ホロスコープ鑑定の魅力を占い師が語り合う ~西洋占星術の効果的な活用法~

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もくじ

星占いではない、本物かつ本格的な西洋占星術とは?

第三の眼の占い師達が『ホロスコープの魅力』を語り合いました!

第三の眼でホロスコープ鑑定(対面&オンライン)を提供している占い師

 

 

ホロスコープ鑑定の魅力:西洋占星術の効果的な活用法

 

星占いではない、本物かつ本格的な西洋占星術とは?

まず『真の西洋占星術とは何か?』についてお伝えします

 

12星座占いは、エンタテイメント

世の中には様々な占術がありますが、西洋占星術は[星占い]としてはポピュラーな占術です。

テレビや雑誌で12星座占いを見ない日はありません。

でも実は、太陽が入っている12星座のみで観る12星座占いは、非常に簡略化された占いなのです。

実際、人間は12タイプ分類だけで語りつくせないものがありますよね!

 

◆一般的な12サインのイメージ

 

12星座のイメージ

 

牡羊座=♈、牡牛座=♉、双子座=♊、蟹座=♋、獅子座=♌、乙女座=♍

天秤座=♎、蠍座=♏、射手座=♐、山羊座=♑、水瓶座=♒、魚座=♓

 

本来のホロスコープ上には、太陽系10天体が描かれている

本来のホロスコープは、生年月日だけでなく、正確な出生時刻、出生地を含めた出生データを必用とします。

そして、太陽星座だけで見るのではなく、

太陽系の10天体(太陽・水星・金星・火星・木星・土星・天王星・海王星・冥王星)や

その他の感受点、人によっては小惑星や恒星を含めたホロスコープを作成して

各天体が入っている星座とその度数やハウス、天体間のアスペクト(角度)などを見ていきます。

(※伝統占星術師は、肉眼では見えない天王星以降の天体を使わない)

 

◆本来のホロスコープ

2024年7月6日新月図

 

本来のホロスコープなら、双生児でも同じホロスコープにならない

ホロスコープは地上から見た、空の星たちの配置を平面上に描いたもの。

時間は何時何分か、地球上のどこにいるかによって、天空に見える星の配置に違いが生まれます。

出生図(ネイタルチャート)を作成するために、生年月日だけでなく

出生時刻や出生地(緯度経度)が必要なのはそういう理由です。

 

正確な出生時刻、生まれた場所の緯度経度まで考慮したホロスコープは世界で唯一無二のもの。

たとえ双生児であっても、出生時刻は必ず数分ずれますので、ホロコープに違いが出てくるのですよ!

 

 

星の配置と森羅万象との関係を研究する西洋占星術

 

ホロスコープは個人だけを対象にしていません。

組織図(会社や国家など)、イベント図、相性図、ホラリーチャート(質問が生まれた瞬間)

などなど…ホロスコープは様々なテーマに対して作成することができます。

 

サイン(星座)を12に分割するだけでなく

各サインをさらに30分割して、1度1度の象意を探求するサビアン占星家もいます。

 

天体間の角度(アスペクト)を見るだけでなく

天体と天体の中点をヒットする天体の組み合わせを分析するミッドポイント占星術(ハーフサム占星術)

 

ほかにも…

倍音の占星術とも称されるハーモニック占星術(調波占星術)

太陽系の天体だけでなく恒星も考慮に入れるパラン恒星占星術

地球からではなく太陽から見た天体の配置から分析するヘリオセントリック占星術

などなど….

 

森羅万象を読み解くことができる西洋占星術は非常に奥が深く

様々な技法をつかって、果てしなく追及していくことができます。

 

それぞれの専門分野を学問として一生をかけて追及していく占星家は

世界中に数多く存在し、占星術研究は日進月歩を続けているのです。

 

ホロスコープの解釈法は、占星術師によって異なる

 

さまざまなホロスコープ活用法はあれど

ホロスコープに描かれているのは[言葉]ではなく[象徴]です。

占星術師は[象徴]とその配置や関係性を解釈して、言語化していきます。

[象徴の解釈]あるいは[ホロスコープの解釈法]には様々な流派や理論があり、日々進化しています。

逆に[古い時代の占星術理論]を掘り起こして、それを堅持していく

[土星までしか使わない]占星家もいます。

そのため、同じホロスコープを見ても、どう解釈するかは占星家によって違ってくるわけですね。

 

第三の眼には、そんな奥深いホロスコープの世界に魅了された占星術家達が在籍しています。

そして、ホロスコープを使って、お客様の様々なご相談を承っております。

 

 

第三の眼の占い師達が『ホロスコープの魅力』を語り合いました!

ホロスコープには果てしない可能性が秘められていることが伝わったでしょうか?

そんな無限大の可能性を持つホロスコープを、どう現実的に活用していくか。

そこに各占星術家の個性や哲学が反映されていきます。

当店の占星術師たちに、ホロスコープをテーマに話し合ってもらいました。

 

ホロスコープ鑑定の魅力を語り合う座談会

 

座談会に参加した占星術師(五十音順)

 

 

ホロスコープ(西洋占星術)鑑定の魅力

あらためて、西洋占星術やホロスコープ鑑定の魅力って、どんなところにあるんでしょうね?

 

佳純(代々木店)

まず、ホロスコープの唯一無二性、同じものがひとつとしてないところでしょうか。

さらに、1回1回のセッションがすべて違うんですよね。

それが楽しく、長くやっていても飽きはこない。

私が最初にホロスコープを作成したのが小学生の頃、と占星術歴は長いですが、それでも飽きないですね。

ホロスコープを使ってお客様の人生を俯瞰していくと、お客様が「はっと気づく」瞬間があるんですね。

ホロスコープ鑑定には、そんな気付きと変化に立ち会える面白さがあります。

 

夕雅(函館&オンライン店)

予約のお客様の場合、事前のホロスコープ分析で大体の予測は立てられるので、

初対面でも、スムーズに本題に入っていくことができる。

この、とても効率的なところに魅力を感じますね。

その分、お悩み対応に時間を多く取ることができます。

 

コンサルテーションは、事前に予測した事を、お客様に確認しながら進めます。

相談者が必要以上に苦手意識を持っている事や、気づいていない才能などがあれば、

それについて話し合うこともでき、一気に相手との距離も近づいていきます。

ホロスコープを使うと、物事を客観的に提示できるので

相談者も、これまでのご自分と少し距離を置いて、ご自身を見つめることができるのでは、と思います。

自分を俯瞰するのは、なかなか難しいものですが

ホロスコープを使うと、自分を俯瞰で見ることができるのも、大きな魅力だと思いますね。

 

藤井まほ 代々木店

私は人をインタビューして記事を書く仕事もしているので

インタビューと比較してお話させていただくと

  • インタビューは相手が既に持っている言葉を聞く
  • 占星術は、その人がセッション前は持っていなかった言葉が引き出される

という違いがありますね。

お客様が相談事としてお持ちいただく内容は「本来知りたいこと」とは限らないのですが

ホロスコープがあれば、占星家は「本来」がわかるので効率的に話し合いが進みます。

そういう意味では、ホロスコープ鑑定は、お話を進めるために、お客様にとっても負担が少ないですね。

 

 

Kyoko(大阪&オンライン支部)

インタビューとホロスコープ鑑定の違いは

心理カウンセリングとホロスコープ鑑定の違いとも似てますね。

前置きなしに本質に入っていけるのがホロスコープ鑑定。

 

 

あさぎ真那(代々木店&オンライン支部)

カウンセリングとの違いは、話を聞いてるだけではなくて、

先を見せてあげられることだと思うんですよ。

打開策、未来の光をみせてあげられるというのが、

占星術セッションとカウンセリングの違うところかなと。

その場で、その人が受け入れられなかったとしても、お持ち帰りいただける。

課題として持ち帰っていただいて、その後、どうするかはその人次第なんですけどね。

 

 

藤井まほ 代々木店

ただ、「当てて下さい」「叱ってください」「考えうる最悪のことを言ってください」とか

お客様が占いに持っているイメージみたいなものと

私のホロスコープ鑑定スタイルとの齟齬があると

軌道修正が必要になることもあるんです(笑)

占いは結果として「当たる」にしても、わたし自身は当てようと意識していないので。

 

あさぎ真那(代々木店&オンライン支部)

私も、お客様が「当たる!?当たらない!?」と叫びながら

いきなりブースに入ってきたことがあります。

「いや、ちょっとそういうのは…」とご遠慮いただきましたが(笑)

 

また、セッション中に「結婚されてますか?」とお伺いしたら

「え~~っ!わかんないのお~!?」って言われて

「わからないです」って答えたこともあります(笑)

Kyoko(大阪&オンライン支部)

確かに、ホロスコープだけを見ても、その方が女性か男性か

既婚か未婚か卒婚か、存命か故人か

動物なのか国家のチャートなのか、わかりませんよね(笑)

単純に「ある瞬間の太陽系の天体の配置を切り取ったもの」がホロスコープですから。

ただし、確実に、そのホロスコープの持ち主のエッセンスや、チャートのテーマのエッセンスが表示されている。

そのエッセンスを「今、現在、どう表現しているのか?」を確認するために

お客様の現実とホロスコープを突き合わせながら対話を進めます。

 

 

あさぎ真那(代々木店&オンライン支部)

私は占いが終わった後に

「占いって自分でわかってるようなことしか言われないんですね」

といわれたことがあります。

まあ、このお客様はご自分のことを、よくわかってらっしゃる方だと思うんですけど。

思ってもいないことを言われる、言ってもらえる

ご神託みたいなのが占いの一般的なイメージなんでしょうね。

特にテレビの影響とかで、そういう傾向があるんだろうなと。

 

でも、かならずしも、そういうお客様ばかりでなく

カウンセリング的なものを求められてる方もいます。

 

ホロスコープを読むというのは人生を読むようなもんだなとすごく思うんですよね。

そして、時間軸でみることができるというのが占星術の魅力だと思うんですね。

過去の点が今につながってきて、線になってみえるのが面白くて。

その人の人生が物語としてみえてくるのが、ホロスコープの醍醐味かなと思います。

人生という物語を垣間見させていただく、という感じですね。

 

セッションではカウンセリング的なこともします。

私のスタイルは、人にもよりますが、相手に話をしてもらう時間のほうが多いですね。

私は基本的に、一期一会と思ってセッションをしてます。

できれば切りのいいところで気持ちよく帰っていただき、

また来てくれれば嬉しいですけど、という形でやっています。

 

私はあまり人とべったりしたくないほうで、似たようなお客様が寄ってくるようです。

逆に、そんな親しくならないから、最初から結構重い話をしやすいというか

その場限りの関係だから、普段は誰にも話せないようなことを話しやすい

ということかもしれませんね。そういうタイプなんでしょうね。

 

 

伊藤スミレ(代々木店)

私も一回完結型を目指すタイプで、次に持ち越しは出来ないタイプ。

一回の鑑定で、必ず、すっきりしてもらおうと努力します。

 

ホロスコープの魅力は、見た瞬間、すべてがわかってしまうところですね。

性格、長所、ウィークポイント、仕事運、恋愛・結婚、全部わかってしまう。

全部わかってしまうからこそ、寄り添えるんだと思うんですね。

カウンセラーって、実は寄り添えないと思ってて。

 

私、カウンセラーの資格をもってるんですけど、

私は、そのカウンセリングの先生の共感のやり方が気に食わなかった(笑)

 

そのやり方じゃ、私は本音、しゃべりませんよ、みたいな。

私は、心理カウンセリングの対話法では、心閉ざしちゃったんですね。

 

「決めるのはあなたです」っていうゴールだと、なんだか話したくないんですよね。

突き放されたように聞こえてしまいます。

 

だけど、占いはズケズケ行けるんですよ。

あなたはこういう性格だからって。

ふつうなら触れられたくないところに触れることができる。

占いという免罪符をもって「あなたはそうよね」って言える。

そこがカウンセラーと違うところだと思うんですね。

 

当たっていれば「確かにそうです」と言わざるをえない。

自分を認められたことで初めて自己開示がはじまり、自分語りができるきっかけになる。

占いって、劇薬みたいな感じだと私は思うんですね。

 

「確かに」「本当にそうです」と思えた瞬間に、占い師や占いを信用できるんですよ。

これだけ当たるんだったら、全部話してしまおう、となれるのがホロスコープの力かなと思います。

 

恋愛の相性を観るときって、だいたい彼の生まれた時間は分からないんですよね。

それでも、ホロスコープを見れば、彼の性格とか、彼女とどこでぶつかっているのかはわかってくる。

なぜ、うまくいかないのかという物語は、タロットカードだけじゃわからない。

原因がはっきり書かれているのがホロスコープの強みかなと思いますね。

ホロスコープは、読みとれる情報量がものすごく多い。

全部教えてくれるので便利ですよね。

だから、タロットだけで占える人はすごいなと思います。

 

Kyoko(大阪&オンライン支部)

確かに、ホロスコープには、その方のエッセンスが象徴として描かれているので

その象徴を、占星術師が上手に言語化できたなら、お客様は「当たっている」と感じるでしょうね。

 

象徴を、どう読み解き、どう言語化できるかが、占星術師の力量。

だから、ホロスコープが語っているというより

実はスミレさんが、読み取る力量や、語る力量のある占星術師

今のお客様にフィットするお話ができる方なんだろうなと思います。

 

「当たる」とは何かを考えた時

通常は「自分で自覚していること」を指摘された時に「当たっている」と感じる。

 

けれども、ホロスコープを使うと、本人は無自覚な特徴や

まだ発揮できていない潜在的な可能性も読み解くことができる。

 

そんな未知の可能性を聞いて「ワクワク」したり

なんとなく思い当たる人もあれば、「当たってない」と感じる人もいる。

 

そのあたりは、年齢や自己認識力によって、変わってくる。

そこらへんも、お客様に認識していただけたらなと思いますね。

 

皆さんのお話をお伺いしてきて

ホロスコープから読み取れるものや、読み取り方

鑑定(セッション)のスタイルは、占い師によって違うことが伝わったのではないかと思います。

 

やっぱり事前に各占い師の哲学や鑑定スタンスをチェックしていただき

共感できる占い師のもとにご来店いただくのが、一番、良いのかなぁと思います。

当店の占い師たちは、プロフィールやブログでも

ホロスコープ鑑定のスタンスや哲学

悩んだり迷ったりした時にお役に立てるような考え方や情報を発信しています。

よろしければ、読んでみていただけたら嬉しいです。

 

 

ホロスコープの活用法

次に、占星術家の皆様が、どのようにホロスコープを活用しているのか教えてください。
ご自身の活用法は、お客様に提供するホロスコープ鑑定の内容にも反映していると思います。
お客様に『ホロスコープ鑑定をどんな風に活用していけるのか』を知っていただくことになると思います。

 

藤井まほ 代々木店

自分自身のために一番よく使うのは、ホラリー占星術ですね。

普段から、ホラリーで質問を立て、勉強がてら、それを読み解いています。

失せ物から何からすべてですね。

失せ物は結果が出やすく、検証しやすいんです。

 

私は、ホラリー占星術は半年専門コースでみっちり学んだ後

自分で洋書を読んだりして、学び続けているんですね。

 

その他は、最近、自分自身のホロスコープ上で

サターンリターン(土星回帰)、ジュピターリターン(木星回帰)があったので

リターン図は、学びなおして、よく見るようになりました。

 

その他は、長期的な時期表を見て計画する。

頑張り時か、そうじゃない時か見極めるという感じですね。

ここで無駄に頑張っても、これが来るから、

頑張るよりも、リラックスすることを重視しよう、とか。

 

新月図や満月図は読みますけども、普段は、それらよりも

トランジットやソーラーアークなど長期的な時期表を重視してるかな。

 

Kyoko(大阪&オンライン支部)

新月図や満月図は、万人が共有し、万人が影響を受けるチャートですが

プログレス、ソーラーアーク、トランジット、リターン図などは

出生図との兼ね合いで観る、その人独自のタイミング。

個人の出生データがなければ算出できないものです。

その人ならではのタイミングをお伝えしたいから

ホロスコープの個人セッションに来てほしいってことですよね!

 

全員

そうです、そうです!

 

 

あさぎ真那(代々木店&オンライン支部)

私が重要だと思ってるのは、過去のリフレーミングですかね。

リフレーミングで過去の出来事への解釈が全然変わってくるので。

 

それをふまえた上で

長期的に見て、いつこういう配置が来るってことがわかると

それに向けて、今、何を始めておこうか、などと、いつも考えています。

ある時期表示があったとして、それが来てから何か始めようとしてもちょっと遅い。

いわゆる運がいい時期というのがあるとして

それよりも、ちょっと早めに始めておかないと十分に結果は出ません。

 

運がいい時に『棚ぼた』がある人はあるのかもしれませんが、

多くの場合、それまでどれだけ自分が努力してきたかで

実際の現実の結果は変わってくると思うんです。

 

お客様にも何年か先を見て

「こういう感じの配置があるから、今のうちにこういうことを始めてみるのはいかがですか?」

みたいな提案はいつもしています。

 

夕雅(函館&オンライン支部)

私がホロスコープを自分のために使うのは、今後どうしていきたいか、という計画を立てる時ですね。

星の動きを書いておいた手帳を見ながら、今後の計画に役立てています。

 

家族から相談を受けた時もホロスコープを活用しています。

星の動きから見て、今年、重要な年にあたる家族がいるのですが、今まさに人生の節目を迎えています。

年初めにその話をしたときは、本人が健康問題を抱えていたので

そのことが関係していそうだねと話したのですが、病気を機にいろいろなことに気づいたそうです。

7か月経った今は、自分らしい人生に向かって行動を起こす時なんだ

という思いが強くなってきたようで、以前よりもずっと生き生きしています。

星の動きと本人の思いが連動しているのは明らかなので、見守り続けているところです。

 

 

Kyoko(大阪&オンライン支部)

家族の転機には、色々心配なことが起こりますが

ホロスコープがあれば、自分を含めた家族を俯瞰する視点が持てるということですね。

一般的には「病気」はネガティブにとらえられがちですが

夕雅さんがやっているティル式心理占星術では、物事を運不運、良い悪いで捉えないですからね。

転機の時期表示のキモは「病気」ではなく「自分らしい人生へ向かうきっかけ」と見立てられる(リフレーミング)。

もちろん、実際にそのようにできるかどうかは、本人次第ですが

そうできるような周囲のサポートがあるかないかは大きいですよね。

「病気が治ったら、元の生活に戻れ~」とプレッシャーをかけられるのと

見守られる、応援されるのでは、大きな違いが生まれると思います。

 

 

伊藤スミレ(代々木店)

個人的には、日蝕月蝕、惑星の逆行、プログレスの月、木星以降のトランジットを注意して見てますね。

私は日蝕月蝕や月の動きが、ものすごく左右するタイプなんです。

ASCにも月が乗っていて、しかも牡牛座に月というのもあり、月次第のところがあるんです。

プログレスの月[そのまま]の感情になったりします。

プログレスの月を見れば、今後、自分がどういう気持ちになるのか

どういうメンタル状態になるのか、想像がつく。

 

日々の月齢にも影響を受け

単純に満月はハイになって、新月のときに陰に入る、というのはあります。

 

 

Kyoko(大阪&オンライン支部)

月が人間の感情や生理にも、多かれ少なかれ影響しているのは確かで

それは、古来から、占星術をやってない方でも、わかりやすく実感があったことだと思います。

月の満ち欠けは、人間だけでなく、潮の満ち引きに代表される森羅万象に影響を与えていて

たとえばモノづくりする人に、新月満月を気ににしてる人は結構いらっしゃいますよね。

竹細工する人がおっしゃるには、新月にとった竹でないと、よい作品にならない。

新月に切った木だけでつくられたから、何百年も持つ歴史的な建造物になったのだ、とか。

農業でも、昔から月齢を考慮して農作業のタイミングを決めてきましたね。

旧暦では、新月を月の始まり(各月のついたち)としていましたから

昔の人のほうが、月の影響を敏感に感じやすかったかもしれません。

月は物理面だけでなく精神面にも影響を与えている。

私達占星術師は、身近でわかりやすい月の影響だけでなく

太陽系天体すべての森羅万象への影響を観察する人種なわけですね。

 

 

伊藤スミレ(代々木店)

あと、占星術を学ぶと、自分と異なるタイプの人への理解度が高まるので、人間に寛容になれますね。

それぞれ、長所短所があって、補い合いだなと思えるようになる。

 

人間関係で悩んでいるお客様、

仲良くしたいんだけど、うまくいかなくて困ってる、というお客様には、

相手の長所をお伝えしたりします。

 

佳純(代々木店)

私は、自分や家族の節目になる時期はあらかじめ、おさえておいて、人生の大まかな設計を立ててます。

例えば、ブログレス新月が近づいている時期は、

次のサイクルに持ち込むもの、持ち込まないものを整理して逆算して行動するようにしています。

 

それからこれは活用法というより、軽いお遊びですが、人と接していて

「この人は活動サインでTスクエアがありそう。世代的に冥王星天秤だし」

のように予測をたてて、あとから予想とあっているかチェックしています。

 

作家でも同じようなネイタルチャートのアスペクト配置の予想を立てて遊んでいます。

特定の作家の作品を何作も読んでいると、共通するテーマが浮かんできます。

例では、守り人シリーズの上橋奈緒子さんの作品を読んだ時、

現実世界と夢の世界を同時に歩く、というテーマが浮かび上がってきて

土星・海王星のアスペクト持ちかと予想を立てたことがあります。

答え合わせは土星海王星ドラゴンヘッドのTスクエア持ちでした。

ファンタジー作家にはありがちなアスペクトですけど、予想が合っているとうれしいですね。

 

 

ホロスコープ鑑定(セッション)の特徴

ホロスコープ鑑定は、どの占い師に受けても同じ、というわけではないですよね。
皆様のセッションの特徴をお伺いできればと思います。

 

夕雅(函館&オンライン支部)

私は、心理占星術家なので、自分の心と向き合って前に進みたい方のセッションが自然と多くなりますね。

心理占星術コンサルテーションは

現実を生きているご相談者のお話と、ホロスコープを照らし合わせながら、

これからをご一緒に考えていきましょう、という進め方なんです。

占うというよりも「分析されたものをどう感じ、動かしていきますか?」

というスタンスのコンサルテーションを心掛けています。

 

藤井まほ 代々木店

「言葉になりにくいものを言葉にしていく」ことがテーマです。

「言葉にする」ことが、納得につながる場合もあるし

やる気に火をつける場合もあるし、癒しになることもある。

 

私、昔は「癒し」という言葉が好きではなく、癒しをを強調していなかったんです。

けれども最近は「癒し」を私のほうから拒否する必要もないんだなと思えてきました。

 

ブログに書いてある「この1行が刺さりました」っていわれることがあります。

私は、それを狙って書いてるわけでもないし、どう刺さったかは説明できないのですが、

それはAIにはできないことで、そういうセッションをしてるということでしょうか。

 

「もやもやしているものを、すっきりさせていく」というのがキャッチフレーズですけども

それは「やったー、わかったー、理解した」っていうものじゃない。

 

お店に入ってきたときよりも、元気になって帰っていただくというのが

ざっくりした目標で、何をするかは2人で一緒に考えましょうか、という感じかな。

 

 

あさぎ真那(代々木店&オンライン支部)

その人が成長・変容できるような形で読むことを心がけています。

だって「運勢の良し悪し」だけで話をすると

「今、悪い時期ですね、ちゃんちゃん」みたいな感じで終わっちゃうじゃないですか。

何が良いか悪いかは、先になってみないとわからないわけですし、

一見悪く思えるような時期を未来にどう活かしていくかが肝心です。

 

ホロスコープを使えば先が見える。

今が未来にどうつながっているのかが見えれば、現状への解釈が変わってくる。

ご自分の状況や過去の見方が変わるようにお手伝いするのが私のセッションの特徴です。

 

 

伊藤スミレ(代々木店)

私のホロスコープ鑑定は、鑑定とかセッションというより[会話]ですね。

 

お客様が話しやすい雰囲気

お客様が自分の悩みを隠さないで話していただける雰囲気を考えています。

占い仲間からは、「聞きだすのがうまい」と言われます。

 

私は何か特別なことをしてるつもりはないんですけど

「話がおもしろい、ひきこまれる」とも言われます。

 

トータルでは楽しい時間を提供したいという思いがあります。

占いを終えたとき、楽しかった~って感じてもらいたい。

楽しい、希望がもてる、わくわく感を感じてもらいたいです。

時間が短くても長くても

今後のヒントになるメッセージがもらえた

と思ってもらえるように、お伝えしています。

 

予約のお客さまは、自分の問題点はわかってらっしゃるんです。

ただ、そこに急にふれるのではなく、順番にふれていく感じですね。

 

お客様が自分で自分のことを認める、理解していく。

そこに導いていく感じですかね。

 

お客様はもう答え持ってきてることが多いんですよ。

そのことを再確認して、背中を押してもらいに来られる。

 

その作業をなるべく楽しみながらしていく。

辛くならないように。私自身が叱られたくない派なんで。

私は、占い師に叱られたら、二度と行かないですよ。

だから、叱られたくないお客様が私のところにいらっしゃるんだと思います。

 

お客様が自分の話をしやすい雰囲気に持っていけるのが

長い時間(70分以上)のセッションですね。

自分の話というのは、漠然とした話ではなくて、具体的なエピソードです。

 

佳純(代々木店)

ホロスコープ鑑定は、どうしても限られた時間内で収める必要があるので

全体をざっとリーディングした後、いくつかある問題・テーマの中でも

手を付けやすいところを重点的にお伝えするようにしています。

時間のかかるテーマの場合は、それこそ取り組むのに何年も何十年もかかるからです。

 

また、チャートで読み取れる資質のうち

今の世の中で最大公約数的に受けの良いものを選んで

そこを強みとして推していく傾向もあります。

 

わかりやすく言えば、お金を稼ぐ資質には注目します。

現代では、稼げるとお悩みの半分くらいは解決しやすくなるからです。

自立していれば、自分で何とかできる範囲も広がります。

私のセッションの特徴は、「お客さんを強くする方へ誘導」でしょうね。

 

 

第三の眼でホロスコープ鑑定(対面&オンライン)を提供している占星術師

五十音順

 

西洋占星術とその他の占術を組み合わせて鑑定をしている占い師も多いです。
また、それぞれ、得意な相談分野を持っています。

ぜひ、プロフィールやメニューを見て、各占星術師の特徴をチェックして、
相性の良い占い師や、今の課題を得意としている占い師を見つけてくださいね。

 

ご予約の上のご来店をおすすめします

本格的なホロスコープ分析をするには時間がかかります。
そのため、本格的なホロスコープ鑑定は、ご予約専用メニューとなっている占星術師が多いです。
そう、各占星術家が、真に提供したいおすすめメニューは予約が必要なメニューなのです!
お早めにご予約をいただければ幸いです。

 

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ホロスコープ鑑定   Q & A

Q:正確な生まれ時間はどこで確認できますか?

A:母子手帳、へその緒の箱、出生証明書などで確認できます。

Q:生まれた時間が分からない場合は、ホロスコープ鑑定はできないのですか?

A:出生時刻が分からなくても、ホロスコープ鑑定はできますが、分析できる範囲が限られてきます。
そのため、出生時刻が分からない方向けに、各占星術師が対策をとっています。
ただし、メニューによっては、出生時刻が分かる方限定のものもございます。

Q:公式記録は紛失したのですが、家族の記憶で、だいたいの生まれ時間が分かります。そういう場合は、どうでしょうか?

A:正確な出生時刻が判明している場合よりも精度は落ちますが、出生時刻が全く分からない場合よりも、はるかに多くの情報を得ることができます。ただし、正確な出生時刻が分かる場合とは、異なる方法でホロスコープ分析をする占星術師が多いので、「出生時刻は公式記録ではなく家族の記憶です」と必ずお伝えください。

Q:生まれた時間を割り出す技術があると聞いたのですが

A:はい、生まれ時間を割り出す技術をレクティフィケーションと言います。
非常に高度な技術で、占星術師の労力も大きいですが、お客様ご自身のご協力も必要です。
具体的には、過去の重要なイベントと、そのタイミングについてリストアップしていただく作業が必須となります。

当店では、レクティフィケーションを夕雅(函館&オンライン)が承っており、鑑定と個人レッスンがあります。

ご興味のある方は、専用ページをご覧ください
☞ 夕雅のレクティフィケーション占星術