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2020/12/17

人生の旅の行き先 旧暦11月霜月の日蝕

こんにちは!第三の眼・代々木&オンラインのぐらはです。

12月15日皆既日食で新しい月を迎えました。
旧暦11月1日、霜月です。

旧暦では約1か月半ほどのズレで進んでいますね。
旧暦の師走は、次の新月の1月13日。山羊座24度。

さらに次の新月の2月12日が旧暦のお正月
水瓶座24度の新月で迎えます。

 

霜月は仲冬にあたり、冬も本番の寒さです。
「冬至」は、”陰極まりて陽に転ず”、つまり「福来る」
「陽気」がリターンする重要な節目の月にあたります。
太陽はだんだんと高度を上げ、日が長くなっていきます。

「冬至」は、新しく再生復活を祝う日なのです。
そして次の「春分」に向けて準備していく時に入ります。

 

とはいえ2020、誰にとっても異例尽くしの激変の年となりました。
簡単に結論をだすこともできず、元にも戻れません。
まもなく2021へ突入です。いったいこれからどのようになっていくのでしょう?

 

この日蝕は、歴史的な大きな分岐点となります。

新しい時代への幕開け、新旧の入れ替わりをはっきりと示しています。

「皆既日蝕」、「冬至」、「木星と土星のサイン移動」
「グレートコンジャンクション(木星と土星の会合)」
重要なイベントが重なります。

 

去る6月21日も「金環日食」に「夏至」が重なりました。
年に2回ある日蝕は対になって、歴史的なストーリーを大展開させています。

 

日蝕は月が太陽の光を遮り、地上が「闇」に包まれるという現象です。
これは地上の生き物たちにとって異常事態です。
神話では不吉な現象としてそのパニックが語られています。

ノードという地球の生命にとって重要な結び目から、
これまでとは異なるエネルギーが吹き込まれ、物語の明暗が変わるのです。

ですからどうぞ、ご注目ください。
これまで順調だったものが転落し、逆に不運だったものが好調になる
といった逆転も起こりうるのです。

 

宇宙が仕組んだ壮大なドラマが展開しています。
今年の展開には圧倒されます!
もっと目を覚まして、このドラマの進行についていかなければなりません。

これからのストーリー展開を読み解きながら、
私たちひとりひとりが、何をすべきなのかを見出していくでしょう。

闇を見通す目を持つ必要があります。
徐々に世界を見る目が変わるでしょう。
やがて新たな光に照らされ、真実が明らかになっていくでしょう。

2020年の2回の日蝕の影響は決定的なものであり、
少なくともこれから約1年半ほど影響が続くでしょう。

 

木星と土星が水瓶座に移動します。

サイン移動は、社会の発展テーマと秩序のルールが変わることを意味します。
社会の方向性が変われば、私たちの働き方も生活も変わります

 

これまでの、土のサインである山羊座は、
現実の社会における計画の実行であり、野望の実現であり、完成です。
同時にそれらの崩壊であり、新しい未来への踏み台です。

風のサインである水瓶座の木星と土星が進めるテーマは
間違いなく未来的で、これまでの前例を覆すようなものになるでしょう。

水瓶座の支配星は天王星です。
あらゆる領域で革新的な変化が進むでしょう。

 

この日蝕は、射手座24度で起きました。

火の柔軟サインである射手座は、冒険と精神の自由を愛する旅人たちの世界です。
12サインのなかでもっともオープンで広く、遠い世界へと
精神を拡張し、新しい世界への飛躍を試みるのです。

ハイテンションで開かれた精神をあらわす射手座は、
高度な精神力によって、善悪の判断や倫理、学問、哲学、思想を生み出します
社会における高等な精神的ポジションを追求します。

向上心を持ってレベルアップしていく時です。

新しい分野にチャレンジしたり、自分の考えや情報を積極的に公開し、
広める活動を開始したり、海外へと活躍の場を広げたりなど、。

国際情勢に関係する射手座です。
海外の動向は見逃せないでしょう。

 

あなたの精神の自由、あなたの考えや哲学が、
何を求めどこへ行こうとしているのか、
それが人生の旅の行く先を決めます。その行き先を確認しましょう。
旅のプランが大きく変わるかもしれません。

 

日蝕に水星、海王星、火星の3つの天体がアスペクトします。

水星とコンジャンクション、海王星とスクエア、火星はトラインです。
ノード軸は双子座と射手座です。

 

コンジャンクションする射手座の水星は、
もう黙ることなく、自らの考えを表明し、情報を公開することです。

国際レベルで、さまざまな情報や議論がかわされ、
世界に広く周知する狙いがありますが、ノードや海王星の影響により、
その内容の真偽もさることながら、物事の展開も二転三転するでしょう。

世界が大混迷。大論争の波紋が広がります。
その情報が命運を分け、世界の動向を決めます。情報戦です。
国際レベルの大規模な情報漏洩などリークが相次ぐでしょう。

たくさんのウォッチャー(監視者)やスピーカー(発言者)がいるため
嘘は見破られるでしょう。

つまり嘘はばれ、嘘つきは処分されるでしょう。
社会の大浄化、大掃除が始まったとみてよいでしょう。

 

情報に注意してください。
11月30日の月食の流れを決定的にするものです。
どうぞ垂れ流される情報はそのまま鵜呑みしませんように。

真実はどこに? 旧暦10月神無月の満月

海王星の象意は、社会において不穏な出来事を示します。

不正、スキャンダル、収賄、詐欺、諜報活動、暗殺、
虚偽、混乱、犠牲、漏洩、ハニートラップなど様々な罠・・・。

トランプ大統領のことば、
「泥の水を抜く!Drain the swmp!」が象徴するように、
これまで隠されてきた、見えなかった不正や疑惑が暴かれるでしょう。

それによって処分される者と、
救済されるの者とがいるでしょう。

 

また世界的な規模で、人の移動や消失が起きることを意味するでしょう。
亡命や逃亡、避難などの移動がおきるでしょう。

海王星は自然災害や感染症にも関連しますから、
安全の確保や避難などの移動の必要が出てくるでしょう。

 

正々堂々と公的な場の戦いに勝算あり

今年6月下旬より長期滞在していた牡羊座の火星は、
もっともパワフルな状態に返り咲いて、日蝕とトラインを形成しました。

正々堂々たる、不屈の精神力を発揮します。
絶対に負けない。あきらめません。
その戦い方は、公式な場における正義の戦いです。

射手座の水星とタイトなトラインをつくります。
熱のあるその主張は強い説得力があります。

正義の主張は集団的なムーブメントへと高揚しています。
今後この好戦的パワーはエスカレートしていきます。

 

冥王星や土星、木星と山羊座の大型天体たちと
ハードアスペクトを通過するときは再び注意が必要です。
戦闘やかつての暴動が再発する懸念もあります。

その強気を正義のために、行動する勇気に使ってください。

 

射手座24度のサビアンシンボルは、
「家のドアにとまっている青い鳥」

「青い鳥」は新しいビジョンを象徴します。
それは未来の啓示です。

ここは、長い旅路の末に獲得された土地に建てられた新しい家です。

「青い鳥」はこの家の看板鳥。はたまた招き猫のような存在。
見張り番のようであり、この新しいハウスを象徴しているのです。

素晴らしい我が家にどうぞとばかり、
来るもの拒まず、訪れる人を招き入れてくれます。

射手座が示すこの家は小さな家ではありません。
オープンハウス、公的なホームです。
ゲストルームもたくさん用意されてあり、
新天地を追い求めて旅をしてきた多くの人を受け入れてくれるでしょう。
ここは精神の自由を愛する者たちのための理想のホームです。

 

射手座のもっともオープンで柔軟なスタンスを示すシンボルです。
異なるものを排除せず、興味と尊敬をもって理解を示します。

文化人類学などのフィールドワークに適するシンボルです。

世界のさまざまな文化や民族、その世界を知ることで、
世界の広さと不思議さと、夢と冒険心を刺激するでしょう。

自分の足で移動し、体で体験した先に獲得された世界です。
実際に、移住など移動をすることも意味するでしょう。

 

この日蝕をさかいに、精神の本性に従い、
人生の旅の行き先が、自ずとはっきりとしていくでしょう。

けれども、慌てる必要はありません。
今は、目の前の闇を見る視力を養う必要がありますから、。

やがてやってくる新しい世界への好奇心と
心を開いて受け入れる勇気を持つことが、その準備となるでしょう。

 

KOYOMI*旧暦霜月・仲冬の日蝕~満月

12月
15日(火) ●皆既日食 旧暦11月1日
17日(木) 土星が水瓶座に入る
19日(土) 木星が水瓶座に入る
20日(日) 太陽と水星,コンジャンクション
21日(月) 冬至 太陽山羊座に入る
22日(火) 上弦/グレートコンジャンクション(土星と木星の会合)
23日(水) 火星と冥王星, スクエア
24日(木) クリスマスイブ
25日(金) クリスマス
28日(月) 太陽と天王星, トライン
30日(水) ○満月 旧暦11月16日/晦日
31日(木) 大晦日
2021年1月
01日(金) 2021年元旦

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