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2024/04/15

時間差で「当たる」占いのことば

こんにちは。第三の眼代々木店の西洋占星術師、タロティストの藤井まほです。

今日のテーマは『占いを活かして幸せに生きるには?』です。

占い師としては占いのことば(占断)をどう受け取っていただいてもいいのですが、ちょっとしたコツや考え方によって、それをより活用できるのではないかと思っているので、今日はそんなことを。

 

占いが当たる当たらないということがよく言われます。
占いは「当て物ではない」と明言するのはわたしの師匠で、彼に師事したわたしも同じように考えています。
もちろんこれは当たらなくてもいいという意味ではなく、占いについてはいろいろな考え方の占い師がいるわけで、これが唯一の正解とは思いませんが。

 

以前、VOGUE JAPANという雑誌のウェブ版で、「スピ偏差値の高い人」にスピリチュアルや占いの体験談をインタビューする記事を連載していたことがあります。
「スピ偏差値の高い人」というのは一般に言う「スピ好き」のなかでも場数(?)を踏んでこられて、ある意味スピリチュアルや占いに関して「グルメ」になった方たちです。

 

最初から直感でアヤシイものを避けられた人もいましたが、大部分の方はそれまでの経験によってスピや占いとうまく距離を取り、溺れたり依存したりしない自分軸を育ててこられたようでした。

 

その結果、その方たちは占いやスピに「当たる」ことだけでなく、より深い体験を求めるようになったのではないかということを取材を通じて感じました。

 

当たるかどうか、ドキドキするのは楽しみの一つ

 

わたし自身はもともと占いにあまり興味がないまま大人になったせいか、ほかの占い師の方に比べると「占われた」回数は極端に少ないのではないかと思います。
最初の2回くらいを除き、30代後半以降は占われるとき自分でも占いをある程度たしなんでいました(笑)。なので毎回占われるドキドキだけでなく、この方はこれをどのように読むのだろう?という興味と好奇心もあるんですね。
占われることは、占い師にとっていつも勉強なのです。

 

そんなわたしにとっても、占われるのは純粋に楽しいんです
当たっているかどうか、将来当たるかどうかというのはその楽しみの一部なので、わたしは占いにはエンタテインメント的な側面もあると思っています。
どんなに思い詰めていて、深刻なテーマで占っていただくのであっても、どこかに楽しみや軽さ、そして面白さがないとわたしにはちょっと物足りないのです。
一方占い師としては、お客さまがどんなに深刻な相談に来られたとしても、なにがしか腑に落ちて、いらっしゃる前よりはいくぶん心が軽くなって帰っていただくようなセッションをこころがけています。

 

占いが「当たる」ってどういうこと?

 

ただ、わたしが思うに、占いは当てようとしなくても当たるもの。
星の配置やタロットカードの象徴するところを言語化しているだけなので、リピーターの方に「この間まほさんに言われたことが当たりました」と言われると、「うわーそうなんですね! よかったですー」とバカみたいにニコニコしてることが多いかもしれません笑。
(なぜ「当たる」のかという占いの仕組みについてはいろいろな方が書かれていますし、機会があれば自分なりの考察も書いてみたいと思うのですが、今日は本題から外れるので割愛します)

 

 

先日、リピーターの方がご来店され、

 

前回のセッションのときに言われてもピンと来なかったことが、その後あるシチュエーションで「藤井さんが言っていたのはこのことだった!」とわかったんです、

 

と教えてくださいました。
セッションから2ヵ月以上も経っていたのに、わたしの言ったことを覚えていらしたというだけでもありがたいことです(^^)

 

占うことの一つの意義は、チャンスが来たら見逃さないように前情報を得ておくことでしょう。
セッション=占いの現場でのことばはその時点で響かないこともありますが、後日「それ」が起こったとき、「あ、これだったのか!」とわかると、それをチャンスとして活かすこともできるのです。
即効性のある占いと、どちらかというと遅効タイプ(ゆっくり効く)の占いがあると言えるかもしれません。
今回ご来店されたリピーターの方は、あとからきたチャンスを捕らえ、みごとによい結果を出されたとのことでした。

 

そのときわからなくて、あとからジワることもある

 

わたし自身、20代で初めてセッションを受けた占星術師に「あなたはこういう人生」と言われた内容が腑に落ちたのは、40代に入ってからでした。
そもそも自分の「人生」にこういう傾向があるというのは、ある程度長いこと生きてみないとわからないものですしね!(^^)

 

そんなことを思い返すと、「いま」占われたことが「いま」当たっているかどうかにこだわると、取りこぼしてしまうものがあるかもしれません。
ちょっともったいないですよね。

 

占いのセッションは、自分の凝り固まった視点や姿勢をほぐすのに役立ちます。
タロットでも星読みでも、自分で占う「セルフリーディング」ができます。それは自分との対話を促してくれるもの。
一方、占い師とのセッションは自分を客観的に見たり、現状を俯瞰で見たりする新たな視点をもたらすでしょう。

 

生きていると、今までの自分がバラバラになったように感じられることもありますよね。
今は過去と地続きのはずなのに、なんだかモヤモヤしていて地面も時間もうまく把握できなくなっている。先の見通しも立たない。
そんなときに、占いは自分の現在地、ここへ来るまでの道、そしてその道がどこへ続いているのかを見せてくれます。

 

いままで暗い足元しか視界に入らなかったけれど、顔を上げれば青い空や白い雲が見えた!

 

わたしのご提供する占いで、そんな「幸せ」への一歩を発見していただけたらと願っています。

 

第三の眼代々木店 4月~5月の藤井まほ担当日

 

4月17日(水)、 5月1日(水)、 5月11日(土)、 5月15日(水)

 

長めの占星術セッションは3日前までにご予約くださいませ。
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「ホラリーとタロット」「ご縁トリートメントシンプルコース」であれば、当日までご予約が可能です。

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当たる占いと運命論『運命は決まっているのか、いないのか』

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