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2018/07/22
お金とのつきあい方のヒントを金星から得る
こんにちは。第三の眼・大阪&オンラインの心理占星家 kyokoです。
8月のブログテーマは『お金とのつきあい方』ですね。
お金との付き合い方を、占星術師の視点で考えてみます。
あらゆる「経験」が「財産」になる
意外かもしれませんが、私は簿記3級を持っています。造園コンサルタントに勤めていたとき、決算書をつくって入札書類をつくりお役所に提出する係も兼任していました。そのために簿記三級もとったのです。
小さな会社は、ひとりの人間が、あらゆる仕事を担当せざるをえません。あの頃は「何で私が」と不平に思いつつやってましたが、自営となった今、会社員の頃、嫌々ながら取り組んだすべての経験が役に立っていて「経験は財産」だと感じます。決算書を理解できるというだけでも、大きな力となっています。経理だけでなく、あらゆる管理的な仕事を経験したことが、今、役に立っています。自営業は、お金を含む、事業すべてを自ら管理する必要がありますので。
占星術の世界では、財産や収入は2ハウスと関連づけられています。が、財産はお金だけに限定されるものではないと私は考えます。むしろ、経験こそは失われることのない財産だと思います。
お金の流れはプロジェクトの血流
プロジェクトや組織のありようは、お金の流れを見ることで概観できます。
利益が出ないと組織やビジネスは存続できないです。仕事を請け負う際には、利益が生み出せるよう見積もり、交渉します。そして計画は完成したら終わりでなく、メンテナンス維持費まで考えて立てる必要があります。プロジェクト、家計、決算など…お金の流れを追いかけることで、はじめて見えてくるものがあります。
全体像(現実)を把握し、プロジェクトの健康度をはかるために、お金の流れをチェックすることは、必要不可欠です。
金星とお金の関係
お金のナチュラルルーラーである金星は、医療占星術では『身体機能のバランス』や『静脈と静脈血の循環』などを支配します。
実は…決算で作成する『貸借対照表』の別名は『バランス・シート』。
金星は、収支のバランス(ホメオスタシス)を保つことが、経済的な健康を保つ指標になるからチェックして!と教えてくれている気がします。
価値観が「お金との付き合い方」に反映される
とは言え、私は経理は苦手分野で、後回しにしがちです。
私が経理作業を後回しにしたがる深層心理には、「現実と向き合いたくない」「結果はどうあれ、突き進みたい」「今、取り組んでいることに集中したい」「邪魔されたくない」という意識が働いているように思います。
私には結果がどうあろうと(儲けがあるなしにかかわらず)自分が大切だと思うこと(自分の価値観)は、譲らない、やめない、といった気質があるのです。
そう! 金星は、その人の価値観をあらわす天体でもあるのです。その人の価値観が、お金との付き合い方に、反映されるのです。
私の場合、金星が2ハウスの支配星でもあるので、金星の影響が、より強く金銭感覚に出るようです。
獅子座でノーアスペクトの金星
突き進む勢い、集中している状態に、燃え上がる情熱に、水を差されたくないから、1年に1度だけ、全体像をチェックする(必要にせまられて)という習慣ができあがってしまっているのでしょう。
これは私の2ハウス(収入に関係)のルーラーであり金銭のナチュラルルーラーでもある金星が獅子座でノーアスペクトであることと関係しているでしょう。
ノーアスペクトは、やるときはとことんやる、やらないときは、とことんやらない、という傾向にもなります。突出した働きをするまで育て上げることもできれば、まったく使い物にならないレベルのまま放置されることもあるのです。
そして活性化しているノーアスペクトほど「自分流」になります。外部からの管理を受け付けたがりません。まさに、税理士泣かせです。
逆転の視点で見れば、ノーアスの金星だから、不安定な「自営業」に適応できるのかもしれません。お金が入ってくるときは入ってくるし、入ってこないときは、全然、入ってこないのが自営業ですから。
経験値×天性=その人ならではのお金の付き合い方
そんな大雑把な私でも、最終的に収支のバランスがとれるのは、過去に経理作業にみっちり向き合った経験があるからでしょう。細かい計算をせずとも、だいたい「つかめる」のです。違和感を感じたところをチェックすれば、税理士さんの間違いも見つけてしまう、ほどです(笑)
自分でもお金に疎いのか、そうでないのか、よくわからないところがある…。
そんなノーアス金星・獅子座…。火のサインならではの「野生の勘」でしょうか。
実は密かに金星と土星は135度でもあります。決算などは、いつもギリギリ提出期限に間に合います(ルールは守れる)
自分の価値観と喜びに基づき収支のバランスをとる
2ハウスや金星だけでお金について考えるのは、かなり単純化した見方であり、ほかにも様々チェックするポイントはあります。が、1記事にまとめるために、要点として伝えさせていただきました。
すべては他の要素との相互作用で成り立っています。ホロスコープは千差万別。ひとつとして同じものはありません。
ゆえに、お金とのつきあい方も、その人ならではのものがあって当たり前です。
私自身、お金との付き合い方を振り返ってみて、私はお金の達人ではないけれども、これが私らしさかもしれないな、と思いました。
自分の価値観を反映した『お金の美しい流れを作る』ことを意識しよう
だとしても金星が示す象意(収支のバランスをとり、恒常性を保とうとすること)が、経済的健康度をはかる普遍的なカギであることは間違いありません。
お金の「美しい流れをつくる」ことを意識するとよいかもしれません。何をもって美しいとするか、に、その人の価値観が反映されます。もちろん「ダムに溜め込む」ことも、いつかは放流するために必要です。
誰かの、ではなく、自分自身の価値観と喜びに基づいた収支バランスをとっていきたいですね。それが「私らしい」と感じられる、お金とのつきあい方につながっていくのでしょう。
パーソナルなお金との付き合い方を掘り下げたい方は
天職プロファイリングメニューで、一緒に考えてみましょう^^
ご予約時に、ご希望をお知らせください。
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