

 

記憶の森カードを使わなくても、占いの時間内でやりとりするなかでご相談やご質問をより具体的にしていくことを「セッション」と呼ぶのですが。
記憶の森カードという具体的な「絵」を前にすると、心がほぐれるような印象があります。
このカードに漂う遊び心のなせるわざかなぁと思います。

カードの作者である画家の森本ナオコさんは「あそびトランプ堂」の代表です(オリジナル・タロットやトランプの制作に加えて、昨年からはタロットのイメージをモチーフにした肖像画を描く仕事もされています)。やっぱり「あそび」が大事
記憶の森カードを選ぶとき、ご相談者のみなさんはとても真剣なのと同時に、とても楽しそうなんですよ。
深刻さだけで向き合う前に、ちょこっと遊び心を入れてみる。

ふっと力が抜けると世界が違って見えてくることってありますよね?
キオクノモリセッションはそんなセッションです。

 

出生図(生年月日や出生時刻などのデータに基づくホロスコープ)とのセットのシンプルコース、出生図読み+ホラリー占星術(問いが生まれたときのホロスコープ)とセットのフルコース の二つのコースをご用意しています。
ご予約のみのメニューとなります。

 

キオクノモリセッション シンプルコース&フルコース

 

キオクノモリセッションについてのブログ記事
◉何を占いたいかがハッキリしないときに
(この記事を書いたときはまだ期間限定メニューでしたが現在は常時ご予約を受け付けています)

 

◉心の扉をカードが開くーー キオクノモリセッションのこと
(この記事を書いたときはまだ期間限定メニューでしたが現在は常時ご予約を受け付けています)

◉「占いの前菜」キオクノモリセッション、再開しました

 

7月~8月の藤井まほスケジュール

7月13日(土) 17日(水)
8月21日(水)

7月下旬からお盆の頃まで間があいてしまいますので、早めのご予約をおすすめいたします。
お問い合わせもどうぞお気軽に!
(8月の追加鑑定日は決まり次第お知らせします)

長めの占星術セッションは3日前までにご予約くださいませ。
ご予約期限を過ぎてしまったら、メールで空き枠をお問い合わせください
「ホラリーとタロット」「ご縁トリートメントシンプルコース」であれば、当日までご予約が可能です。

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