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2018/06/21

「やりたいことは自分で設定する」双子座の新月から、夏至へ。

先日、6月14日に双子座で新月を迎えました。
2018年も1年の半分が過ぎようとしていますが、
太陽運行を示す「ニ至ニ分」の節目においては、

6月21日夏至を迎えます。

春分から牡羊座がスタートし、夏至蟹座に入ると、
1年の4分の1を経過したことになります。

そうです、あわてることないですね。

 

6月のブログテーマは、
「ときには人生全体を俯瞰して考えてみましょう」です。

ちょっとスケールダウンするんですが、
1年間の今後の流れを俯瞰的に構想するタイミングとして、
この新月から次の新月まではとてもよい期間と言えそうです。

1年の起承転結である、春分、夏至、秋分、冬至。
目安にすべき、4つの重要なターニングポイントです。

 

俯瞰といっても「夏至」は蟹座の始まりで、
4ハウス(IC)に当たり、日常の生活空間、足元と言える場所です。
日々の感情や心がある、もっとも低く深い場所です。

「秋分」は成果と評価のタイミング。
これ以降は出会いの化学変化が生じてくる。
「冬至」は実績と結論があらわれる。
そしてさらなるステップへと「次の春分」へ向け模索していく。

大枠のスケジュールを目安として、
今現在の足元から、心からの実感から、
この1年のプランを想定する。

 

「一切唯心造」

仏教のことばですが、真理ですね。

すべては自分の心がつくる。
目の前に現れる現実はすべて自分で招いている。

ならば、望む現実を自分の心の内で設定すべきですね。

 

今月の新月である双子座の性質は、
好奇心の赴くまま外に刺激を求め、興味あること、面白いことを追っかけます。
知的活動が活発で、もっとスキルを身につけたいと努力できる時でもあります。
コミュニケーションや交流も活発で情報通にもなります。
しかし気がつくと、忙しく落ち着きのない状態に陥っていてストレスを感じやすい

柔軟の風のサインです。意識が分散しやすいのですね。

双子座の最後の方では、さまざまな知的活動や情報の
優先順位を決め、無駄を削ぎ落していくプロセスを進みます。

 

新月の度数は23度。サビアンシンボルは
「木の高いところにある巣の中の3羽のヒナ」です。

23度はそのサインの成熟した能力を示す度数ですが、
「巣」や「ヒナ」は実に蟹座的なワードです。

「巣」は鳥にとっての子育ての家です。
「ヒナ」は大切に育てたい我が子です。
「木」という頼れる構造にそれはあり、
外敵から守るために親鳥が高いところに作ったわけです。
「3」は成長力を示します。

ここには育てたい未来があり、
可能性を育む環境があります。

 

「やりたいことは自分で設定するもの」

多くのクリエイターたちから聞かれることばです。

言い訳のない潔さがありますね。
自分で見極め、自分で設定するのですね。

自分の得意は?
自分の実力ってどのくらい?
家族や身近な仲間のために役立つことは?

個人の興味や競争心で身につけた利己的な努力が、
他者や社会の利益を考えるといった、利他的なものへと変わっていきます。

知性を真の意味で自分の人生に役立てるプロセスを
示すいいシンボルだと思います。

 

今回は、日の出の新月でした。
しかも他天体とアスペクトをもたない。

今後の方向を決めるのは、自分の努力と行動次第であるという
自覚を持ちやすく、マイウェイ路線ですね。
さらに支配星の水星は土星とオポジションです。
責任を実感しています。

 

ということで、次の蟹座の新月(7月13日)まで、
自分にとって大切なことの的を絞って
どういう成果を手にしたいのかをなるべく具体的に設定してみる。

もっとも低い所から発想することは、
生活実感に基づいた構想です。

どんな大きなプロジェクトや事業も、
その発端は身近な問題から生じるものです。

そして、それは心から願ったからにほかなりません。

 

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